70日間の延長が決まった国会で、1週間以上も審議進まず空転
すったもんだの挙句、ようやく70日間の延長が決まったと言うの
に、この様はなんとしたことか。
><延長国会>1週間以上も審議進まず空転 被災地そっちの
け 毎日新聞 6月29日(水)21時0分配信
>8月末まで70日間の延長が決まった国会だが、延長を決め
た22日から、審議は1週間以上も全く進まない状態が続いてい
る。菅直人首相が自民党参院議員を政務官に引き抜いた人事
に自民党などが反発しているためだが、被災地を置き去りにし
て重要法案の審議を放棄し、国会を空転させる与野党の姿勢に
も批判が出そうだ。
一日国会を開くと何億円もかかると言われているのに、休会して
いて良いのだろうか。
休会している間、無報酬ならいざ知らず、多分休会しようが開催
しようが、70日間の間は費用がかかっているのだろう。
6月というのに、くそ暑い日が続き被災地でも例外ではないだろう。
被災地ではハエや、虫がわき、生きているだけでも大変な状態だ
と言うのに、国会議員は自分たちのメンツだけを重んじる。
それというのも、菅総理が自民党の議員を一本釣りした事により
自民党議員の怒りを買ったと言うのは、分かり過ぎるくらい分かる
が、被災地を置き去りにして重要法案の審議を放棄して国会を空
転させる野党の姿勢も、大いに腹立たしい。
そもそも、菅総理は自分が首相でいる時に、三法案を通すことが
自分の使命だとまで言い切っている。
再生エネルギー法案は確かに思いつきで、そして総理の座に居
座る口実になっているかもしれないが、2次補正予算と特例公債
法案は、今すぐにでも審議をして法案を通すことは出来る。
菅総理が、自民党議員を一本釣りして野党の反感を買わなけれ
ば、野党も態度を軟化させていたし、早急に成立させる事も可能
だったではないか。
わざわざ、喧嘩を売るような行為をし、国会を混乱させる菅総理も
菅総理だが、被災地の事などお構いなく挑発に乗る野党も野党
だ。
お互いに程度が低すぎる。
これは与野党かかわらず、どの国会議員も、二言目には被災者、
被災地の復興・復旧をいち早くやらねばならないと言うが、やって
いることは、復興、復旧の邪魔ばかりしている。
特に菅総理は、原発が収束しないことや、法案が通らない方が
自分の政権の延命につながることから、わざと野党に喧嘩を吹っ
掛けて喜んでいるのではないかと、邪推をしてしまう。
そして、昨日は自分の周りの取り巻き連中を連れて、最後には、
奥さんまで参加して、美食ざんまいだったそうだが、本当に心か
ら被災者の事が頭にあるのなら、こんなニュースで流されるよう
な目立つような行動はしないだろう。
何のために、誰のために、70日の国会延長をしたのか。
そこの処が、すっぽり抜け落ちている、与野党国会議員連中だ。
被災者の気持ちがまるでわからない国会議員だが、最後の手段
として、それこそ原発が収束する間でも、被災地で国会を開催し
たらどうか。
恥ずかしくて、夜な夜な美食ざんまいも出来ないだろうし、国会休
会なんて出来るわけがない。
与野党議員とも、よ~く被災者、被災地の今の現状を見てみろと
言いたい。
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