進むも地獄、退くも地獄の柳田法相、そして菅政権
>柳田法相 辞意、一時周囲に漏らす
毎日新聞 11月21日(日)12時12分配信
>国会答弁を軽視するような発言をした柳田稔法相が、野党か
らの辞任要求後、一時、辞意を周辺に漏らしていたことが分か
った。民主党幹部らの説得で現在は続投の意向を示している。
国会で連日、予算そっちのけで攻め立てられれば誰だって弱気
になるだろう。
しかし、鳩山政権は鳩山前総理だけがターゲットになっていたが
この菅政権は、総理、官房長官を筆頭に、次から次へと失言続
jきで、野党としては攻めやすいだろう。
政策の不備を突くと言うよりも閣僚の漏らした失言を、ああでもな
い、こうでもないと朝からら晩まで突いていれば良いのだから。
それにしても、この柳田法相は、素人が考えてもこれは言っては
いけない発言だと気づいたものを、後援会の席上とはいえあん
なアホ丸出しの発言をしたのだろう。
軽率すぎる。
良く解釈すれば、与党慣れしていないと言う事なんだろうが。
辞意を周辺に漏らしていたのは事実だろう。
所が、20日に菅総理と仙谷官房長官が国会運営について会談
をしたとテロップに出た次の日に、柳田法相の態度が変わった。
>柳田法相、続投姿勢を強調「1日も早く国民の信頼回復を」
産経新聞 11月21日(日)15時50分配信
>21日午後、法務省内で記者団の取材に応じ、「『検察の在り
方検討会議』もやっとスタートした。そう時間をかけて改革をする
というわけにはいかない。1日でも早く国民の信頼を回復しなき
ゃならない」と述べ、続投する姿勢を強調した。
菅総理や、仙谷官房長官に今、辞めるのは早いと言われたのだ
ろうが、態度が急変した。
自分でも素人と思っている人間で、今まで着手しようとも思って
いなかった検察の改革に乗り出すとはとても思えない。
”検察の在り方検討会議”は、体の好い言いわけ材料だ。
野党は野党で
>自民・石原幹事長、柳田法相が辞任しない場合は補正予算
案審議に応じない方針強調
フジテレビ系(FNN) 11月21日(日)12時25分配信
またまた例のごとく、政局に持ち込む算段だ。
辞任しない場合は、審議拒否だと。
審議拒否だとは言うが、昔から、与野党かかわらず、相手の失言
を突くだけで、本当に真摯に審議をしてきたのだろうか。
そして結果時間が無くなったと言い、審議時間が短すぎると言う。
菅内閣は、柳田法相が辞任したらしたで、他の議員にも影響を
及ぼすだろうし、しなかったらしなかったで、問責決議案、審議
拒否と、どちらにしても、国会は紛糾状態だ。
進むも地獄、退くも地獄の菅政権だが、それもこれも、突き詰め
て考えれば、ど素人の議員を任命した菅総理の責任は大きい
のではないだろうか。
ど素人でも、言っていけない事位はわきまえてしかるべきだ。
野党、特に民主党憎しの自民党に突っ込まれることくらい、分か
りそうなものを。
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コメント
まるこ姫さん、こんばんは∈^0^∋
すぐに辞任すれば 潔し と思われるはずなのですがね。いったん辞任に追い込まれるとすがりつく人の気持ちがわかりません。
すがりついて今後の展開が良くなるとは全く思えないのですが、困ったものですね。
民主党政権の補正予算の取引材料になってるだけ。悲しい存在かもしれません。
やめればいいものを。
くまさんことくまボンでした。ではでは(^.^)/~~~
投稿: くまさん | 2010.11.21 18時41分
★ーーこんばんは、くまさん
もう、辞任のタイミングを逸したのだと思います。
今辞任をすると、菅氏、仙谷氏の責任を問われかねない。
さりとて、居座ると野党の追及が日増しに高くなる。
どちらにしても、にっちもさっちも行かない状態でしょうね。
野党も、補正予算の取引材料にするだけで、この国を憂いているわけではありません。
情けないですよね。
しかし、民主党はどうなっちゃうのでしょうか。
先が見えませんね。
投稿: まるこ姫 | 2010.11.21 19時59分
まるこ姫さん こんばんは
あの発言はどう蟇目に見ても法務大臣の発言ではないです。即刻、解任して置けばよかったものを引き伸ばした為に、政局にされてしまいました。今の議員は国民のために捨石になろうと言う気持ちに欠けています。もし日頃、国民の為など思っていたらあんな発言は出ないし、また、審議拒否、駆引き、等しないはずです。与党も野党も自分が議員である事が一番大切な人ばかりです。嘆かわしい限りです。
投稿: ヤス | 2010.11.21 21時29分
★ーーこんばんは、ヤスさん
法務大臣の立場を軽く考えていたようです。
ですが、この人のハンコで人を殺す事も出来る立場だと言う事をよく考えていただきたいです。
あんな能天気な発言は出来なかったと思いますし、与党となればどこで人を陥れようとするか分からないのですから、警戒心は人一倍持つべきでしょう?
資質がなかったと言う事でしょうが。
しかし、菅総理の決断力のなさは、時局を見る事が出来ない人に総理の座は務まらないと思います。
しかし、与野党議員を問わず、真に国を憂いたり、国民生活を考えたりする人は、見当たりませんね。
法務大臣の発言も情けないと思いますが、それにばかり固執する野党議員も、腹立たしいです。
これで、自民党政権に戻った日には、お先真っ暗。
政治不信が募ります。
投稿: まるこ姫 | 2010.11.21 21時57分
問責決議で柳田法務大臣を辞めさせると、問責決議の効力を持たせることになってしまいます。
そうすると馬渕・仙谷ドミノ辞任で政権崩壊です。
問責決議には法的に効力がないとするためには、事前に辞任か更迭する必要がありますが、辞任は拒否されていますし、更迭は昨日までの菅首相・仙谷官房長官の対応と矛盾した行動になります。
それに、予算案は審議拒否されても自動成立します。
見識の全くない法務大臣ですが、検察改革には柵がないだけ意欲を持っているのだそうです。
この法務大臣をテレビと肛門さまが辞任を迫る本当の理由は、検察官適格審査会の委員人事で、国会議員6人中4人を小沢さん側近を任命した、柳田法務大臣の人事がお気に召さないようなのです。
この人物を更迭するにしても、続投させるにしても、信義無き空き菅政権では、誰もが疑心暗鬼で、政権の座を浮遊するだけでしょう。
来春の地方選挙の前までも空き菅政権浮遊するのでしょうか?
空き菅政権持続で、民主党地方議員は自業自得とはいえ一足先に地獄を見るのでしょうか?
投稿: scotti | 2010.11.21 22時33分
石原幹事長(でしたっけ?)
親の名声が無ければ、何も出来ない人なんじゃないでしょうか。
国交大臣の時も、大した結果は残してないですし。
この方、恐らく全く信念や能力は無いと感じます。
民主党も、昨年政権交代とうたいながら、鳩山前総理を始め、全く無能としか言いようのない人の集まりでした。
(一部を除きますが)
鳩山総理は、議員辞職を撤廃したかと思えば、菅総理を批判するような発言もしています。
あれだけの国民の応援の中、何もめぼしい成果のあげられなかった人が、同じ党員を批判する資格があるのでしょうか。
金持ちが道楽で政治家をされては、国民はとんでもない悲劇です。
柳田法相の発言は、有頂天になったとしか思えませんが、それと政局とは分けて欲しいです。
何か有れば常にに政局。
これでは国民は、一生悲惨な目に遭いますよ。
自民党が作った選挙制度に踊らされていますが、今こそ国民一人一人が、自分や子孫為に考える時期と感じてます。
しがらみ等を取り払う時期だと。
それにしても、大臣になった人が、子供でも分かる事が分からない。
こんな人が大臣なんですねぇ、今の日本は。
総理もその延長のような気もしますが・・」・。
投稿: サクラ日記 | 2010.11.21 23時16分
☆民主党も自民党も一緒
柳田法相の発言、脇が甘いというか。官僚任せの答弁をしていることを正直に発言したと言えます。
官僚支配国家日本は、政治家が結局、官僚任せ状態であり、政権交代で民主党が切り込んで政治主導になると期待して投票したものですが、今は菅首相はじめ官僚から舐められ、さらには中国、ロシアからも日本政治を舐められる状況になってしまっており、国家主権という認識が首相、官房長官に全くないことが露呈しています。
もう、菅の求心力とか統率力が全くないこともはっきりしましたから、私同様殆どの国民は引いてしまいました。
公務員の人件費2割カットはどうなったのか?
これをやるためには議員数の大幅カットくらいやる覚悟がない限りできない。それから労組に対する遠慮からできないのか、もう民主党には見限りました。
日本独立を掲げる政党は、出てこないですね。
次の衆院選では、国家主権の考えがはっきりして日本独立を掲げる政党に投票したいのですが、該当する政党がないのがさびしい。
投稿: きらきら | 2010.11.22 09時49分
柳田法務大臣が辞任、仙石氏兼務とニュース速報が出ました。仙石氏にしてみればこれが狙いだったため、辞任をさきのばしにしていたのかもしれませんね。
投稿: かのん | 2010.11.22 13時02分
★ーーこんばんは、 scottiさん
モン石器決議の前に、ようやく決断を下しましたね。
おっしゃるように問責決議をしてからの辞任だと、問責決議にものすごい力を与えますからね。
次から次へと、野党は問責決議を提出するようになります。
結局は、菅首相リーダーシップがあると言う事にしたいがために更迭と言う事になりました。
遅すぎましたね。
菅総理、仙石氏の対応とは矛盾した形になりますが、そうでもしないと納まりがつかなかったのかと。
scottiさんのおっしゃるような記事を目にしました、
検察に対しての改革に、とても強い意欲を示しているそうです。
素人ならではの見識かも知れませんね。
>国会議員6人中4人を小沢さん側近を任命した、柳田法務大臣の人事がお気に召さないようなのです。
やはり、はめられたのかもしれませんね。
菅総理の決断は、吉と出るか凶とるか。
いずれにしても国会運営は容易ではないでしょうね。
野党は、この時とばかりに突っ込みますから。
来春まで、持つでしょうか?
野党は菅内閣で選挙をしたいでしょうし、他の議員たちはこれでは選挙に戦えないと例のごとく言いだしますからね。
★―ーこんばんは、サクラ日記さん
石原幹事長も親の七光りですから。
言えばすぐに、マスゴミは報道しますから戦う前から勝利していますよね。
とにかく、民主党に憎しだけの人ですから。
昨年の政権交代は、本当に期待しましたけどね。
鳩山前総理の演説を聞いた時は、、日本の夜明けかと思いましたが、全くの理想主義者で現実との折り合いがつきませんでした。
現実には、何も出来ませんでしたね。
鳩山氏は、総理在任中に大見えを切ったのですから、崇高な発言を覆してはいけなかった。
最後まで、理想主義者でいてほしかったですね。
あの撤回発言は、本当にがっかりです。
しかし、鳩山氏にもがっかり、菅総理にはもっとがっかり。
議員、野党でいた時の方が輝くと言うのも、なんだかなあですよね。
権力を握ったときに、日本をどうするのかという観点に立たなければ、本当に輝いた事にはならないと思います。
柳田氏の発言も、あれだけ聞いていれば絶対許してはならない発言ですが、どうも切り取られた発言のようです。
民主党追い落としに、どの人間も手ぐすね引いているのでしょうね。
素人大臣が、どっぷり嵌められたと言う事ですよ。
そうして、国民生活はどんどん、悪い方向へ行くのでしょうね。
まあ、与党になったという自覚がなかったと言う事でしょう。
脇が甘かったという一言に尽きますね。
自民党も、民主党も大差ないと言う事です。
日本の政治は、本当に志が低いです。
がっかりです。
★ーーこんばんは、きらきらさん
日本の政治は、自民党も民主党も、意識的にはあまり変わらないのかもしれませんね。
民主党になったら、自民党と全く違った政治が出来ると思っていたのは幻想だったす。
柳田氏も、今となっては大きな力に嵌められたのかもしれません。
もっとも、与党になればどこで狙われているか分かりませんから、要注意だんのですがね。
>今は菅首相はじめ官僚から舐められ、さらには中国、ロシアからも日本政治を舐められる状況になってしまっており
官僚からは完全に舐められていますね。
そして官僚主導の政治になりつつあります。
中露にも、この政権は御しやすいと思われているのだと思います。
政権発足後、試されましたからね。
しかし、なんといっても、菅総理にリーダーシップがにことが混迷の原因ですね。
公務員の二割カットも、多分出来ないでしょうね。
選挙の前の言ったもん勝ちの類になっちゃいましたね。
民主党にはがっかり、さりとて自民党に戻すこともできない。だとしたら、新たな党に期待したいですが、担えるとは思えません。
今、国民の気持ちを代弁してくれる党が出てきたら、雪崩をうったようになびくかもしれません。
それも怖い気がしますが。
日本の政治は本当に貧困ですね。
★ーーこんばんは、かのんさん
>柳田法務大臣が辞任、仙石氏兼務とニュース速報が出ました
結局、仙谷氏に漁夫の利があったような感じですね。
本来なら、仙谷氏の方が、よほど舌下ガすぎると思います。
菅総理と、仙谷氏と岡田幹事長の会談があったそうですから、いろんな対策を練っていたのでしょうが。
投稿: まるこ姫 | 2010.11.22 20時38分