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2010.06.19

民主党は”支持率調査”に振り回されていないか?

最近、支持率調査なるものが、頻繁に行われる。
本当に民意を反映しているのか、そうでないのか。。。。

しかし、鳩山政権末期の支持率調査は、マスメディアの連日の
報道が聞いたのか、どこの支持率調査でも軒並み20パーセン
ト前後だと思うが、菅政権に代わった途端の60パーセント前後
の高水準になってしまったのには、本当にびっくりした。
というのも、鳩山・小沢が変わっただけで、ほとんどの閣僚は再
任された。
しかも、内閣組閣前の支持率調査だったから、政策を実践した
訳でもなく、どのような政策になるか分らない段階にもかかわら
ずの、数字はいくら考えても、解せない。
どうもこの国の国民の“支持率”は、”支持”といよりも“期待値”
なのかもしれない。

支持を辞書で引いたら
>ささえもつこと。ささえてもちこたえること。
ある意見・主張などに賛成して、その後押しをすること

成功している時はいいが、失敗したと言って、すぐさま手のひら
返しをして、駄目だと言うのは、決して支持していることにはなら
ないと私は思う。
失敗した時にこそ、支えて持ちこたえるのが、本当に支持する
事になると思うが、この国の国民は簡単に見限る。
という事は、支持していると言うよりも、単なる”期待”だけなの
ではないのだろうか。
その程度だと、思った方が良いかもしれない、

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とても軽いものだと思った方が良いかもしれない。
支持率調査なんて、”移ろいやすいもの"、その程度だ。

そんな国民気質を表しているのが、菅政権のV字回復だ。
このままでは、選挙が戦えないと泣き言を言っていたのが嘘の
ように、潮目がすっかり変ってしまった。
菅首相は、この支持率調査で参議院選挙は、楽勝かと思った
のか消費税10パーセントを打ち出した。

国民の心は移ろいやすいものだ。
いくら、今は民主党に追い風になっているとしても、数字を上げ
ての消費税論議はどうなんだろう。
税制全般の論議を始めるのは良いとしても、選挙の争点として
”消費税”は、どうも心もとない。

普天間問題や八ツ場ダムと同じく、”総論賛成、各論反対”の国
民気質を忘れたのだろうか。
消費税という国民生活に取ってもっとも敏感な問題を、“支持率
調査”
が回復したからと言って調子に乗っていると、大変な事に
なると思うが。
その前に、絞るだけ絞ったのか、やることをやったのか、国民を
納得させてからだ。


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コメント

まるこ姫さん、こんばんは∈^0^∋
もう余り支持率調査は意味が無くなってきていますね。
信頼性に足りません。
くまさんことくまボンでした。ではでは(^.^)/~~~

投稿: くまさん | 2010.06.19 18時27分

お久しぶりです。
ブログをやめたので、のんびりと菅内閣の行方を眺めています(笑)
菅内閣は小泉内閣に似ている?
テレビでは、そんなコメントもよく見かけるようになりましたが
民主支持者の中の小沢氏支持の方々は面白くないようですね
まるこ姫さんは、小沢氏の掲示板はご覧になっていますか?
私は時々覗いてます
【OzawaIchiro Website】
https://www.ozawa-ichiro.jp/keijiban/s8_b.php3?b_id=19&d_order=4

(*^_^*)はっきりと「保守」と「リベラル」の2大政党になってくれたら投票しやすいのに・・なんて思ってしまいます(笑)

投稿: 両津勘子 | 2010.06.19 18時44分

 菅内閣は渡部支配になっているようだ。早くから次は菅、次は菅と言っていた。そこで提案。菅、仙谷、枝野、渡部は党を出て新党トレセンを結成しなさい。そして横須賀に鞍替えした渡部を応援するため選挙カーでバッコーンと叫ぶ。トレスナーの心をつかむこと間違いなし。

 ところで私twitterを始めました。
hirokummです。政治をテーマにしたものについてはフォローしていただければありがたく存じます。

投稿: ヒロくん | 2010.06.19 19時10分

まるこ姫さん  こんばんは
菅政権の支持率急回復は、マス塵の小鳩パッシングの反動でフラフラしていた無党派層が一気に流れ込んだもので、ある程度予想していました。石原都知事が世論はマスコミが作るものと言ってたようですが、今後、消費税上げ=菅内閣の世論を盛り上げられると参院選の民主苦戦は免れないと思います。国民の多くは消費税上げは免れないが、無駄を省くのが条件だと思っているので、菅さんは自分の支持率の高いうちと、思ったかもしれないが、菅政権の人気と勘違いする事の無いよう、お願いしたいものです。

投稿: ヤス | 2010.06.19 19時23分

★ーーこんばんは、くまさん

良く見ていると、支持率調査など信頼に値しないと思いますが、なぜか議員たちは、支持率調査を錦の御旗のように思っているのですよね。
いい加減、“神話”の呪縛から解き放たれれば、よいのにと思います。
支持率調査も、適当に受け流しえ置けば良いのにと思いますが。

★ーーこんばんは、両津勘子さん

やっぱり、おやめになったのですか。
残念ですね。

どうも、民主党支持者に取って、特に小沢支持者に取って、菅さんの評判は良くないですね。
嫌われていると言ってもよいでしょう。
鳩山さんの時はそうでもなかったと思いますが、今ではものすごい拒否反応を示されているように感じます。

>まるこ姫さんは、小沢氏の掲示板はご覧になっていますか?

全然知らなかったです。
見てはいませんが、小沢さんの場合、偶像のように神話化されているのではありませんか?
信奉者の方は、実力以上に小沢氏の力を信じているように思います。

>「保守」と「リベラル」

分りやすいですよね。
しかし、この国の党はどこも似たようなものですから。


★ーーこんばんは、ヒロくん

そうですね。
肛門は、異様に菅氏期待論を公然とコメントしていましたね。

>菅、仙谷、枝野、渡部は党を出て

せっかく、わが世の春を謳歌しているのですから、党を出るわけないですね。
参議院選挙で、民主党がどうなるかですよね。
大勝すれば、菅政権も安泰でしょうけど、負ければ政権もどうなるか。。。


★ーーこんばんは、ヤスさん

菅政権のV字回復には唖然としました。
表紙が変わっただけで、鳩山政権の3倍です。
節操がありませんよね。

>消費税上げ=菅内閣

今度は、こういった構図にする気ではないですか?
上げた後は落とすと相場は決まっています。
持ち上げては落とす。
菅さんは、改革の方は口をつぐみ、お金がない、お金がないと言っていましたが、それもそうですが、その前にやることやってからではないと国民の気持ちが離れていかないでしょうか。
人の心は移ろいやすいものです。
あまり、調子に乗っていると大変な事になると思いますが。

投稿: まるこ姫 | 2010.06.19 19時53分

 日本の歴史上有名な江戸時代の三大改革のテーマは幕府財政の赤字を立て直す事であった。財政赤字の立て直し策は基本的には3つの方向性があります。第一には質素・倹約であり、無駄を省く事です。民主党の事業仕分けはこの部類に属します。しかし収入が減る中で無駄を省くにも限界があります。菅内閣は無駄を省くのに限界を感じたのでしょう。そこで、第二の方策が考えられてきます。それは収入を増やす事です。江戸幕府は大商人から借金をして財政の立て直しを図りましたが、その為に大商人の保護を図りますが共倒れになるから大商人といえどもいつまでもお金を貸しません。これは現在の国債にあたります。しかもますます幕府財政は悪化します。従って、幕府が取った政策は年貢率のアップでした。江戸時代の三大改革は有名で小学校でも勉強する歴史上の政策ですが、この政策はあくまでも幕府や武士にとっていいかもしれませんが、農民の立場から見ればとんでもない悪政です。当時の生産力の関係から年間とれるお米の総量は一定としますと、年貢

率のアップは農民の生活の圧迫となります。当時の国全体の富の総量が一定ですから幕府財政の立て直しに農民の年貢率をアップすればするほど農民の生活が苦しくなり百姓一揆や逃散で富の総量が減少してますます年貢率を上げなければならなくなる事になります。
菅内閣の消費税アップは国民経済のパイを大きくすることなく、即ち景気回復を図ることなくやるべきではないのです。この点については小学5年生でも分かる事です。
 最後に第三の道です。それは積極的に収入を増やす事です。今日的に言えば国民総生産、最近では国内総生産を大きくする事です。江戸時代ですと田沼意次の政策がそれにあたります。今日的には財政支出を大規模にする事です。赤字財政の原因は景気が回復していないからであり、財政収入アップを図るならばばらまきであろうと何であろうと財政主導で景気回復を図らなければならないのです。今日のように高度消費資本主義社会では消費を喚起して消費者に購買意欲をそそるような政策を力強く推進しなければならない。菅内閣は超緊縮財政と消費税10%でますます国民経済のパイを縮小して国民生活の圧迫を図ろうとしています。この内閣の目標としているのは法人税減税で象徴的に示すように大企業の保護であり、江戸時代では人口10以下の武士階級を救う事でした。
 日本はまだ景気が回復していません。多くの人々が年収400万円以下でがんばっています。にもかかわらず消費税を上げるなんて考えられないし、菅内閣は本気で世論調査を信じて参議院選挙に望むのか、それとも今回の選挙には勝つ気がないのか、たぶん後者の方であろう!小沢グループが当選しないように!

投稿: おやじの怒り | 2010.06.19 21時22分

まるこ姫さま、こんばんは。

”官”内閣誕生から民主党は”官”主党になったのでしょう。
官報複合体が作る毎日どこかのマスコミの作る”支持率調査”は”官”主党議員の3種の神器の一つですから”風”を醸造してくれるありがたいものなのです。

小沢さんについては”永田町異聞”というブログとか渡辺幹介さんの本や記事をよまれれば良いと思います。共に元新聞記者の方です。
もっとも二見さんや東民主党衆院議員のように、創価学会を辞めてまで小沢さんに付き従った方が数名居られる事実が、小沢さんの大物政治家ぶりを証明しているのでしょう。(二見さんなど次期公明党書記長候補だったような幹部が多いところがすごいですよ。)

投稿: あらいぐま | 2010.06.20 00時34分

 twitterにも書きましたが、軽照人内閣ですね。ある経済用語に由来しているのですが。
http://twitter.com/hirokumm/status/16574120578

投稿: ヒロくん | 2010.06.20 08時55分

こんばんわ。
自分は、前から不思議に思いましたが、何故「内閣支持率調査」をやり始めていたのでしょうか。
確かに、国民が、内閣を「どれだけ信頼し、期待度を持てるのか!?」を見て、「ネット・電話」で調査を行われています。
でも、これは正直言ってあまり当てにしない方が良いと思いますね。
これを気にし過ぎていたら・・・。
「勝てば官軍、負ければ賊軍」になってしまいます。
とにかく、この文章にも、書かれている様に、「民主党」は「支持率調査」を気にせず、振り回されないようにして欲しいですね。

投稿: H.K | 2010.06.20 13時18分

★ーーこんにちは、あらいぐまさん

菅首相に風が吹く支持率調査なのかは、これから見極めていきます。
しかし、まだ政策を実行したわけでもない内からの批判は避けたいと思っています。

小沢氏についても、今では殉教者のような感じもします。
神格化していると言ってもよいでしょう。
それは、本当に実力なのか、実力以上に過大評価されているのか知りませんが、マスメディアによって"真っ黒”にされている今、本当に表舞台に立つことが出来るでしょうか。
私の知人達、普通の一般人ですが、ほとんど小沢氏については否定的です。
私の思っている以上に、悪のイメージが浸透していると思いますが。


★ーーこんにちは、H・Kさん

そうなんですよね。
小泉政権時代、そんなに頻繁に内閣支持率調査をやっていたでしょうか。
最近のような気がします。
支持率調査は、あくまでも支持率調査です。
民主党はあまり気にしない方が良いかもしれませんね。
だって、ものすごいぶれる国民性なのですから。
支持率調査を気にしていたら、振り回されることになりますよ。
国民の気持ちは移り安すぎますよ。
支持率調査と言うより、期待値調査と思っていた方が良いかもしれません。

投稿: まるこ姫 | 2010.06.20 17時41分

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