自称脱原発論者は、ベトナムへの原発輸出のトップセールスマン

浜岡原発を一時停止すると華々しく発表して喝さいを浴びた事に
味をしめたのか、今度は”脱原発依存”を言いだした菅首相。
その発言に対して、いかにも今日明日にも脱原発をするのかと
思った人は多いだろうが、遠い将来の話でしかない。
しかも一夜にして、あの大々的な記者会見が個人的見解に格下
げしてしまったから、なんと信念のない首相かと思っていたが。

＞「脱原発」の矛盾、次々と　ベトナムへのトップセールスに首
相「議論したい…」　　産経新聞 7月20日(水)20時25分配信

＞民主党政権はこれまで原発をインフラ輸出の柱として海外に売
り込んできた。昨年秋には首相自身のトップセールスでベトナム
から受注に成功した実績がある。今回の「脱原発依存」発言との
矛盾は明らかだった。

この首相、脱原発依存を言いながら、一方では、ベトナムへの原
発の受注に成功している。
トップセールスマンだったのだ。

ちなみに、前原氏はアメリカへ新幹線を売り込みに出かけていた
ようだが、トップセールスは成功したのだろうか。
その後の報道が、あったようには見えないから分からないが。。。

前々から、脱原発は自分のテーマだったと言うような事を言って
いた首相が、しかも原発事故が起きてからではなく、相当前から
脱原発を考えていた首相が、去年は、原発を新たに新設をして５
０パーセント以上の電力をを賄うとした民主党の方針に異議を唱
えなかったのだろう。
ものすごい疑問だ。

そしてもっと分からないのが、脱原発をずいぶん前から考えて来
た首相が、一度事故が起きると制御不能になりかねない原発を、
トッププセールスマンとして他国へ自ら売りつけると言う事だ。
ベトナム以外にも、経済界は色んな企業が、新興国へ原発を売
り付けていたり、技術も輸出されたりしていると言う。

脱原発依存を言い、英雄のように持ち上げられている首相だが、
本当にこの人が、前々から脱原発論者であって、フクシマの惨状
を見て、脱原発依存を思ったとは思えないし、一夜にして、記者
会見が個人的見解に格下げするような人間に、信念や理念があ
るとも思えない。

"脱原発依存"を表明して、一夜にしてトーンダウンした首相を英
雄のように持ち上げている人達は、この首相が本気で命をかけて
既得権益者と戦おう思っていると、本当に思っているのだろうか。

その人たちの見解が知りたい。

☆ーー☆ーーー☆ーー皆様にお願いーー☆ーーー☆ーー☆


　　　　　　　　　　　　　
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