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2010.08.05

法がついていけない、高齢者の所在不明も児童虐待防止法も

奇しくも、幼子の虐待と高齢者の事件が背中合わせに起きたが。

大阪市西区のマンションから幼児2人の遺体が見つかった事件
も、高齢者の所在不明も、人間関係が希薄になり、肉親でも他
人事のようになっている現代において法律がついていけてない
のでないだろうか。

児童虐待防止法も施行されたが、行政が強制的に立ち入る事
ができるようになったとはいえ、それが実施されたのはたったの
3件だけという。
人の命は待ったなしだと言うのに、手続きが複雑かつ、ハードル
が高すぎると言う。
いくら良い法律を作っても、それがなかなか血肉の通ったもの
とは程遠い現実は、虚しい、歯がゆい。
せっかくの命も救えないでは、誰のための法律か、何のために
法制化したのか。

一方、100歳以上の高齢者が、全国各地で所在不明になってい
て、毎日数が増える増える。
あわてた自治体が急きょ、生存確認に乗り出した結果がものすご
い数字になって表れている。

私が本当に腹立たしく思ったのは、名古屋市北区の戸籍の関係
の課長にインタビューしていたが、その課長いわく

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>16万人すべての人を、1年に一度安否確認はできない、一人
一人に、あなたはどうですか、こうですかの調査は出来ません。

これは詭弁だ。
だって、何もすべての人に対して調査しろとは言っていない、百
歳以上の人と限定しているもので、やる気になれば出来る筈だ。
この課長はやる気がないか、逃げているだけだ。
ニュースになったことで、各自治体がえらい、早急に調査を開始
した結果、これだけの数字が明るみに出て把握できた。
やればできるではないか。
どうもこの国では、報道されない限り、行政は動かないらしい。

しかし、百歳以上と限定してこの結果だが、95歳以上、90歳以
上と条件を緩やかにしたらどうだろう。
驚くべき数字になるのではないか。
世界一ご長寿国というのも怪しくなるような気がする。

そして、善意のボランティアの民生委員が、権限も与えず、責任
だけは大きいと聞くが、それにもおのずと限界がある。
資格審査が厳しいとあっては、これからは、民生委員志願者もい
なくなるのではないかと危惧する。
私たちは、本当に何も知らなかった。
最期を迎える人たちの実態がこんな加減なものになっていたとは。
法の不備ばっかりだ。
せっかくの法律の、“個人情報保護法"が足かせになっていたの
も、大問題だ。
やはり、行きつくところは、誰の為の、何の為の法律か?にな
ってしまう。


☆ーー☆ーーー☆ーー皆様にお願いーー☆ーーー☆ーー☆


             
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コメント

まるこ姫さん、こんばんは∈^0^∋
家族の絆がもう無くなってしまったと言うことですね。死亡したら本来は死亡届を家族が出す。親戚が生死を確認することをしていたのですが、それすらなくなってしまいました。
 日本人の細やかさは無くなり、自分だけしか考えていないと言うことでしょう。
 悲しいかなそれが現実。役所に頼るのは間違いかもしれません。法律でもどうしようもない。
日本人の心が完全にすさんでしまったわけですね。
くまさんことくまボンでした。ではでは(^.^)/~~~

投稿: くまさん | 2010.08.05 18時49分

民生委員どころか役所の職員の権限も、無いに等しい場合がありますよ。
強制的に何かをしようとすれば、面倒くさい手続きや段階的な処置が幾重にもあったり、それを飛び越してやろうとすれば処分または裁判沙汰になりますし、法律で権限が付与されていたとしても行使するのは簡単じゃありません。
それだけ役所の権限が強く、簡単に権限を振りかざさせない為の処置かもしれませんが、今回の件では裏目に出ています。
子供を虐待しときながら、児童相談所が保護したら「誘拐だ!」とわめき立てる人もいるみたいですし、くまさんのお話も踏まえると、今までは本当に人間のモラルに支えられてきた世の中だったのだなと思います。
僕は最近、町の条例(町独自の法律)の制定に携わったのですが、如何に法律の穴を塞ぐかということに意識がいきます。
ただ、あまりガチガチに固めすぎると反対に身動きが取れにくくなりますので大変難しいです。
業者さん相手の仕事の場合は、如何に法律や仕様書の穴を塞ぐか、かい潜るかの戦いになってます。
法律は、性善説を前提に作られているみたいですが、悲しいことではありますが性悪説に基づいた法律に変えていく必要があるのかもしれません。
本当に嫌な世の中になったものです・・・・・・。

投稿: 通りすがりの男 | 2010.08.05 19時31分

 高齢者の所在不明についてはもともと税金だ、という意識の欠如にあると見ている。
 今度の参院選で覇魂党が小沢一郎前幹事長の擁立した2人目の候補に選挙資金を十分に回さなかったことも同じである。同党は政党助成金をたっぷりもらっているから税金の使い方の問題である。覇魂元副議長同好会報道支部に毒されている方々にはわからないかもしれませんが。

投稿: ヒロくん | 2010.08.05 19時40分

まるこ姫さん  こんばんは
何でも旧自民党政権のせいにすると、言われるかも知れませんが、高齢者、子供、に対する政策が貧弱だった後遺症ではないですか。年寄りを社会で守る、子供を社会で育てる、といった基本理念が無かった為、社会が自然と役に立たないものを邪魔者扱いにする風潮が顕著になってきた気がします。一つの例が、後期高齢者医療制度です。家族と一体になっていた保険を引き剥がし無理矢理高齢者の保険を作ったり、この考えそのものが、官僚の年寄りに対する侮辱ではないでしょうか。何かあったら社会が悪いという風潮は良くないと思いますが、バブル後の自民党政策に年寄りや、子供に対する配慮が欠けた政策が多すぎたし、何もしてこなかったとは思いませんか?幸いに政権交代したので民主が政策で弱者に対して配慮をすればもう少し違った社会になると思いますが如何でしょう。

投稿: ヤス | 2010.08.05 20時10分

★ーーこんばんは、くまさん

日本人は、家族を大事にする人種だと思っていましたが、そんなことはなかったのでしょうか。
高齢の親の安否確認もしない、何十年もの間音信不通でも平気とは。。。
天涯孤独なら仕方がありませんが、親兄弟がいてこんな状態なんですからね。
どうも、法律が性善説に基づいて作られているようですが、死亡届くらいは最後の仕事として、していただきたいですね。
犬や猫でも、役所へ届けを出しますからね。
人間が生きた証は、どうなったのでしょうか。

しかし、役所が人口の流れを把握するためにも、死亡届くらいは出さないと。
何か、今になってものすごい落とし穴が待っていたようで、本当に驚いています。


★ーーこんばんは、通りすがりの男さん

民生委員の方の役割は、本当に頭が下がります。
権限も与えないで、ボランティア精神で良くここまでやれたものだと感心しています。
今の法律は性善説に立ったうえでの法律ということが良くわかりますね。
人の善意に基づいて出来ているようなところがあり、しかも申告制です。
これでは悪用しようと思えばどんなことも出来たりして、それでもあまりガチガチに法律を作るのも息苦しいし。
いたちごっこなんでしょうね。
しかし、法律があることによって、かえって動けないこともあります。
本当に、難しい、そして面倒ですね。

>子供を虐待しときながら、児童相談所が保護したら「誘拐だ!」

人間の身勝手や、業だと思いますが、なんで素直になれないのでしょうか。
自分勝手な人間が多すぎます。
今や、モラルも崩壊してしまった感があり、自分さえよければと言うような自己中心的な人間が繁殖しつつありますが、すべてにわたって、これからの課題でしょうね。

>如何に法律の穴を塞ぐかということに意識がいきます。

どうも、法律は破るためにあると考えている人がいるようで、新たな法律ができても、その法の網をくぐる人間は後を絶ちません。
どうやら性善説より、性悪説の時代になってしまいましたね。
頭のよい人間ほど、その傾向があるのではと思います。
悪賢いと言ったらよいでしょうか。
これから、どんどんぎすぎすした社会になるのでしょうね。


★ーーこんばんは、ヒロくさん

もちろん、税金には違いありませんが、高齢者がお荷物のように扱われているのが、なんとなく不満です。
誰だって、行きつく先は死なんですから、その人の生きた証くらいは、家族だけにでも分ってほしいのですが。

★ーーこんばんは、ヤスさん

自民党の場合は、票にならないものは大事にしてこなかった党ですから。
誰もが、社会の一員だとは考えてこなかった党ですから。

だからこそ、子供に対しての政策はなっていない、高齢者に対しての政策もなっていないのではありませんか?
温かみがないんですよ。
そういう政策だからこそ、役に立たない人間は疎外されてしまうってことはあるのかもしれません。
自分たち議員は議員を辞めても生活に困ることもなく、底辺の生活者に対して、気配りもなければ支える気持ちもないでしょうね。
今でも忘れられないのが、イラクでボランティアをしていた人たちを国民をたきつけてひどい誹謗中傷したことです。
帰国の費用を個人で負担してもらうとか、自己責任だとか、自民党議員の発言は、なんと冷たい発言かと、温かみのかけらもないと痛感しました。

バブル前も、バブル後も、弱者に厳しい政治をしてきたのは自民党政権ですよ。
民主党も政権を取ったら、次第に変化してきていますが、"生活が一番"をうたって来た党ですから、変節したら許しません。

投稿: まるこ姫 | 2010.08.05 20時22分

まるこ姫様、こんばんは。  児童虐待は、あくまでも特異な人間が起していると感じますね、ただ特異な人間が多すぎますね、高齢者については、ほんと人事じゃない部分がありますね、経済的余裕がありそして健康じゃないと、高齢者どうし暮らしたり連絡とりあえないですね。  行政も「出来ない」と開き直って責任のがれですね、こういう時に、「心当たりがある人は連絡取ってくれ」と長妻大臣なり官首相が国民に呼びかけて欲しいですね、一円の税金もかからないし。・・・ 普段海外の事など気にしませんが、このニュースはほんと恥ですね、行政が!と嘆く前に教訓にしたいと思います。。。

投稿: 赤いとら | 2010.08.05 21時03分

まるこ姫様、こんにちは。

せちがらい世の中です。
ニュースで90歳を超えるお爺さんのいる3世代家庭を紹介していました。インタビューに答えていたおとうさんが「家は3世代家庭だから」と何気なく答えてました。
また、今日の夕方の番組で若い夫婦が近所付き合いがよく、夏祭りに行き近所のおじさんに娘さんを預け、お母さんが太鼓を叩いていたニュースを紹介していました。

これこそマスコミと政府の喧伝で失われた来た”日本の古きよき姿”です。
しかもこれは子供や老人問題のみならず、ありとあらゆる現代日本の問題を解決する特効薬なのです。

日本に住み着いた外来人どもが”日本の良いところ、好いところ”と愛してやまないとこなのです。

核家族より2世代3世代家族の方が法律を作るよりよほど良いと知るべきでしょう。

投稿: あらいぐま | 2010.08.05 22時05分

児童虐待や家庭内暴力については、日本での取組みが遅い気がしますね。
被害者は子供や女性がほとんどですが、弱い立場の人が犠牲になる犯罪は許せないですね。
警察や司法が家庭内の問題に介入できるような仕組みを、日本でも検討すべき時期だと思いますよ。


100歳以上の不明者の問題は、今後かなり広がると思いますよ。
年金返還とか相続税とか、死亡を何十年と申請しなかった人は今後たいへんでしょうね…

投稿: な | 2010.08.05 22時47分

☆教育の見直し急務!
 日本国中、自己中人間だらけになっているから、当然起こるべくして起きたという事件です。
 みんな自分さえ良ければいい、肉親の間でもそうだから、手が付けられないというのが実態だと思う。行政の悪口言っても職員も自己中だから、保身で仕事をやっている。

 前回もコメントしましたが、無責任な個人主義はやめることです。 もっと個人に責任をドンと負わせる個人主義を徹底するか、全体主義と中間型にするか、どちらかに方向転換する必要があります。
 もし、責任ある個人主義であれば、子供の行動については親に全責任を負わせる。 シンガポールを手本に抜本的な改革が必要です。 

キーワードは厳しさです。

投稿: きらきら | 2010.08.06 09時06分

★ーーこんばんは、赤いとらさん

>児童虐待は、あくまでも特異な人間が起していると感じますね、

私も昔はそう思っていましたが、環境でも相当変わるようです。
そして人間の持てる業のようなものも影響したりして、だれもが自分はそんな人間ではないと思っていても、何かのきっかけで、犯罪者にもなるのかと思います。
あの母親は歯車が悪いように回って行ったのかもしれません。
現に子供が生まれた時は、私たち世間の母親一般が考えるような初々しい感想を持っていました。
何かのきっかけで、人はこうも変わるのかと。。。。

人は誰も年をとります。
他人事と思っていたらすぐに自分の番になるのではないでしょうか。
高齢者になって大敵は病気ですね。
そしてお金が無いと。
この国の老人の末路は、暗澹たるものがありますね。
親がいて、兄弟がいて、それでも人間関係の希薄な事は驚きます。
行政も無責任だと思います。
100歳以上の高齢者に対して、電話一本の安否確認は薄情そのものではありませんか?
仕事だとしか思っていないと感じます。
これだけ、大問題になっているのですから、マスメディアも一過性ではなく、報道し続けて人々に喚起してもらいたいですね。
行政も、何らかの手を打たないと、私たちが老人になったとき、恐ろしい状態になっているのかもしれませんよ。
長寿大国なんて、うそっぱっちかもしれません。

★ーーこんばんは、あらいぐまさん

おっしゃる通り、せちがらい社会ですね。
天涯孤独ならいざ知らず、親・兄弟がいても関係が希薄な事は。
何十年も生きているか死んでいるか分らない状態なんて考えられません。

>インタビューに答えていたおとうさんが「家は3世代家庭だから

今は、こういった人はニュースになるほど、核家族化しました。
核家族化した結果、個人主義が蔓延してしまって、自分さえよければの人が多すぎます。

>”日本の古きよき姿”

が、特効薬なのはよくわかりますが、私達が捨ててきた家族関係が元に戻るわけもなく、経済状態も許さなくて、心まで崩壊しているような現状です。
これを戻すのは容易ではないですね。
戻らないと言ってもよいかもしれません。
だとしたら、新しい日本国のスタイル、もう少し建設的な家族関係を育てるような方向へ行くしかないと感じます。

>2世代3世代家族の方が

もちろん良いと思います。が失ッた物を今から考えるととても人間らしい関係でした。
私たちが選択した結果は、ものすごく悲惨なものでしたね。


★ーーこんばんは、なさん

>児童虐待や家庭内暴力については、日本での取組みが遅い気がしますね

私もそう思います。
日本人は、まだまだ子供は自分の持ち物だと言う意識が高いと感じます。
諸外国では、子供は社会で育てるものだと言う意識が高いからこそ、親でさえ子供に危害を与えることを許しません。
行政のかかわり方も全然違いますものね。
日本の警察や、行政は、民事不介入が原則だと聞きます。
だからこそ、家庭観の問題は家庭内で解決しろと、他人事になりやすいのではないでしょうか。
今までも救える命はたくさんあったのだろうと思いますよ。
少子化の日本で、これだけ虐待死させるのは、なんとももったいないですね。

100歳以上と区切って、これだけの数字ですからね。
もう少し年齢を下げたら、どれだけの数字になるのやら恐ろしくなります。
年金問題も、相続問題もかかわっているっでしょうが、日本には時効がありますからね。
それで助かる人もたくさんいるでしょうね。

★ーーこんばんは、きらきらさん

ホント、自己中の人間ばっかり目立ちますね。
自分さえよければの人間が多すぎます。
人が、どんどん悪くなって行っていますね。
しかし本当に不思議なのは、明治大正時代を生きた人たちが私たちが思っていたような、義理人情もそんなにあるようには思えないし、親兄弟間の交流もなかった。
ドライと言ってもよい関係だったんですね。
”古き良き時代”とよく言われますが、そんなに良い時代だったら今のような肉親間の関係が希薄にはなっていないと思います。
家族間でも、こんなに冷たいものかと。

行政は、何か問題が起きないと動かないと言うことですね。
大きな報道がされないと、重い腰を上げない。
安否確認など、やる気になればやれますよ。

>無責任な個人主義はやめることです。

理想だと思いますが、私たちは自らの手で手放したのですから、そうそう元には戻らないでしょう?
悪くなるのはすぐにでもなりますが、良くなるのはなかなか大変ですね。
皆に覚悟がなさすぎますもん。
日本人は、何かにつけて中途半端だと思いますよ。

投稿: まるこ姫 | 2010.08.06 19時59分

まるこ姫さん、皆さん、こんばんは

安否確認が出来ない高齢者、見過ごされる児童虐待ともに、個人のライフスタイルが大きく変わってきたのに、社会の仕組みや制度、行政の対応が旧態依然としていて、マッチしていないため、顕在化した出来事だと思います。

かつては大家族主体で、親の面倒や子の面倒は家族がやるものでしたし、貧しかったので、コミュニティが残っていて、地域が見てくれていました。
しかし、核家族化が進み、かつ利己的個人主義が支配的になり、少子化が進み、児童や高齢者と言った弱者への対応は、弱体化する家族では支えきれなくなっていました。
それなのに、年寄り、子どもは家族が視るものと昔のままだったのです。
核家族や個人主義はさらに、地域の崩壊だけでなく、家族の崩壊を招き、個々バラバラへと変わろうとしています。
このことが顕在化したのは、少子化が問題となった20年も前から分かっていたことです。

核家族化や個人主義の蔓延の結果、子どもや老人といった弱者が見捨てられることになるのを漫然と何もせずに放置してきたのが自民党政府です。
老老介護や母子家庭、孤独死、児童虐待、ホームレスなど、核家族・個人主義の行く先は分かるはずなのに。
政府は先を読んで手当てするのが、国の役割です。
あらゆることを先送り、責任逃れしてきたのが自民党政権です。
核家族化や個人主義の蔓延していくのを容認するならば、弱者を生み出さないようなシステムや制度を用意すべきでした。
それが、子どもや老人は社会が支えると言う施策であり、その考えの普及でした。
少子化ともども、指をくわえているだけ、すべて自己責任に任せていました。
原因は自民党政権の怠慢です。

貧困ビジネスがはびこる一方、高齢者の安否する把握していない、児童虐待が分かっていても面倒だから踏み込めない、社会福祉を行わなければいけない行政の社会福祉切り捨てです。
道理で、日本の公務員は先進国でも少ないわけです。
弱者を底支えする行政が弱体なのですから、仕方ありません。

多様化する現代、様々なライフスタイルを支援することが政府に求められていると思います。
専業主婦などのワンパターンのメニューは絶対にいけません。

利己的個人主義が蔓延していますが、これも是正していかなければならないと思います。
自分が幸せになれば日本全体は幸せになることはなく格差を生むだけで、他人が幸せになれば自分も幸せになる利他主義の必要性を説く教育も必要だと思います。
自分たちのまちづくりは自分たちでと言う名古屋市の地域委員会の取り組み、学校を地域が支える地域本部制度など、崩壊したコミュニティを立ち直らせ地域力を上げるることも重要です。

投稿: 愛てんぐ | 2010.08.07 16時24分

★ーーこんばんは、愛てんぐさん

>安否確認が出来ない高齢者、見過ごされる児童虐待ともに、個人のライフスタイルが大きく変わってきたのに

そうですね。
社会の形態、個人の考えも相当変わってきているのに、法も、行政の在り方も、少しも変わりません。
名古屋市北区の課長の意識が、行政に携わる人間たちの意識を代表しているのかと思います。
理屈にもならない屁理屈で、行政の怠慢を正当化しているのですから。

私たちは自ら、核家族を選択してしまいました。
それが流行の先端を行くかのように美化していた時代がありましたよね。
しかし、今になったら弊害の方が大きいかもしれません。
人が人としての対応が劣化してしまった、見上の人への対応がなっていない。
小泉政権以降、行政も高齢者を家族に押し付けてきたきらいがあると思います。
医療費削減の名目で、家族にしわ寄せが気ました。
もちろん、家族で介護をするが理想とは思いますが、生活に追われて介護しようにもでっ切る状態ではないにもかかわらず、家族の責任にしてしまっています。
やはり、制度の不備だと感じます。
医療費削減が影響しているのではないでしょうか。

日本人が個人主義に落ちった結果が、今に至っていると思いますが、これだけ所在不明者が後を絶たないのは、本当に恐ろしい社会だと感じます。

自民党政権では、何事もなく通過してきましたからね。
結果、今、ひずみが出てきているのでしょうが。

>政府は先を読んで手当てするのが、国の役割です。
あらゆることを先送り、責任逃れしてきたのが自民党政権です。

先送りは自民党のお家芸ですからね。
先を読むも読まないも、何の対策もしてこなかったのが自民党政権だと思いますよ。
自民党政権自体が、大企業や、金持ちの方へ目が向いてはいますが、下流の方には対策も立てず、目も向けてきませんでした。
"自己責任”をどれだけの自公議員が言って来た事か。
なんでも、自分たちの責任で生きろよと、言われてきました。

>高齢者の安否する把握していない、児童虐待が分かっていても面倒だから踏み込めない、社会福祉を行わなければいけない行政の社会福祉切り捨てです。

屁理屈ばかり言って、自分たちの体面を保つことだけですものね。
あれだけできないと突っぱねていましたが、すぐに数字が出てきたではありませんか。
報道されて、あわてて安否確認した結果でしょ?
やればできるのを、やらない、やれない。
怠慢ですね。

しかし、これだけ人間の心が荒んでしまった今、これを直すのは大変ですが、やらなければ日本人の持ち味がなくなってしまいます。
なんとかして、日本人力を取り戻すと言う事で、私たち一人一人がもう一度、自分の心に問うて見てほしいですね。
これで良いのだろうかと。
言うは易く行うは難しですが、どうしても変えなくては。。。


投稿: まるこ姫 | 2010.08.07 21時20分

今回の野田聖子議員産後と育児記録出版ニュースは深く「胎内虐待」とメディアの欠陥を思わされた。

・誕生と死は”ある程度”自然に任せるしかないのでは?
(遺言に反して生命維持装置を続けることは許されることなのか?無理な出産は似たような問題提起をする!しかし新生児は遺言も書いてないし親の一方的希望と決断に任せられている・・・・。)
 死は本人が選択可能だが、誕生は未知の約90年の長時間にわたり、無知無罪の新生児本人とその周りの重大な”生活条件”(人生)を決定する。しかし現実は親がただエゴだけで出産する場合もある。

・担当の産科医は、生まれてくる新生児の健康・人生にもっと決断権・責任を持たせてもいいのではないのか?つまり「羊水検査」と排卵促進剤・流産防止剤などの「薬物副作用検査」を義務付けて良いのではないか?これは一見冷酷のようだが、現行の「優生保護法」の理念の延長である。非受精・非着床・流産・死産はある程度、個と種の保存のためやむをえないのではないか?

・メディアは彼女の高齢出産と情熱を報道しただけで、裏の受精性交目的だけの同棲の繰り返しと、議員任務である養子縁組・代理母の法整備とを怠って、議員特権に乗っかって、単独治外法権で単独目的を果たした暴挙は取り上げなかった。

・既版の出産前記録に加えて、今度育児・治療手記を出版予定との事である。これは将来お子さんの人権軽視にはならないだろうか?

 以上メディアは,お子さんが誕生前に(母親と関係医師のエゴのために)結果的” DV” に遇っていないか? と お子さんの人権軽視をしていないか?にも光を当てるべきと思う。

投稿: 憂国 | 2011.03.01 09時33分

★ーーこんばんは、憂国さん

私は、素人ですので難しい事は分りませんが、個人的にはそこまでして生まなくても良いのにと思いました。
血を言えば、野田さんの血は受け継がないわけですし、夫と未来永劫婚姻関係にあるかはわかりません。
もし破綻した場合、夫の精子、外国人の卵子で、自分は腹を貸しただけですから、それでも自分で育てるのだろうかと疑問があります。
そして、夫婦別姓論者だったと思いますが、籍を入れたそうです。
風別姓論者なら、子供が生まれようと最後まで徹底して欲しかった。
自分の信念を貫き通して欲しかったですね。

投稿: まるこ姫 | 2011.03.01 19時46分

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