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2008.11.27

道路交通量ようやく13パーセントの下方修正、ハァ?

今まで、これからも道路交通量は増え続けるとしていた国交省
も、ここへ来て下方修正してきた。

それはそうだろう。
日本の人口はこれから、どんどん減り続けるという事は誰もが
分かっている。
それにこのところのガソリン高で車を手放した人も多いと言う。
今の若者は、昔と違って、車にステータスを求めていない。
団塊世代が高齢化すれば、おのずと車に乗りたくても乗れな
い。

それやこれやを考えれば、誰が考えても交通量が増える訳が
ない。
それを、人口推移をまったく無視した、国交省の統計の取り方
には、あきれ果てる。

>将来の道路交通量に関する需要推計を最大で13%下方修
正し、
>同省は道路建設による経済効果は従来に比べて2、3割小さ
くなるとみている。

これもお役所は自分に都合のよい発表だから、実際の交通量
は、もっと下回るだろうし、経済効果も2~3割小さくなるどころ
か、費用対効果からすれば、道路建設でそんなに効果が上が
ると考えるのは、作り手の方だけだろう。


エイッ 愛の一押し


ここへ来て、宮崎県知事は道路に関する発言をしていた。

高速道路は是非ととも必要だ。なぜなら急病人が出た場合、高
速道路を使って、いち早く搬送できるから。

と言うような趣旨だった。
なんだかすごい本末転倒なんですけど。。。。。
何も急病人を、わざわざ高速道路を使って搬送しなくても、地域
に高度な医療設備を作った方が、ナンボか地元民は安心だろう
に。
道路ばかり立派で、地域がスカスカでは、どうしようもない。
笑止千万の理屈。ひどいものだ。
とにかく、この人の頭の中は高速道路ありきなのだろう。
高速道路建設は、一時的に地域を活性化させるかもしれない。
が、それは本当に一時的だけであって、多くの住民が、未来永
劫、潤うとはとても思えないのだ。

高速道路を作ったとして、建設が終了したらどうするのだろう。
高齢化に向けての雇用だったら、色んな場面が考えられるのに
ただただ、道路作りだけが地方の活性化対策とは・・・・・
旧態依然とした発想、頭の固さ
この国の官僚も、族議員も、知事連中も、未来を考えないのだろ
うか?

オバマの脱エネルギー250万人の雇用創出計画とは、月
とすっぽんだ


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コメント

まるこ姫さん、皆さん、こんばんは

国交省の予測では、2020年まで微増から横這いです。
人口は05年から減少に転じています。
交通量も03年から減少しています。
2020年までも減少し続けるのが、当然でしょう。
国交省役人は国が傾いても、自分たちや道路族の飯の種を確保したいのでしょう。

道路族も必要な道路はいっぱいと非科学的なことを言い、景気対策としても必要などと言っています。
公共事業は景気浮揚には繋がらないことは、これまで証明されています。

59兆円の道路整備計画は見直すべきでしょう。
車線が減ったり、整備不要の区間も出てくるでしょう。
広域幹線道路は交通量が多量になる区間に必要な道路であって、末端の交通量の少ない場所では下位ランクの道路で十分です。
あらゆる地域に必要なものではありません。
勿論、高速道路は緊急車両のためにあるのではありません。
東国原知事は、一から勉強し直した方が良いですね。

地場産業を土建業にあることが大問題です。
道路族や地方自治体の長は、田中角栄の頃からの古くさい手法を脱却できません。
長野県前田中知事は脱ダムをして、森林事業を増やしました。
自然をやたらと壊すのでなく、21世紀に合った、地方の自立に役立つことに、お金を作って欲しいものです。
道路ではなく、高齢者福祉や医療、自給を高め且つ安全安心な農業、環境を守る林業など、いろいろあるでしょうに。
そういう地方主権を考えられる知事が出てきて欲しいものです。
土建業者も業種変更しなければなりません。

投稿: 愛てんぐ | 2008.11.27 19時05分

まるこ姫さん、こんばんは∈^0^∋
統計数値のいい加減さです。
数値の取り方はとりようによっていくらでも解釈が変わります。多分、今までもいい加減だったと思います。
くまさんことくまボンでした。ではでは(^.^)/~~~

投稿: くまさん | 2008.11.27 19時46分

こんばんは、愛てんぐさん

人口はどんどん減っていくのに、国交省の試算では、微増から横這いとは、まったく矛盾していますね。

国が栄えての役人でしょう。
国が滅びるようなことをしたら、自分達の首も危なくなると言うのに。

道路が景気対策になったのは、昔のことだと思います。
これだけ、グローバル化している世界を見ていてもまだ、道路イコール活性化と思っているのでしょうか?
知恵がなさ過ぎる氏、発想を変えなければこの国は沈没してしまいます。

東国原氏も、最近は道路族と同じようは発言をしています。
道路一辺倒の考えは、どげんかせんといかんですよ(笑)

古賀や二階、山本の顔を見るたびに、一部特定団体だけが守るべきことであって、国全体を考えているわけではないと感じます。

いつまでも公共事業だけが、経済活性化ではないでしょうに。
地方もいつまでも自立しませんね。
地方分権を進めようとしても、東国原のように
地方から、待ったがかかるんですから。

視点を変えるという事は出来ないのでしょうか?
本当に日本の未来を考えたら、いつまでも道路一点張りは、ないでしょう。
オバマのような、未来を見据えた政治家は出てこないのでしょうか?
阿呆さんでは、どうしようもありません。


★ーーこんばんは、くまさん

特に、お役所の作る統計は都合のようなものばかりです。
恣意的なものですよね。

今までは、情報公開もせず、都合のよい統計を作り、どんどん道路を作り続けてきました。
結果は、赤字路線が山のように出来てしまい、それでも誰も責任を取るものもいない。
この国のシステムは、本当にいい加減ですね。


投稿: まるこ姫 | 2008.11.27 20時06分

まるこ姫様、皆様、こんばんは。

地方は本当に疲弊しています。
地方の知事の言い分もある面理解できなくもないのですが・・・
しかし、地域活性化施策=道路建設という旧態依然の構図は見直す必要があるでしょうね。
本当に必要な道路は作るべきでしょうが、必要ない道路を地元土建業者のためにという考え方はこれからは通用しないでしょう。
時代とともに産業構造は変わっていくものだと思います。政府はこれからの産業構造がどうあるべきか真剣に考えて、ビジョンを示すべきです。トヨタやキャノンのいいなりではこの国の未来はありません。

投稿: ジーコ | 2008.11.27 21時09分

こんばんは、ジーコさん

私の住んでいる市も、町の中はシャッター通りです。
郊外に大店舗が出来れば、こぞって押しかけますが、旧来の町の中心地は、まったく人がいません。
どこの市町村も同じようなものでしょうね。

大店舗導入で、日本の経済はすっかり様変わりしてしまいました。
便利な暮らしにはなりましたが、結局は自分達の首を絞めているという事です。

>地域活性化施策=道路建設

もう、これで経済が潤う時代でもないでしょう。
思い切って発想を変えなければ、どんどん赤字が増え続けるばかりです。

今の政府に、大胆な構造改革を期待しても無理でしょう。
しがらみや、利権が付きまとっていますから。
やはり、根本的なシステムを変えるには、どう考えても、自民党よりも民主党に期待したいです。

今の政治は、大企業優遇政策ばかり。
でも、ほとんどが中小企業ばかりなんですけどね。
企業献金も廃止してもらいたいです。
献金を貰えば、どうしても手心を加えたくなるのは人情でしょうから。

投稿: まるこ姫 | 2008.11.27 22時25分

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