”核抑止力は必要”これからもこの考えで行くのか
どうも、この国では政権与党になった途端に、考えが改まるらし
い。
野党の時は、威勢のよい言葉で理想を語るが、与党になったら
豹変するのだ。
原爆の日の、管首相の発言には違和感を覚える。
>式典で、広島市の秋葉忠利市長は、米国の「核の傘」からの
離脱や非核三原則の法制化を政府に求めた。しかし、首相は会
見で、「国際社会では大規模な軍事力が存在し、核兵器をはじ
めとする大量破壊兵器の拡散もある。不確実な要素が存在する
中では、核抑止力は引き続き必要と考えている」と述べた。
広島市長は、諸外国の招待客の前で堂々と正論を述べている。
被爆国ならではの許される発言だ。
ところが、管首相はこの発言を受けて
>北朝鮮の核開発を念頭に、日本における核抑止力の必要性
を強調した
前に、鳩山前首相も、普天間問題を語る時に、沖縄の地で“抑
止力”は必要だと答えた時、ものすごく奇異な感じを覚えたが、
与党になると、なぜか首相が同じような発言をする。
自民党時代ならいざ知らず、新しい政権に取って代わり、ようや
く新しい時代の幕開けかと期待をしてその発言に注目したが、
そろいもそろって、同じように"抑止力”が出てくる。
しかも、この二人の首相は、野党時代は、私には国民を大切に
する議員に見えていた、
ところが、首相になると、似たような発言をする。
どうも、官僚に都合のよいレクチャーを受けたのだろうか。
これだけ、国民目線とかい離するのは、何かがあったとしか思
えない。
アメリカは今になって、テロリストが核を持った場合のことを考え
て色んな理屈を考えているようだが、自分たちが日本に落とした
原爆は正当性があり、テロリストの手に渡り、爆発させることは
危険だと言う。
大国であれ、テロリストであり、だめなものは駄目だと思うが。。
これからの時代、アメリカは弱小国から嫌われているから、その
危険は多分にあると思う。
だからこそ、オバマ大統領は核廃絶を訴えたのだろうが、自分
たちに危害が加わる恐れがあれば許せん、日本に落としたの
は、当然と考えているところに、矛盾もあり反発も覚える。
菅首相も、古い自民党と同じような考えの取りつかれているよう
に見えるか、せっかくの政権交代がこれでは色あせてしまう。
もっと、アメリカに物言える関係を期待していたが、唯々諾々の
今の状態は本当にふがいない。
何も、アメリカに喧嘩を吹っ掛けろとは言っていないのだ。
日本国の立場と言うものを、正当に冷静に主張しても、何ら問題
無いと思うが、私には出来ているようには思えない。
今の政治家は、与野党かかわらず、なんでここまで、アメリカに
対して物が言えないのか、不思議で仕方がない。
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コメント
まるこ姫さん、こんばんは∈^0^∋
どうしてしまったのでしょうね。
アメリカの銃社会が柔が無くても安全に生活できるようにならない限り、核抑止力についても否定することはあっても、核をなくすことはたぶんできないでしょうね。
ダブルスタンダードを平気で言う、二枚舌の国とお付き合いするとこうなると言うことかも。
本音と建て前の世界にまた戻ってしまいそうですね。
くまさんことくまボンでした。ではでは(^.^)/~~~
投稿: くまさん | 2010.08.08 19時00分
まるこ姫様、こんばんは。 抑止力といえば、聞こえが良いですが、暴力団員や若者が派手な服装やピアスで、善良な市民を威嚇しているようなもです、そんな米国や保有国と対等に付き合う為には核(威嚇)が必要で北朝鮮が必要としたのも頷けます、だから世界中で需要が発生したのでは? 映画で観るような世界破滅を想像して核廃絶を訴えているわけではないです、核を保有している限り通常戦力は削減できないというジレンマがあるので、人類は永遠に核のお守りする破目になります、管総理しっかりしてくだしよ。。。
投稿: 赤いとら | 2010.08.08 20時09分
★ーーこんばんは、くまさん
欧米諸国は、自分の身は自分で守るトの思想なのでしょうが、わが国は根本から考えが違いますからね。
核をなくすことはできないとしても、アメリカは今までの所業によって、テロとの戦いがいつも前提にあるわけです。
今頃になって、核の削減を言っていますが、本当に実行できるのでしょうか。
私は、もう、アメリカとは一線を画していた方が良いと思います。
核の傘の下にいれば、アメリカ以上に、日本もテロに狙われやすいですから。
★ーーこんばんは、赤いとらさん
>暴力団員や若者が派手な服装やピアスで、善良な市民を威嚇しているようなもです、
そうなんでしょうね。
力で抑え込んでいるだけですから。
北朝鮮は、核という切り札を最大限に利用していますが、それはやくざ同士の抗争のようなもので、目には目をを実践しているのでしょうが、日本は持たない選択をしました。
これは、かえって抑止力にも匹敵するものだと思います。
そして同じ土俵に上がらないことで、私は日本の平和憲法を尊敬すらします。
>核を保有している限り通常戦力は削減できないというジレンマがあるので
核を保有すればするほど、疑心暗鬼に陥るのは目に見えています。
そんな争いに加わることがないだけでも良かったのではと。私は、広島市長が言うように、核の傘から脱退した方が良いとさえ思っています。
却ってテロに狙われやすいですから。
投稿: まるこ姫 | 2010.08.08 20時58分
戦時中に、もしも広島・長崎に、多くのアメリカ人が住んでいたらアメリカは原爆を落としたでしょうか?
広島・長崎には落とさず他の都市に落としたと思います。
抑止力とはそういう物だと思います。
今、日本には多くの外国人が住んでいます。
もし、北朝鮮(あるいは中国が)が理由もなく日本に侵略して来たら、多くの外国人にも被害が及び北朝鮮は全世界から手痛い攻撃に遭うと思います。
そう考えると、核抑止力や海兵隊抑止力とは、単なる言い訳にしか過ぎないことは明確です。
でも、こうした明確に否定できる抑止力を肯定させられている日本の総理・国会議員・官僚・マスコミとは、アメリカからの圧力の下で、アメリカの利益のために生きているわけです。
あなたは自分の子供が同級生からイジメにあいそうだからという理由で、抑止力としてやくざを雇いますか?
同級生はやくざの手下かもしれません。抑止力とは問題の本質的な解決ではなく、やくざの資金源そのものです。
あなた・子供・同級生・やくざを、総理・日本・北朝鮮・アメリカに置き換えれば・・・・?
日本は真の意味でアメリカから自立する必要があり、そう主張できる総理を選びサポートする事が急がれると思います。
投稿: 海外から見た日本 | 2010.08.08 22時44分
日本には、アメリカから自立する経済力も無いし、軍事力や国際的な影響力もありません。
アメリカでの経済活動で多くの企業が利益をあげてますし、軍事力や国際社会でのアメリカの発言力は絶大です。
イランのようにアメリカの影響力を排除しても、国際経済から締め出されたらどうしようもありません。
安保理では中国でさえイラン制裁に同意しましたが、そのことからしてアメリカの底力が分かるのではないでしょうか。
投稿: な | 2010.08.08 23時28分
こんばんわ。
これは、日本だけでなく、他の国々も「核抑止力」をしなければならない。
しかし、それには相当な話し合いが必要とされるし、「イラン・北朝鮮」と、言った核保有国には、中々耳を傾こうとしません。
これでは、全各国が、足並みを揃えるのは、難しくなるのも無理もないです。
これこそ、菅総理が言うように、「核抑止力」には、繋がる事が出来ません。
そうしない限りは、「永遠の課題」になってしまいますね。
投稿: H.K | 2010.08.09 00時10分
ブログ拝見させてもらいました!
政治のニュースなんて一切見ないので…個人的には何も考えてないんですけど、貴重な意見を見て考えさせられました。
投稿: 保護動物 | 2010.08.09 15時32分
★--こんにちは、海外から見た日本さん
菅首相が、抑止力を使いましたが、核を持っている国に追随する事で却って、テロのターゲットにある可能性は高いです。
日本にアメリカ人が多ければ多いほど、むげな事はしないでしょう。
今はそうかもしれまえんが、あの当時ほとんど日本人だと言う事で落としたのでしょうが、なぜに、広島、長崎なのか。
そこには何か根拠があったのでしょうか。
この国のトップたちは抑止力をありがたがって使っているようですが、否定しようと思えば否定できるのです。
ところが、官僚に刷り込まれてしまったのか、抑止力がすべてのような発言をします。
本当に自分の球で考えての発言でしょうか。
菅首相は、書面から目を離しませんでした。
やはり、何かのストーリー通りの発言かと思います。
政権交代下からこそ、今まで言えなかったことも言えると思いますが、自民党時代と発想が変わらないのが見えてきて、なんだかやり切れなくなります。
なんで、日本国の立場を主張できないのですかね。
★ーーこんにちは、なさん
今や、アメリカ一辺倒の経済ではありません。
むしろ中国にシフトしていると言ってもよいかもしれません。
だったら、もうそろそろアメリカから自立する事を考えてもよい時期だと思います。
政権交代が、ターニングポイントだったのです。
が、何も変わっているように見えません。
>軍事力や国際社会でのアメリカの発言力は絶大です。
アメリカも、かつてのような大国でもなく、名声もないと思いますがね。
私は、むしろ買い被っていると感じます。
オバマも、核軍縮の方向へと声明を発表しましたし、アメリカ一辺倒の時代ではないと思いますよ。
★ーーこんにちは、H・Kさん
そうですね。
他国にも必要でしょうね。
各国が足並みがそろいませんし、そもそも、先進国は持っている核が、イランや北朝鮮はいけないと言うのは説得力がある説明とは思えません。
核を持つことで抑止力になるかもしれませんが、疑心暗鬼にも陥りやすいですね。
持てば持つほど管理が大変ですよ。
★ーーこんにちは、保護動物さん、はじめまして
私の場合、政治にニュースと言っても素人的発想ですから。
あまりたいそうなものではありません。
普通のおばさんが、普通に疑問に思ったことを書いているだけですから(笑)
投稿: まるこ姫 | 2010.08.09 18時33分
まるこ姫さん、皆さん、こんばんは
自民党長期政権でたまりに堪った大きな膿を出し、欺瞞に満ちた大きな矛盾を無くすのが政権交代の意義だったはずだと思っていたのですが。
残念ながら、自民党政権での大きな矛盾を、民主党政権も引き継いでしまいました。
死にものぐるいのやる気と実現していくための知恵と実現に結びつけるしたたかさもなかったと言わざるを得ません。
唯一の被爆国として、核廃絶を訴え、核爆弾を否定するる日本が、格を肯定し、核の傘という恩恵に預かっていることは、大矛盾そのものです。
日本の国是である「核兵器をもたず、つくらず、もちこませず」という非核三原則は、自民党政権時代は国民を騙して、アメリカと密約し、戦術核の持ち込みを容認し、非核三原則は守られていませんでした。
今は、戦術核の必要性がないので米軍は持ち込んでいないから、持ち込ませずの約束をアメリカとしなくて良いと岡田外相は言い。持ち込ませずの担保は何らありません。
広島秋葉市長の言うように、核廃絶に向けて、アメリカの核の傘から出ることが、唯一の被爆国である日本は、核を否定する正しい道だと思います。
核の傘にあって、核廃絶を訴えることに矛盾があります。
核廃絶は、核抑止力を否定するから、出てくる発想です。
菅首相の言うように、核抑止力を肯定するならば、核廃絶の必要はありません。
核抑止力を肯定するから、核は拡散するのです。
核保有国は安保理事国の他、今も認めていないイスラエル、追認したインドとパキスタンが既に持ち、アメリカに反駁する北朝鮮、イランが持とうとしています。
さらに、テロリストも持とうとしています。
核抑止の論理では、アメリカの核の傘に入って防衛だけでなくアメリカの何でも言いなりになるか、自前の核を持つしかありません。
自前の核は何もアメリカに敵対する場合だけでなく、普通に自立した国として持ちたがる国が出てくるでしょう。
核抑止力を認めることは、核拡散を認めることだと思います。
核の抑止力は、核があるから他国は攻撃してこないという考えです。
核で報復されても良いから、核で先制攻撃するときは、核の抑止力は意味をなしません。
同盟国が核の報復をする場合、同盟国も核の脅威に晒される恐れがあるから、同盟国が核の報復をしない可能性もあります。
核の傘も絵に描いた餅かも知れません。
核の報復合戦が始まれば、世界中が死の灰が飛び交い、世界が地獄です。
核は使えない兵器なのです。
テロリストに核爆弾が渡り、限られた地域が核攻撃されても、テロリストに国はないため、核で報復する国や地域はありません。
テロリストに核の抑止力は全く無意味、無力なのです。
核に抑止力があるというのは幻影で、核には人類抹殺の脅威しかありません。
鳩山政権は国民主権政治に頑張って、夢半ばで挫折しました。
本当の政権交代は自民党からではなく、140年以上続く官僚主権からの奪取であり、戦後60年続く、アメリカ隷属からの脱却でした。
鳩山政権は挑んだのですが、結局、どちらにも呑み込まれました。
それを見て、気を見るに敏で、権力欲の強い菅政権は、最初から政治主導を諦め、菅主導政権ならぬ官主導政権を継承してしまいました。
省庁10%削減と1兆円のマニフェスト枠というのは、財務省主導のやり方、小泉政権と変わりません。
財務省=官僚は国全体を見ることができないから、国家戦略室を作って、政治主導で予算の大枠を作ろうとしたのに、助言機関へと格下げしました。
今のところ、官僚、アメリカに屈する菅さんに大変、失望しています。
投稿: 愛てんぐ | 2010.08.13 11時37分
こんばんは、愛てんぐさwん
私たちが政権交代んビ求めたものは、自公政権とは違う国民よりの政治だったはずですが、今のところ、自公政権とはあまり変わりがないような政権運営です。
特に基地問題、そして核問題です。
世界で唯一の被爆国となれば、核廃絶を訴えて同然です。
ところが、いまだにアメリカのご都合どおり、核の傘の中でぬくぬくとしている現状です。
密約問題でもわかるように、核三原則は守られていませんでした。
本音と建前が違う典型例でしょうか。
私も、広島市長の宣言通り、核の傘から抜ける事こそが、これからの日本の歩む道だと思います。
>核の傘にあって、核廃絶を訴えることに矛盾があります。
まさにおっしゃる通りで、一方では核に守られ、一方では核廃絶の訴えは、説得力がありませんね。
菅さんんが、核抑止力を肯定した発言をしていましたが、違和感がありまくりです。
安保も同様だと思いますが、すべてアメリカの核の傘に入りながらの防衛だからこそ、今までもこれからもアメリカの言いなりになるしかないと思っています。
崇高な平和憲法は世界で誇れる憲法です。
無防備と言われるかもしれませんが、それが却って他国から手出しができないのだと思います。
核抑止力に、いつまでも縛られている菅さんの思考は、自民党政権と何ら変わりがないとも感じました。
>核の抑止力は、核があるから他国は攻撃してこないという考えです。
核抑止力を云々する人たちは、必ずこの論理で発言しますが、私は力では力を押さえつけることはできないと思っています。
戦争で平和はやってこない。
それは一時期の幻想だと思っています。
鳩山さんは本当に理想の人でした。
が、現実は色々折り合うところから始まるわけですから、あまりに理想すぎて挫折してしまったわけですが、やはり官僚の力はすごかったですね。
普天間問題も、途中で脅威論、抑止力が出てきたところで、官僚の支配下になってしまったのかと感じました。
菅さんも、核抑止力を使っていますが、やはり新しい時代の首相ではありませんでした。
いつになったら、真のニューリーダーが出てくるのでしょうか。
未だに、政治が自民党的思考で進んでいるようで、やるせないです。
投稿: まるこ姫 | 2010.08.13 18時49分