枝野経産相も古賀氏を排除するのか
どうも、古賀氏は民主党政権からは徹底的に嫌われているらし
い。
前任の海江田氏からも嫌われ、ハチロ氏も否定的だった。
今度の枝野氏も、辞職してもらっても良いと言うようなニュアンス
だ。
民主党は、前野衆議院選挙の時のマニフェストで、公務員改革
を主張していたが、政権交代から二年がたち、少しも改革が進め
られているようには感じられない。
今までの、既得権益がガチガチに硬いと思われ、急には変わら
ないとは思うものの、今、道筋がつけられなかったら4年たっても
何も変わらないのではないか。
少しでも、変えようとする気がいや、迫力がなかったら、これから
も官僚の思ったような方向性に進むだけだ。
>急進的改革派官僚に枝野大臣「辞職どうぞ」
読売新聞 9月16日(金)3時14分配信
>公務員制度改革の必要性を訴え続ける「改革派官僚」として知
られる経済産業省大臣官房付の古賀茂明氏(56)は15日、9月
中に辞職する意向を明らかにした。
>自民党政権時代の2008年7月、経産省から国家公務員制度
改革推進本部事務局に審議官として出向し、急進的な改革を主
張した。
民主党は、公務員改革の旗を掲げた政党という認識だった。
だとしたら、改革には積極的かと思っていたが、”公務員制度改
革に熱心な古賀氏に対し、主流派官僚らが強く反発しているため”、
かどうか知らないが、古賀氏を常に仕事をさせない部署に追いや
っていた。
今となっては少しも積極的ではなく、むしろ消極的な印象だ。
自民党時代、”国家公務員制度改革推進本部事務局に審議官”
としての仕事の方が、やりがいがあったのではなかろうか。
今の状態は、言ってみれば"蛇の生殺し"で、なぜ古賀氏のやる
気を活用しないのだろう。
不思議で仕方がない。
改革をすると言い切った民主党の、経産相のことごとくが、古賀
氏を疎む。
野田首相になったからと言って有権者は民主党に全幅の信頼を
置いているわけではない。
今は、お手並み拝見と称して様子見をしているだけだ。
ここで、本当に公務員改革をやる気があるのか、有権者に示す
為にも古賀氏を象徴として、活用したらどれだけ民主党株が上が
るか
分からない。
なんで、パフォーマンスでもよいから古賀氏を登用しないのか。
経産相が駄目なら、首相が大抜擢すれば良いものを。
民主党の姿勢が良くわからない・・・・・
政権交代させた意味が、本当に分かっているのだろうか。
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コメント
まるこ姫さん こんばんは
結局民主党は既得権やしがらみを断ち切った改革、公務員制度改革、など全くやる気がないということでしょうね。
古賀さんに仕事を与えれば、主流派官僚との軋轢や抵抗が目に見えていますよね。
これを乗り越えて政権運営をできる覚悟も、実力も民主党にはないのではないでしょうか。
ここで古賀さんを起用しようものなら官僚お得意の「リーク、サボタージュ」攻撃にあい、民主党の大臣など鉢呂氏と同じ道を歩く事になるのではないでしょうか。
ただ古賀さんは小沢さんとは仕事はしたくないそうで、それはそれで残念なのですが・・・
投稿: yoshii | 2011.09.17 20時44分
まるこ姫さん こんばんは
古賀氏は昨日、フルタチのニュースステーションに出てましたが、中々、民主党にしては頭の痛い所でしょう。それは、官僚及び既得権益者、天下り元官僚、を敵に回したくないからです。古賀氏の言っていることが正論だからです。古賀氏の昨日言っていたことは、「日本は
税金を上げることで経済危機は乗り切れない、乗り切れるのであれば、ヨーロッパが消費税20パーセント超えで、なぜ経済危機が起こっているのでしょう。規制改革をして、成長分野に企業が参入できる状態を作ることが鍵だ、野田政権が本気でやるつもりなら、官僚を使いこなすしかないが、既得権益者と立ち向かっていく覚悟が必要」というようなことを言っていましたが
私は正論だな、と聞いていましたが、野田政権は財務省と提携して増税だけ一生懸命ですからね。考えが全然違いますよ。
投稿: ヤス | 2011.09.17 20時53分
今の民主党、官僚の敵は民主党の敵なんでしょう。
財政赤字はインフレ政策で解消出来ます。
それをデフレ加速政策してどうするつもりでしょう?
日本をどん底に落として、資本家が買い漁るため?
貧困層を大量に作り、戦争の出来る日本へ?
議員定数の削減も憲法改正への布石?
400兆円を超える国家予算。
本当は官僚を監視する多くの本物の政治家が必要なんです。
投稿: scotti | 2011.09.17 22時35分
政権交代によって、色々な改革が進むものと期待しました。
しかし2年が経過し、その期待は見事に打ち砕かれました。
古賀氏がテレビ等で話している内容は、庶民からすれば至極当たり前の話で、是非取り組んで欲しい内容です。
その方を排除することは、現政府や民主党執行部は、改革をする気など全く無いという事でしょう。
公務員改革のみならず、電力改革など色々な良い考えをお持ちの方ですので残念です。
従って、国会議員の定数削減など、絶対と言って良い程何もしないでしょう。
投稿: サクラ日記 | 2011.09.18 06時50分
★ーーおはようございます、yoshiiさん
民主党に投票した有権者たちは、ものすごい期待したんですけどねえ。。
既得権や、しがらみを、必ず断ち切ると思っていました。
所が、二年がたち、何か芽のようなものが生まれていなければいけないと思いますが、かけらもないと感じます。
やり気が見えませんよね。
>古賀さんに仕事を与えれば、主流派官僚との軋轢や抵抗が目に見えていますよね。
それでも、前に進んで欲しかったです。
おっしゃるように、覚悟も実力もなかったのでしょう。
ようやく、買い被りだったと分かりました。
官僚も、頭が良すぎます。
この国を良い方向へ導く頭ならよいですが、自分たちの権益を守ることに、頭を使っています。
リークや、サボリ(面従腹背)はお手の物。マスゴミまで動かして大臣を追い落としますからね。
古賀さんって、小沢さんと仕事はしたくないんですか?
そんなに小沢さんが嫌いなんですかねえ。
古賀さんの真意はどこにあるのでしょうか。
分かるようで、分からない人ですね。
★―ーおはようございます、ヤスさん
ニュースステーション、見損ないました。
残念です。
>、官僚及び既得権益者、天下り元官僚、を敵に回したくないからです。
ものすごい抵抗があると思いますが、それでもやらなければ、この国はどんどん地盤沈下していきます。
もう、税金に群がる人達に無駄飯を食わせていく余力はないのです。
民主党にはものすごい期待をしたのですが、yoshii さんのおっしゃるように、覚悟も実力もなかったのでしょうね。
生半可な覚悟しかなかったのですよ。
私も、税金を上げることでは危機を乗り越えることなどできないと思います。
国のシステムを、スリム化、簡素化しない限り、立ちいかないところまで来ていると思います。
しがみついている人達は、スリム化や簡素化には絶対反対でしょうが、それをしない限り悪い方向へ進むだけです。
ガチガチに硬い既得権益を崩すことは至難の業だと思いますが、小手先での改革ではもう無理でしょう?
野田さんも、人当たりがよさそうですが,財務省の傀儡だとしたら、増税路線も良くわかります。
私たちは、見た目は人あたり、イメージだけで判断してはいけないと言う事でしょうね。
古賀さんを改革の旗にして、何かすれば民主党の明日もあると思いますが、今の状態では選挙は惨敗ですよ。
★ーーおはようございます、 scotti さん
>官僚の敵は民主党の敵なんでしょう。
この姿勢が見え隠れして、本当に脱力します。
知らぬうちに官僚に加担していますものね。
官僚を監視する政治家など、ほとんど皆無なのではないでしょうか。
監視したりすると、政治家家業が正常に出来なくなります。
か、命を落としたりします。
別に官僚を敵対視する必要はないと感じますが、使いこなす必要があると思いますが、菅さんは敵対視して反発を受け、逆に官僚の言いなりになりました。
とにかく、税金におんぶにだっこしている人達を淘汰しない限り、この国は浮かび上がることなど夢のまた夢だと感じます。
朝から悲観的ですが、増税増税で、ますます生活が悪くなるのでしょうね。
私たちでさえ希望が持てないのに、若い世代は夢も希望も持てなくて本当に気の毒です。
★―ーおはようございます、サクラ日記さん
私も、政権交代で、この国の硬直した政治や勧奨組織に風穴があくのだと信じていました。
2年がたっても、自民党政治と変わりがないように感じます。
ますます、官僚に取りこまれている様な実感もあります。
古賀さんの持論は、私たちが日頃考えていたことですよね。
他の政治家の話は説得力がありませんが、古賀さんの話はスムーズに受け入れられます。
古賀さん、歴代の経産相から徹底的に忌み嫌われていますよね。
どの大臣も早く辞めてくれという態度は、改革を標榜してきた民主党とも思えませんが、これだけ大きくなった今、やっぱり古賀さんは邪魔な存在なんでしょうね。
本当にがっかりです。
公務員の本丸の言葉は重いです。
その改革派を登用できない、取り込むことが出来ないでは、民主党の名が泣きます。
今、国会議員の報酬や、定数の削減を言う人もありますが、多数には勝てないでしょう。
結局、何もやらないまま、終わってしまうのでしょう。
政治家の言葉など、なんと軽い、信じるに足りないといつも思っています。
投稿: まるこ姫 | 2011.09.18 06時57分
久しぶりにこのサイトにお邪魔しました。
この件、私も不思議に思ってますが、
20年くらい前でしょうか。「お役所の掟」という本を書いて世間を騒がせた厚生技官の本を思い出します。
この方は正しいことを言っていても、スタンドプレーで、権利ばかり主張する方でした。しかし朝日系のマスコミは報道する側にとって都合の良いところだけをクローズアップしたものだから公務員に非難が集中しました。
多かれ少なかれ、今回話題になっている方もそうなんじゃないかなと・・・。
正論を言っているのに勤務態度や行動に問題があり説得力がないパターンじゃないかと。
組織の悪いところでしょうけど、改革は時間がかかります。おそらく、これまで出世する間にも手順を無視したり、同僚の決済を飛び越え、いきなり上司のみに決裁を求めたりなど問題行動が多かったのではないでしょうか。
だから、だれもついてこないし、民主党の大臣たちもかばうことがないのでは。そう思ってしまいます。
うちの班にもいますよ。他の保健衛生専門職も関係する事項なのに、全く根回しせず、決裁せずに事業を勝手に立ち上げようとする技術職が。始まる直前になって決済回したり・・・。で、その人結構正論を吐くんですけど、もう相手にされません。
なんか似ているような気がする。
もちろん、経産官僚の彼が言っていることは正論ですし、憶測ですけど似ているような気が・・・。
投稿: 千葉県内の地方公務員 | 2011.09.24 10時06分
★ーーこんばんは、千葉県内の地方公務員さん
今は、公務員受難の時代だと思いますよ。
今までベールに隠されて来たものが、いろんな暴露本や、元なんとかという人が、テレビに出てきて、盛んに古巣攻撃をしていまから。
古賀さんが、どの程度の人か知りませんが、おっしゃるように言っている事は正論です。
私たちの知らないところで、スタンドプレーが目立つ人かもしれません。
>これまで出世する間にも手順を無視したり、同僚の決済を飛び越え、いきなり上司のみに決裁を求めたりなど問題行動が多かった
それもあるかもしれませんが、私たちはなんとかして官僚改革をして欲しいのです。
今のままでは、天下りや、特別会計など、二重帳簿が国民生活を圧迫しています。
国のシステムがスリム化し、税金の使い道が透明化することなくして、何に使われるか分からない税金を納めたくはないです。
民主党は霞が関改革をして無駄を省くと公言してきました。
古賀さんは、公務員改革のノウハウを知っている人で、民主党は古賀さんを使いこなすことで、改革の象徴に出来るはずです。
古賀さんが嫌われ者だとしても、正論を実行することが民主党の存在意義があると思っています。
民主党は、自治労や、いろんな抵抗勢力を敵に回してまでも、死に物狂いで改革をする気がなかったのですよ。
それ相応の覚悟が、なかったのだと、今ではそう考えています。
大臣になった途端、どの議員も自民党と同じく豹変してしまったと思っています。
やはり、大臣という権力は、与野党かかわらず魔力があると言う事ではないでしょうか。
投稿: まるこ姫 | 2011.09.24 20時29分