予算案、政府基金、約7.8兆円が「積み過ぎ」と立憲試算
少数与党になってよかった事が次々と出て来ている。
今まで、議論しようにも官僚の木で鼻をくくったような答弁や、自公が数の力で強行採決など、何一つ阻止できなかった。
が、自公が少数与党になったことで、国会でもきちんと議論ができるようになった。
しかも、政府の基金なんてほとんど知らなかったことが野党の手によって明るみに出て来て、それも何兆円も積み上がっているそうで。
>少数与党の国会 予算案に無駄?立憲民主は政府基金、約7.8兆円が「積み過ぎ」と試算【サンデーモーニング】
2/9(日) 13:46配信 TBS NEWS DIG Powered by JNN
>■野党先導で変わる国会 「省庁別審査」で指摘の“ムダな予算”
>一方で、少数与党の国会で“異変”が起きている予算審議。差配する委員長は、“野党議員”です。
>野党の要求により、今国会で初めて導入された「省庁別審査」のひと幕。
>「省庁別審査」とは、115兆円を超える新年度予算案の具体的な中身を省庁ごとに検証し、無駄を見つけ出す試み。
>これまで与党多数の国会では、与党側の予算案がそのまま通りましたが、“少数与党”では、野党が指摘する問題点にも向き合わざるを得ません。
>立憲民主党は、こうした基金のムダは、約7.8兆円にのぼると試算。そこから捻出した財源を教育・医療・介護などの予算に回すべきだと主張しています。
国民民主のやった振り「103万円の壁」とは大違いで、野党第一党としての貫禄が伺える。。
7兆円規模の基金の無駄を少しでも少なくすると、その財源を「教育・医療・介護」に回すことができる。
これは凄い事だ。
なんでもっと話題にならないのだろう。
自公が少数与党になったことで、今まで無駄の温床とされて来た政府基金の額が削られるかもしれない。
今までは、前例踏襲という事でいくら野党が国会で批判しても、最後は数の力で押し切られたと言う構図になっていたようだが、これからはそうはいかない。
野党の言い分も聞かないと予算通過にはならないし、政府基金が可視化された事、相当な無駄があった事を知ることができただけでも国民にとって有意義なことだ。
民主党政権時代の「事業仕分け」と被るところがあるが、当時は野党になった自公が「官僚イジメ」と言って批判・邪魔をしていたが、今度は自公政権を野党が追及するわけで、自公が「官僚イジメ」とは言えないところがミソじゃないか?
そして民主党政権憎しの安倍政権下では無駄は一切無かった事にされた。
やっぱり自公が少数与党になったことのメリットの一つが「政府基金7,8兆円積みすぎ」の議論ができるようになった事だ。
野党もここは一気呵成に徹底追及するべきだし無駄をなくす方向へ行って欲しい。
財源が出てきたらその分、恒久的に「教育・医療・介護」に回すこともできる。
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