村上春樹、エルサレム賞受賞スピーチの格調の高さ
G7での中川さんの醜態ぶりばかりがクローズアップされている
が、時を同じくして作家の村上春樹がイスラエル最高の文学賞
「エルサレム賞」授賞式で行ったスピーチは素晴らしかった。
日本の新聞やテレビでは、本当に小さい扱いだったが、これこ
そ感動的なスピーチなのではないか。
中川の飲酒、ろれつが回らない会見ばかりが全世界を駆け巡り
同じ国民として、恥ずかしい限りだが、なんで日本のメディアは、
醜悪な会見ばかりを流し続けても、日本人としての誇りにも言及
するような、良いニュースを流さないのか疑問だ。
中川の恥さらし会見ばかりを見ていると、本当に情けなくな
ると同時に、活力も失せてくる。
もう、中川が辞任したわけだし、後は麻生政権が崩壊するかど
うか、遅いか早いかだけで、いつか終焉を迎えるのだ。
とんまで決断力の無い麻生政権は、周知の事実で。。
村上春樹はノーベル文学賞に一番近いとされる文学者だ。
エイッ 愛の一押し
その村上春樹がイスラエルで、英語で演説をして
>ガザ攻撃について「1000人以上が死亡し、その多くは非武
装の子供やお年寄りだった」と言及し、事実上イスラエル軍の
過剰攻撃を批判。日本国内で受賞拒否を求める声が挙がった
と説明するとともに、「私は沈黙するのではなく(現地に来て)
話すことを選んだ」と述べた。
村上春樹は、、ちゃんと自己主張をしていた。
(日本の外交とは大違いだ)
イスラエル人の前で、体制批判のようなスピーチは勇気が言っ
ただろうけど、誰もが感動するような良いスピーチには熱いもの
がこみ上げてくるのだった。
悪いものは悪いと。
そして、彼は反骨精神の人だった。
今の日本の政治にも通じるものがあるのではないだろうか?
官僚主導の高い壁の前には、卵の私達はなすすべも無い。
>壁はあまりに高く、強大に見えてわたしたちは希望を失いが
ちだ。しかし、わたしたち一人一人は、制度にはない、生きた精
神を持っている。制度がわたしたちを利用し、増殖するのを許し
てはならない。制度がわたしたちをつくったのでなく、わたしたち
が制度をつくったのだ。
私達が作った制度に、今や完全に振り回されている。。。。
が、小さな希望があるとしたら政権交代か?
☆ーー☆ーーー☆ーー皆様にお願いーー☆ーーー☆ーー☆
愛の一押し
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コメント
まるこ姫さん、こんばんは∈^0^∋
全く同感です。
村上春樹さんのスピーチを取り上げてほしいですね。日本人としてホコリを感じます。
中川昭一さんについては、彼はやはり病気でしょうね。お父さんが自殺してますから、ちょっと問題があるかもしれません。
くまさんことくまボンでした。ではでは(^.^)/~~~
投稿: くまさん | 2009.02.18 19時10分
こんばんは、くまさん
村上さんのスピーチは、本当に感動しますよ。
人間の誇りのようなものも感じられるし、日本人として
とても嬉しくなります。
それがどこのメディアも、おざなりな報道です。
麻生さんの英語のスピーチはホワイトハウスも、読解に大変だったと言いますが、村上さんのスピーチは格調高かった。。
中川さんの場合、重要な会議の前ほど、お酒を飲まずにいられないそうですから、きっと気が弱いか、小さいかするのでしょうね。
よく言えば、ナイーブとでも言うのか。
お酒で、自分の気持ちを鼓舞しようとして、結果的にはお酒に飲まれてしまうのではと思っています。
投稿: まるこ姫 | 2009.02.18 19時31分
まるこ姫さん、皆さん、こんばんは
イスラエルのガザ攻撃については、日本のマスコミは熱心に報じてこなかったように思います。
イスラエルの数人に対して、パレスチナ人1300人が殺されました。
丁度福岡市くらいの面積と人口のガザ地区を高い塀で囲んで、経済封鎖し、手製のロケット弾に対し、アメリカ輸入の最新兵器で、皆殺しの爆撃や砲弾を繰り返していました。
人々に誘導した家や、国連の運営をする学校を攻撃したり、まさにホロコーストと言えるものです。
村上春樹さんの演説は、イスラエルを批判し、私は常に弱い側に立っているというのは、感動しました。
長編小説「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」から引用したそうです。
壁はイスラエル政府であり、卵はパレスチナ人、大きな意味では壁は国家権力、卵は個人だろうと思います。
ただ、壁と卵は誰でもが分かるというものではないので、直接的表現の方が波紋が広がったかなと思います。
国家権力は必ず、権力を拡大し、個人の権限を制限する性質を持っています。
国家権力が暴走しないように、国民の監視の目が行き届くよう、情報を詳らかにする公開するようにしておかなければなりません。
早く言えば、支配層が「お上」として政治をさせないよう、常に国民目線の「公僕」が政治を行うように制度を改めなければいけないと理解します。
投稿: 愛てんぐ | 2009.02.18 21時58分
こんばんは、愛てんぐさん
村上春樹のスピーチの
>その壁がどれほど正当でまた卵がどんなに誤っていようとも、卵の側に立つ。
に、感銘を受けました。
どんなに正当性があろうと、多数が少数を排除してよい理由はありません。
壁と卵と言う表現は、文学的表現だと思います。
エルサレム賞の授賞式でのスピーチですから、多少はイスラエルに配慮したような発言になるのは仕方が無いのかなぁと感じました。
現に、
>演説を聴いたイスラエル人男性からは「エルサレムまで来て賞を受けながらイスラエル批判をするのは納得いかない」との不満の声も漏れた。
との声も上がるわけですから。。。
今の現状を信念を曲げずに、日本にも知らしめた村上春樹のニュースをもっと流してほしかったです。
そうすれば、ガザ侵攻が私達国民にも少しは認識できたでしょうから。
投稿: まるこ姫 | 2009.02.18 22時25分