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2009.03.02

十ニ支動物像落札者は中国人、その中国人の頭の良さ?

つくづく、中国人は知恵が働くと感じた今回の落札話。

>国清朝の離宮、北京の「円明園」から英仏連合軍に略奪され
た「十ニ支動物像」のネズミとウサギ像が、パリで競売にかけら
れた問題で、中国国営の新華社通信は2日、落札したのは、中
国人であると報じた。銅像は計約39億円で落札されたが

ここまでは、普通にありうる話だ。
中国人が十ニ支動物像に思い入れが今でも、あるのは良く分
かった。

>北京の円明園が英仏連合軍に破壊された際に流出した「十
二支動物像」

この円明園は、当時、破壊されたままにして、残しており、中国
人への愛国心教育に使われていると言う。
どこの国でも戦争中は、残虐非道な行為が行われる。
国の愛蔵品や、歴史的な所蔵品を、略奪したり、壊したりする。

その英仏軍が持ち出した、十ニ支動物像を未だに返せと言い続
ける中国人は、さすが外交上手の国だ。
何十年立とうが、あきらめない気持ちはすごい。

>パリでは中国人留学生らが競売会場周辺で抗議集会を行っ
た。

エイッ 愛の一押し

と言うから、愛国心教育も徹底しているのが分かる。
パリで競売にかけられた、ネズミとウサギ像が、誰が落札した
のか興味の的だったが、今回明かされたのは中国人だとの事。
27億円と予想された落札額を、大幅に上まり、39億円で競り
落とされたのも、驚きに拍車をかける。
それほどその像に思い入れがあるのだと思ったりもする。

普通なら、中国人の国を思う心はさすが天晴れと、思って一件
落着になるのだろうけど、ここからがすごい!

>略奪品の落札者は2日、北京で記者会見し、「落札した金を
支払うことはできない」と話した。落札者は、略奪品を取り戻すた
めの基金の顧問だと語っているという

落札したのは、像を取り戻すための手段だと言うのだ。
頭がよいと言うか、なんと言うか・・・・・・
いくら大義名分があろうとも、こんな詐欺まがいの事が通用する
のだろうか?
この論理がまかり通れば、昔騙されて手放した所有者と言う物
がいれば、オーションで落札すれば良い。
そして、元は私の所有物だから、支払わないと。

オークションの盲点を突いた、中国人の知恵には驚かされっぱ
なしだ。
日本人には、こんな発想は逆立ちしても出来ない。。。。。
しかし、本当に払わぬという事が出来るのだろうか?


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コメント

まるこ姫さん、こんばんは∈^0^∋
中国人の外交上手は昔から交渉をしていたからでしょうね。同一民族、鎖国を経験している日本人からは、交渉は正直下手と言わざるを得ません。
ただ、今回のオークションの落札ですが、入金しないと物件は渡されないのではないでしょうか。
 本物の落札ってどうなっているのか判りませんが、落札者は今のところ優先権だけ所有しているだけでしょうね。
くまさんことくまボンでした。ではでは(^.^)/~~~

投稿: くまさん | 2009.03.02 19時40分

こんばんは、くまさん

中国は本当に外交上手ですね。
日本の場合は、水に流すと言う癖がありますが、他国の場合は末代までも覚えていて引きずりますからね。
やはり大陸ではなく、島国で生きてきたせいもあるかもしれませんね。
今までの外交も、お金をばら撒いてくるだけですから。
言いたい事も言わず、他国に言いくるめられてしまう。

入金しないと物件を渡してもらえないと言うのが筋ですよね。
渡してから、元は中国のものだから払わないと言われたら
オークションの意味がなくなりますからね。

どうなるのでしょうね。

投稿: まるこ姫 | 2009.03.02 21時43分

まるこ姫さん、皆さん、こんばんは

他国から奪ったものは、元の国へ返還するのが原則と思います。
例え、ルーブル博物館、大英博物館の目玉が無くなったとしてもです。
その国のあるべき場所にあってこそ、価値のあるものです。

フランスの裁判所に訴えたが負けました。
その手があったかと考えさせ、中国はしたたかです。
代金が払わなければ、中国には移らないでしょうが、今回のクリスティーズのオークションで民間人への売却は阻止されました。
少なくとも、オークションに掛ける前に、所有者は中国に返還するか、中国に売るか、相談すべきと思います。
イブ・サンローランの相続人の中国の人権問題云々の発言は別問題で、文化人、大金持ちとしてはあまりに程度の低さです。

イブ・サンローラン、フランス政府はそれでも、中国を無視するかどうか見物です。
再度オークションをやっても同じ手があるので、2番札の人に売るか、見物です。
欧米列強は植民地等で、こういう略奪をしてきたので、これを認めると後が大変なので、返還に応じないのかも知れませんね。

イギリスがアヘン戦争で香港をせしめたのを思い出します。
日本は不甲斐ないリーダーの所為で、アメリカにより日本らしさを奪われてしまいました。

投稿: 愛てんぐ | 2009.03.02 22時50分

アヘンなんかを扱うのは、ユダヤ人しかいないと思って調べると、やっぱりそうでした。
ジャーディン・マセソン商会はロスチャイルド系のユダヤ政商でした。

投稿: 愛てんぐ | 2009.03.02 23時05分

こんにちは、愛てんぐさん

原則にはそうでしょうが、盗品が見つかった場合でも多額のお金で買い戻しますからね。
それが良しとするのは、それぞれでしょうけど。

>その手があったかと考えさせ、中国はしたたかです。

本当に、ビックリしました。
誰がこんな手を考え付くでしょうか?
中国人は奇策を知っていますね。
侵略の歴史で培われた知恵でしょうか?

>民間人への売却は阻止されました

どうも、これが目的みたいですね。
第一目的は果たせたわけですが。これから余計に揉める事になりそうですね。

略奪品を、元の所有者に返還する事を認めてしまえば、前例を作る事になり、ありとあらゆる略奪品も対象になるでしょう。
とても、返還には応じないのではないでしょうか。

大昔は、どの国も侵略の歴史があると思いますが、特に開発の遅れた国は多大だったでしょう。
日本は、未だにアメリカの植民地のような気がしないでもないですが。

ユダヤ商人は目端が利くし、世界一頭が良いともl聞きました。今でも全世界に影響力を行使していますし。

投稿: まるこ姫 | 2009.03.03 16時34分

まるこ姫さん。今日は。
根本的な解決は、侵略・略奪した国が誠実に反省し、教訓を汲んで、二度と侵略行為などをしないことを強く決意するこではないでしょうか。
あとは、細かな技術的なことは当事者が人間的に大所高所から話し合いば解決の道筋が見えてくるのではないでしょうか。

投稿: hamham | 2009.03.03 16時36分

こんばんは、hamhamさん

本当にそうですね。
やはり、過去の非道をやりつくした国はお互いに反省、ざんげをするという事ですね。
そして、それを教訓にして決意を表明して欲しいですね。

やはり、話し合いですね。
今は、何かと言うと武力行使をしようとしますが、武力では何も解決しません。
粘り強い話し合いで、ルールを作る事だと思います。

投稿: まるこ姫 | 2009.03.03 19時33分

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