アッパレ？爺さん

昨日は夕方から、『アストロリコ　タンゴ』　の
ライブに行ってきた。

初めて、ナマで　タンゴの演奏を聴いてきた。

『アストロリコ　タンゴ』　←　　バンド名　は
アルゼンチンタンゴを演奏しているバンドだけど、
コンチネンタルタンゴもあるんだって！！

タンゴと言えば、情熱的な踊り、哀愁を帯びたバイオリン、
バンドネオンどれをとってもどれも素晴らしい物だったけど

タンゴに流れるもの、基本的なものは、同じようなものなので
聞いているうちに、なんだか子守唄のように体にしみこんでくる

私も、中だるみ？というのか眠気と精一杯格闘してきたけど
中でも、二列前の爺さんは、あまりにアッパレな聴き方なので
ご紹介しよう・・・・

全部で２０曲中、その中でダンスのない時は爺さん　ほとんど
眠っていた。
いすの背にもたれかかり、睡眠状態に入るのは良いけど、
そのうちに前のめりで、こっくりこっくりしだす。

曲が変わり、男女のダンサーが情熱的な踊りに入る！！
すると、突然目がパッチリ？
姿勢を正して、本格的に聴くと言うか、見る体制になる。
あの密着した体、脚さばきを、体を乗り出して瞬きもせずに見入る・

そして、曲が終わりダンサーが幕に引き上げると、また爺さんも
背もたれにもたれかかり、寝る体制に入るのだ

バンドの人に気の毒で、気の毒で・・・・・
こうもあからさまに寝る事ないだろう！！ちゅうに。

２０曲中、ダンサーが踊ったのはたったの３曲だから
どうせなら、爺さんを起こすためにも全曲ダンサーが必要だった。

まぁ･･･私も睡魔と闘うためにも、是が非とも爺さんの観察が
必要だったわけで、楽しませていただいたし、えらそうな事も
言えないのだけど･・・・・・・
ちなみに隣の相棒　（彼女）　も寝てたぞ！

そういうわけで、こんなに眠気に包まれるコンサートも初めてだった

でもバンドの名誉のためにも、声を大にして言って置くけど、
決して、バンドが下手ってわけではないの！！ですよ。