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2010.08.27

野田聖子氏”それでも私は産みたい”の違和感

小沢氏の代表選出馬ばかりが、話題になっているが、野田聖子
氏の”体外受精で妊娠” の報道も、私にはものすごいショックだ
った。

野田議員が体外受精で妊娠 問われる「母親とは誰か」

以前、タレントの向井亜紀さんとプロレスラーの高田延彦さん夫
妻の間での代理母騒動はあまりにも有名だが、彼らは精子も卵
子も当事者のものだったが子宮を借りた状態、いわゆる借り腹で
十月十日の間やむなく他の方にお願いすると言う、産みたくても
産めない人にとっては朗報ではないかと思ったものだ。
もちろんその間他人の受精卵をおなかに入れておく人のリスクも
大きいだろうと思うが、それでも受精卵は当事者同士のものであ
り、あまり抵抗はなかった。

ところが野田氏の場合、

>今回のケースでは、現在事実婚の関係にある飲食店経営者
の精子と、米国の第三者から提供された卵子との受精卵を野田
氏の子宮に移し、野田氏自身が出産することになる。

母親となる、野田氏の卵子は一切関係なく、夫の精子と赤の他
人の卵子を自分の子宮内に移し替えて十月十日の間、妊婦気
分を味わうと言うものだ。

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私が違和感を覚えるのは、事実婚の夫と添い遂げればよいが前
の鶴保氏との事実婚解消のように、不幸にも今回も事実婚解消
となった場合、野田氏はまったく縁がなくなった男の子供の養育
を平然と行う事が出来るのだろうかと言う事だ。
だいたいが男と女が分れる場合、円満に分れると言う事はほとん
どなく、 愛憎の末の結果だ。
お互いが憎くて分れても、子供は別だとは口では言うかもしれな
いが、実際は感情がついて行かないのではないか。
愛情のあるうちは、”彼のDNAが受け継がれるだけでも嬉しい”
は言うだろう。
が、それが永遠に続けば問題ないが、人の心は移ろいやすいも
のだ。
野田聖子氏が、マザーテレサのような人格の持ち主なら問題な
いかもしれないが。。。。。

日本では、法整備が遅れているとも言われているが、野田氏の
場合国会議員が率先して、私についてきなさいと言う立場をとっ
たとしても、それを実行するには、なんといってもお金が物を言う。

>今の時代、提供者でも分娩者でもお互いの合意を経て、どちら
の立場でも母親になることを選択できるべきだと私は思います

野田氏にそれほど、開かれた考えがあるなら、法整備に尽力を
尽くしてきたのだろうか。
長年国政に携わり、政権与党にいて、次期総裁も視野に入って
いた議員なら、法整備に対して目鼻を付けられたと思うが。
自民党は、“300日規定"すら、差別と偏見を前面に出していた。

不妊に悩む女性が、"それでも産みたい"と考えても、野田氏のよ
うにアメリカに行き、めでたく願いを成就できるとはとても思えない。
私は、こういった手記を発表する事で、本人は問題定義をしている
つもりかもしれないが、、不妊に悩む女性、男性達の心の傷を逆
なでしているように思えてならない。


☆ーー☆ーーー☆ーー皆様にお願いーー☆ーーー☆ーー☆


             
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コメント

まるこ姫さん、こんばんは∈^0^∋
ボクのところも子供が出来ませんでしたが、もう諦めました。そこまでしてまで、子孫を残そうとは思わなかったですね。
 何となく納得できないというのが正直なところで、法整備をきちんとしてほしいですし、不妊治療にもっと光を当ててほしいものです。もう 高価な海外旅行が何回も行ける分だけ投資したことを記憶しています。
 くまさんことくまボンでした。ではでは(^.^)/~~~

投稿: くまさん | 2010.08.27 19時20分

まるこ姫さん  こんばんは
金さえあれば、科学的に出産がどうにでもなることには、大いに違和感があります。子供がどうしても欲しい、誰にも迷惑をかけない、という気持ちは解りますが、色々なケースがありますので最終的に親の我がままで子供が不幸になることもありうる訳です。子供も気持ちを聞けるわけありませんが、「其処までして、生まれてきたくなかった」といっているような気がしますが、如何思われますか。 

投稿: ヤス | 2010.08.27 19時45分

 野田聖子さんは難しい問題を自分の頭で考える力が足りないのではないでしょうか。2005年の総選挙後に自由民主党に復党したのもこれによるのではないでしょうか。そして今、原口総務大臣の手によって他の復党組ともども踏み絵を踏まされようとしています。

投稿: ヒロくん | 2010.08.27 20時02分

★ーーこんばんは、くまさん

野田聖子の執念は、どこから来るのでしょうか。
私には、理解できません。
人それぞれですから、否定はしませんが。
私も不妊治療を受けた時期がありましたが、人の卵子をもらってもとは、考えの範疇にはまったくありませんでした。
すごい発想ですね。

まずは、不妊のための法整備をすることが先決だと思います。
特権のような、今回の野田氏の行動は、私は違和感があります。
私の場合、短期間で済みましたが、長期間、そして随分お金がかかっても恵まれない人もいるのですね。
良くわかりました。

★―ーこんばんは、ヤスさん

不妊治療にはお金がかかりますよね。
長期間ともなれば、くまさんのように海外旅行へ何回もいけるほどのお金がかかると言う事ですから、精神的にも金銭的にも大変です。
子供がどうしても欲しいという気持ちはわかりましたが、それでも他の女性の卵子を提供してもらってまでもという気持ちにはなれません。
そして、事実婚を最後まで完結させることができればよいですが、解消した場合子供の気持ちはどうなるのでしょうか。
やるせないですね。
子供の将来もかかっていることですから、私には理解不能です。
しかし、野田氏はものすごい執念と言うか、子供に対してこだわりのある人なんですね。


★ーーこんばんは、ヒロくん

野田聖子氏は、考える力が足りないと言うよりも、彼女なりの思考回路があるのだと思います。
が、私はくまさんのおっしゃるようにそこまでしてやるか?とは思います。
子供に対して思い入れがあるのでしょうが、並みの執念ではないような気がします。
彼女をそこまで突き動かす、”こども”ってなんなんでしょう。

私は、自民党にに復党した時の、茶番は一生覚えていると思います。
これが泣いて信念を訴えた人の姿でしょうか?

投稿: まるこ姫 | 2010.08.27 20時05分

これらの問題は、本人が納得できるように法整備をする必要があると、基本的考えてます。
ただ、向井アキさんと高田延彦さんは、お互いの遺伝子を持つ子供を他人に生んでもらったわけで、野田氏のように他人の卵子ではなかったはずですねぇ。
しかし当時、認めないとか相当な話題になったはずです。
血縁的には近い向井さん達が問題になって、血縁的に遠い野田氏が問題にならないのは変です。
結局、現政治家という肩書のおかげでしょうか?
法体系の整備を進める必要がありそうです。

投稿: サクラ日記 | 2010.08.27 21時29分

★―ーこんばんは、サクラ日記さん

野田さんが、先陣を切る前に法整備を進めるべきでした。
彼女は、子供に対して思い入れの強い人だとは思いますが、他の人は何と思うでしょうか?
私は、特権のような気がしました。
そういえば、向井さんの時は、相当非難されていましたよね。
私は借り腹のリスクはあるものの、血筋的には二人の子供だし、勇気ある決断だと思ってそのような記事を書いたような記憶があります。
野田氏とは、全くケースが違いました。
そういえば、野田氏の場合、何の非難も浴びていませんよね。
それどころかお母さんになる喜びのような報道の仕方です。
私は、何か違うような気がしてなりません。
やはり、政治家には何もものが言えないのかと勘繰りたくなります。
これで良しとするなら、率先して法体系の整備をしていただきたいですね。

投稿: まるこ姫 | 2010.08.27 21時46分

再びで申し訳ありません。
向井アキさんの場合は、国内で法的に認められていなかったこともあり、やむをえず借り腹というかたちでアメリカの人に代理主産してもらったと記憶しています。
このとき、たしか子供の日本国籍取得が出来ない、認められない云々となったように記憶しています。
その後の法整備がどのようになったのか、報道もされないので全く分かりませんが、今回のケースは、向井さんのケースと照らし合わせてマスコミももっと取り上げるべきではないでしょうか。
やはり、国会議員という肩書が物を言っている気がします。

投稿: サクラ日記 | 2010.08.27 22時02分

この妊娠は、二つの問題があると思います
第一には、不妊治療が裕福な人だけ出来るという点です
国は特に不妊治療をしている議員の方は率先し議員立法を進める立場であり、経済的苦痛だけでも取り除くべきだと思います。
野田議員は血液型だけ一緒のかたの卵子を指定したそうですが、白人黒人の方の場合あまりに違いすぎるような気がします

第二には、年齢関係なく技術的には生めると言う点です
野田議員は50歳で出産予定らしいですが、世界には60歳位で妊娠と言う例もあるらしいです
親はともかく、子供の立場も考えてもらいたい
野田議員の子供が小学校卒業するときには60超え、高校進学時には高齢者になっています。

元気でバリバリ働いているかもしれませんが、60超えると実際どうなるかは判りません
それに、クラスの同級生の祖母祖父とお母さんが同じって事もありうる年齢です

投稿: ぽこにゃん | 2010.08.27 22時38分

まるこ姫さん、今更ながらですが、さすがです。
私も同感です。というのも先週、千葉県の不妊治療に関する助成制度について住民の方から問い合わせがあったものですから・・・。
うちの町は貧乏な町なので、不妊治療に独自の上乗せ制度がないのがとっても心苦しいし、情けない気持ちにもなります。
私は常々思うのです。健康医療福祉の政策については市町村の独自制度を禁止すべきだと。住んでいる場所によって受けすサービスが違うのは国が規制または独自制度がなくてもいいくらいなものを全国同一に制度化すべきだと思います。いいサービスのあるところに行けばいいという意見もあるでしょうが、身軽な人であればよいでしょうが、高齢者やお金のない人はそう簡単にはできません。体育館の使用料や設備は各自治体に差があってもしょうがないと思ってますが、健康医療福祉に関しては全国同一であってほしいい。
国会議員はそういったことで困ることもないからこうゆう行動になるのか?全く・・・何をやっているのか。もちろん、不妊治療をどうこう言うつもりは全くないです。個人の問題ですから。
愚痴混じりのコメントで申し訳ありません。

投稿: 千葉県内の地方公務員 | 2010.08.28 06時22分

★―ーこんにちは、サクラ日記さん

そうなんですよね。
向井さんの場合、戸籍の面でも批判の面でも、相当矢面に立たされていたと思います。
確か実子ではなく、養子になったと記憶しています。
私は、同情していました。
その後、どうなったのでしょうね。

腹がどちらのものか、大いに議論沸騰してもよさそうですが、何事もなく過ぎていますね。
三原じゅんこなどは、“聖子先生、おめでとうございます”なんて能天気に祝福していましたが。
心が痛む人も随分多いと思いますよ。
向井さんの時とは待遇が違いますよね。


★ーーこんにちは、 ぽこにゃん さん

>第一には、不妊治療が裕福な人だけ出来るという点です

そういう事ですよね。
野田氏は問題定義したつもりかもしれませんが、現実はお金があれば米国に言ってでも自分の願いをかなえることができる。
一般人ならそれも仕方がありませんが、法案を作る国会議員が法整備も出来ていないのに、自らは願いをかなえた。
何か、違和感があります。
一般人は、経済的に出来ない場合がほとんどですからね。

>第二には、年齢関係なく技術的には生めると言う点です

娘のために50代だか、60代だかの母親が出産した場合がありますからね。
それも、子を思う母の気持ちになったら、仕方がないかとは思いますが。
まあ、年を言えば、男性の高齢者でも精子が元気なら産ませることも出来ますからね。
それは個々の考えだと思ったりもします。

★ーーこんにちは、千葉県内の地方公務員さん

不妊に悩む人は深刻ですよ。
しかも、お金持ちだったらある程度は、フォローできるかもしれませんが、一般人の場合高額の治療にどこまで対処できるかですからね。
くまさんもおっしゃっておられましたが、高度な治療の場合相当な金額になるでしょうし。
まあ、それもわが子欲しさなら、ある程度はしかたがないでしょうが。
野田氏の場合、自分の卵子ではありません。
事実婚の夫と、他の女性の卵子ですからね。
個々の考えの違いですが、私はそこまで積極的にはなれませんね。

自治体によって、サービスが違いすぎるのは問題ですよね。
インフルエンザのようなものでも、自治体によって全く対応が違います。
助成制度も全く違います。
隣の市は自分の市と違って恵まれているとか、恵まれていないとかはよく聞く話ですよね。
私も、最低でも福祉、健康の面では平等であってほしいと思っています。
利害関係で住み着いているわけではなく、何かの縁で住み着いたわけですから、そこに格差があるのは何とも、釈然としません。
きっと、高齢になればなるほど、悲哀を感じるのではと思います。

投稿: まるこ姫 | 2010.08.28 16時36分

養子縁組を断られたから今回のような事をしたのだと思うけど…なぜ養子縁組を断られたのか…それが気になる

投稿: あいな | 2012.01.20 16時52分

★ーーこんばんは、あいなさん

養子縁組とは、また次元が違うのではないでしょうか。
野田さんは、どうしても母になりたかったそうですよ。
人には、いろいろな生き方がありますからね。。。
私には理解できませんが。

投稿: まるこ姫 | 2012.01.20 17時46分

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