「海水注入、中断せず」、二転三転する東電、何が真実なのか
もう、どうなっているのか。
政府、東電の発表が、二転三転は良いところで次から次へと目
まぐるしく、変わっていく。
>海水注入、中断せず=所長が判断、福島第1―東電
時事通信 5月26日(木)15時9分配信
最初は、3月12日に1号機への海水注入が、菅首相の指示を受け
て55分間中断されたと報道された。
それを受けて、国会では喧々囂々、非難の嵐だった。
中断するに当たって、菅総理は原子力安全委員会の委員長に助
言を求めたら、海水注入し続けたら再臨界はあり得るとの回答で、
海水注入について懸念を表明した事で、東電側が海水注入を中
止したと報道された。
所が、当の委員長は、専門家として、そんな指摘をするはずはな
い再臨界もありうるなどとは総理に言っていないとして、官邸に厳
重なる抗議を申し込んだそうな。。。。。
確か、細野氏も、再臨界はあり得るとの話は聞いていた、とテレ
ビで話していたが、これは間違いだったのか。
この経緯で喜んだのは野党だ。
国会で、菅総理の間抜けぶりを糾弾していた。
ところが、ところがここへきて、
>東電は、実際には発電所長の判断で停止は行われず、注水
が継続していたと発表した。
今になって、注水は継続していたと。
だとしたら今までの、総理、原子力安全委員長、東電の、バトル
は一体なんだったのだろう。
なんで、注入を継続していたものが、55分間の中断と言う発表
になったのか、まったく持って分からない。
>官邸に派遣した社員が「首相の了解が得られていない」と東
電本社や福島第1原発に連絡。協議の結果、いったん注入停止
を決めたが、実際には福島第1原発の所長が「注水継続が何よ
りも重要」と判断し、停止しなかったという。
なんだあ。。。。総理の指示も、東電にとっては聞く耳持たないと
言う事か。
しかしこれは重大問題ではないか。
"注水継続が何より重要"と判断して、総理の指示を勝手に却下
した東電側と言う事になる。
一国のトップリーダーの指示も無視する会社ってどういう会社だ?
無視を決め込んだだけではなく、それを報告もしていなかった。
もっとも、総理の指示を勝手に却下したのだから、報告も出来な
かったのだろうが。
本来なら、首をかけてでも、総理に海水注入の中断は一大事に
なると進言して、それを認めさせるのが、東電側の誠実な対応だ
ろうと思うが。
そして国会での泥試合にも、無視を決め込むに至っては、この東
電と言う会社は、本当に信用できない会社だ。
しかし、菅総理も舐められたものだなあ。。。。
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コメント
まるこ姫さん こんばんは
何が真実で何が嘘なのか解らなくなっています。狐と狸の化かしあいと言ったところでしょうか。ハッキリ言える事は、今後補償でお世話に成らなければいけない立場の東電がア菅の立場を悪くする事は言えないということです。議事録がない限り言った言わないの水掛け論で終始するのでしょう。一言、言わしてください。「菅のオオバカ野郎。お前が首相でなかったらこんな大惨事にならなくて済んだのに。日本のダニ政治家は早く辞めろ」
投稿: ヤス | 2011.05.26 21時15分
★ーーこんばんは、ヤスさん
どうなっちゃったのでしょう。
まったく、何がどうなったのか、真相はやぶの中。
政府も東電も滅茶苦茶です。
何を信じて良いのか、信じられないところが余計に信じられなくなりました。
おっしゃるように、政府にはお世話にならなければいけない立場の東電が、菅総理の指示を聞かなかった。と言う事になりませんかね。
議事録も作っていないと言うし、こんな政府見たことないです。
政府の体をなしていませんね。
菅総理は主要国サミットに出かけていますが、帰ったらどんな状態になっているやら。
もう、”菅総理"では、二進も三進も行かなくなっている状態に見えますね。
投稿: まるこ姫 | 2011.05.26 21時44分
巨額の賠償費の査定を菅政権に握られている東電は、菅政権に都合の悪い真実は隠ぺいしないといけないのでしょう。
東電の現場所長を変えれば、真実が隠ぺい出来ると錯覚しているのでしょう。
真実はひとつ、いづれ分かります。(笑)
例えば、。「例の問題」とは、外国人からの違法献金問題。横浜市内でパチンコ店を経営する在日韓国人のK氏から、06年に100万円、09年に4万円の献金を受け取っていた一件だ。3月11日の大震災当日、朝日新聞が1面トップで報じた。
「前原誠司外相(当時)が同じ外国人献金問題で辞任した直後で、しかも、前原氏の5万円に対して菅首相が受け取っていた金額は100万円とケタ違い。3月11日の国会でこの問題を追及された菅首相は“外国籍の方とは知らなかった”と強弁しましたが、誰が見ても絶体絶命のピンチでした。そこへ、未曽有の大震災が起きたのです」(国会担当記者)
週刊文春(4月14日号)によれば、菅は違法献金が表沙汰になると知るや、K氏に「とにかく逃げて下さい」と指示。震災翌日にも電話をかけ、「過去も現在も未来も会ったことはなかったことにしてくれ」と念押しをしたという。震災対応そっちのけで口止め工作とは呆れるが、その後、ドサクサに紛れてコッソリ返金していたことも分かった。
●不信任案より先にコレで退陣!?
これで本人は逃げ切ったつもりだろうが、そうは問屋が卸さないのだ。K氏を知る関係者が明かす。
「菅首相は音信不通になり、一方的に絶縁されたK氏は怒り心頭。マスコミに洗いざらいブチまけると息巻いています。K氏は周囲に『菅はオレの国籍を知って付き合っていた』と明言。昨年、韓国大使館で開催された音楽コンクールに関する口利きなど、具体的な便宜供与についても話し始めています」
さんざん利用しておきながら、都合が悪くなると「知らぬ、存ぜぬ」でダンマリ。延命のためには恩人をも平気で裏切り、詭弁(きべん)を弄して責任転嫁――。これまで、菅という男の品性下劣を国民はイヤというほど見せられてきた。
もうウンザリだ。ハッキリ言って、菅は人間性に問題がある。宰相の器ではない。
永田町では、超党派の“倒閣”勉強会がいくつも立ち上がるなど、菅降ろしの動きが加速している。外国人献金問題が火を噴くのが先か、不信任案を突きつけられるのが先か。どのみち人でなしのズル菅首相は辞めるしかないのだ。 .
投稿: scotti | 2011.05.26 23時43分
政府、東電共に、発言する内容に益々信用が持てなくなりましたねぇ。
このように重要な事が何故に、いとも簡単に翻るのか?
政府からの圧力によるものなのか?
それとも東電の隠ぺい体質からなのか?
はたまは、これを最初に口にしたのは安倍元総理のようで、最初はその辺りが絡んでいるのか?
いずれにせよ、政府、与野党、東電全て国民の方は向いていないということだけ、より明確になりました。
こんな連中の指示により、原発事故の賠償に対して国民が負担するなど、全く協力したくないです。
政府、東電は、国民に負担を求める前に、自らの態度を見直すべきであり、国民に負担を求めるのはそのずっと後だと思います。
投稿: サクラ日記 | 2011.05.27 07時32分
追伸
中断したのか、そうでないのかは、真実は温度上昇の記録を見れば判明するのではないでしょうか?
投稿: scotti | 2011.05.27 12時04分
まるこ姫さま、こんにちは。
ホントのことは元より解かりませんでしたが、注水をしていた事と保安院と官邸にFAXにて注水を報告していた事が判明しました。
これは原発所長の発言通りIAEAの査察対応であろう。
つまり事実だという事です。
この事実は所長が本店と保安院および官邸をド素人と認定し最善を尽くした証左と言えます。
また斑目委員長が会見で自虐的発言をしましたが、柔和な顔をしていたところを見ると自身の潔白を世間に示せたとの気持ちがうかがい知れます。
そして官邸と保安院の無能さと無責任さと傲慢さがうかがい知れ、今までの東電本店の会見の裏側や内閣官房参与らの暴露と撤回が官邸による強権と恫喝によるものだった事が判ります。
近々IAEAの査察結果の公表を持って、より明確な状況を私たちは知る事になります。
私たちはどんな事実を知る事になってもしっかりと受け入れる気持ちを心して持ちましょう。
投稿: あらいぐま | 2011.05.27 13時39分
★ーーこんばんは、 scotti さん
東電は、隠ぺいだらけですね。
次から次へと、ポロポロ小出しに出てくるので、余計に信じられなくなりました。
隠ぺい体質は少しも変わっていなかったですね。
東電のやり方は、本当にまずいやり方ですよ。
親方日の丸で長年来た体質で、対応が分らないのでしょうか。
菅さんも、外国人献金問題が再燃しそうな勢いですから、サミットから帰ってもいばらの道が続くでしょうね。
しかし、この人、サミットでも大ぼら吹いたみたいですし、例のにやにや笑いで帰国するのでしょうが、国内では国難が続いていると言うのに、なんであんなにニタニタ笑う事ができるのでしょうか?
神経を疑います。
>真実は温度上昇の記録を見れば判明するのではないでしょうか?
ひょっとしたら、記録の改ざん、ねつ造もあり得ますよ。
もう、東電が何を言っても信用しませんから。
★ーーこんばんは、サクラ日記さん
小出しにポロポロ出てきすぎですよ。
今回の報道は、180度違う内容ですからね。
東電は相変わらず隠ぺい体質なんですね。
政府からの圧力なのか、隠ぺい体質なのか知りませんが、いきなり前の発表が全く違う話になるって、あり得ませんよ。
私は、東電の隠ぺい体質の何物でもないと思っています。
政府も、ドタバタ、東電も隠ぺい、野党も重箱の隅をつつくだけ、国民目線はどこを探してもありませんね。
誰もが言っていますが、すぐに電力料金値上げは言いだしますよ。
そして結局は税金での補てんです。
私たちは、黙って絞り取られるだけの存在だと思います。
本当にあほらしくなりますね。
改革と言っても、議員の改革も口にせず、公務員の報酬もたったの一割減。天下りもうやむやで、東電の改革もうやむやになるのではないでしょうか。
取れるところから取る発想では、何も変わらないと思います。
★ーーこんばんは、あらいぐまさん
どうも、所長が英雄になってしまいました。
注水継続をしていたと言う事なんでしょうね。
菅さんはど素人ですが、トップの指示も聞かない東電も問題ありだと思いますよ。
しかし、国会での与党、野党、斑目委員長のやり取りはなんだったんでしょうね。
注水を止めた、止めなかったと、喧々諤々で、長時間割いていましたが、全くの無駄足でした。
結局、政府や保安院はカヤの外で、東電独自で何もかもやっていたと言う事になりませんか?
>近々IAEAの査察結果の公表を持って、より明確な状況を私たちは知る事
色々な情報が隠されているのでしょうね。
どんな驚く情報が飛び出すやら。。。。
最早、政府や保安院、東電以外の第三者の発表しか信じられなくなりましたね。
投稿: まるこ姫 | 2011.05.27 18時35分