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2012.02.17

小沢氏公判で、東京地裁は石川議員の調書を不採用

たまたまつけたテレビで、政治資金規正法の虚偽記載に問われ
ている小沢氏の裁判で、東京地検は、石川議員の調書を不採用
にしたとニュースが流れていた。

石川議員の調書を不採用=虚偽記載「報告・了承」―小沢元
代表公判・東京地裁
  時事通信 2月17日(金)10時24分配信

>小沢被告に虚偽記載を報告し、了承されたとした石川知裕衆
院議員(38)の捜査段階の供述調書について、大善文男裁判長
は「証拠採用を却下した。
小沢被告の共謀を示す直接の証拠は石川議員ら2人の調書しか
なく、検察官役の指定弁護士にとって厳しい結果となった。

元々、どこにいるとも分からない素人審査会が、検察が不起訴に
した案件を、国民感情を盾にして、もう一度法廷の場に持ちだし
た事が発端の裁判だが、法的には初めから無理筋だと分かって
いるのにもかかわらず、良くもここまで引っ張るな?というのが正
直な感想だ。

小沢氏の共謀を示す直接証拠が、石川議員らの調書しかないと
言うのに、その調書が、”検事による違法、不当な取り調べによ
るもので、許容できない"
と、裁判長が認定してしまった。

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もっとも、証拠不採用でも、裁判長の勝手な ”推認”で有罪にで
きる国だから油断は出来ないが。。。。

村木事件でもわかるように、検察はビックリするくらい、初めにスト
ーリーありきで、それに沿うようにねつ造を繰り返している。
今回の小沢事件でも、裁判長がこの調書は信用ならないと言う
位だから、よほどのねつ造や、恣意的誘導があったのだろう。
石川議員が録音していなかったら、検察のストーリー通りに裁判
が展開されていたのだろうと思うと、あの録音はお手柄という事
になる。
村木事件でもフロッピーの存在で、隠されてきた事実が次々に
明るみに出されて来たのだから。
やはり、村木事件は彼女には気の毒だが、この国の検察の暗部
、恥部を鮮明にあぶり出したという点では、とても評価できるもの
ではないだろうか。
小沢裁判もその流れだろうと、容易に察することができる。

未だ、小沢裁判はどうなるか、裁判所が法に基づき正常な判断
をするのかは予断を許さないが、少なくとも検察の取り調べにつ
いて違法、不当と判断した。

感情論で"小沢=悪"と常日ごろ、偏向報道を垂れ流し続けてき
た大マスゴミ、国会に参考人招致するべきだと息巻いていた国会
議員たちは、この東京地裁の判断をどうとらえるのだろう。
まだ何も決定していないにもかかわらず、ほとんどのマスゴミは、
疑惑をもたれた時点で議員辞職すべきだと煽っていたが。。。


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コメント

推認による有罪判決が出る可能性も残されています。
ただやはり、検察の取り調べの有り方や、検察審査会の有り方など、今後見直すべき事が多いと思います。

投稿: サクラ日記 | 2012.02.17 18時21分

まるこ姫さん、こんばんは∈^0^∋
裁判は水物ですから、判決が出るまで全く予断を許しません。
 ただ、現状だけの証拠を見れば、有利になったことは言えるでしょうね。
 この裁判やる意味があるのだろうかといつも思ってしまう。なんだか、おかしい裁判ですよね。
くまさんことくまボンでした。ではでは(^.^)/~~~

投稿: くまさん | 2012.02.17 19時18分

まるこ姫さん  こんばんは
元々、特捜部は小沢を水谷建設から裏献金を受領したとのストーリを描いて捜査をしたが、どうしても起訴する材料がないため不起訴にしたものを、市民感覚という名の知れぬ闇の手からの強制起訴であり、強制起訴、其のものが無効であると思っています。これで無罪は確かなものになりそうですが、小沢の政治生命は民主党も党員資格停止中であるし、断たれたままです。無罪になっても、官僚、マスコミの高笑いが聞こえてくるし、民主が駄目になったのもこの策略からだと思っています。日本の司法組織はもうだめでしょう。信用していません。

投稿: ヤス | 2012.02.17 19時28分

まるこ姫さま、こんばんは。

悪夢再現。
秘書裁判での前科を持つ地裁は再度有罪判決を出すはずです。
ほぼ全部の調書は却下されたのですが池田元秘書が小沢さんの関与を認めた調書については採用したのでこれを推認・採用し有罪は確定すると思います。
この判決の後、野田政権はGW中に恫喝と懐柔策を持って小沢Gの解体・追い出しにかかると思います。
裁判所は反小沢Gの手の内にある事実が最悪の判決を予想させます。

投稿: あらいぐま | 2012.02.17 20時50分

★―ーおはようございます、サクラ日記さん

最悪の場合、推認による有罪判決の可能性は残されていますが、昨日の裁判長は検察の違法、不当な取り調べを断罪しています。
検察審査会自体の存在もベールに包まれていますし、取り調べの全面可視化の方向性へ動けば、この国の司法の在り方も少しは違った展開を示すかと思います。
やはり、見直すべき点は多いですね。

★ーーおはようございます、くまさん

そうですね。
秘書の事件も、推認で有罪にされてしまいましたからね。
しかし、裁判長が検察の取り調べにまで踏み込むとは思いませんでした。
おっしゃるように現状の証拠だけで見れば、小沢氏側ががぜん有利になったのはだれの目から見ても明らかでしょうね。
元々、裁判自体を疑問視していた専門家の声もあったわけですから。
変な裁判には違いありません。

★―ーおはようございます、ヤスさん

おっしゃるように、もともとの裁判は違っていましたし、初めにストーリーありきでの検察の捜査ですものね。
そんな検察がどうにもこうにもならず、不起訴にした案件をし党ろ検察審査会が、国民感情を持ちだして強制的に裁判にしてしまったわけですから。
無理があったんですよね。
市民感覚、市民感情という言葉ばかりが踊っていましたが、どこにいるか分からない一部の人間の感覚、感情ですからね。
得たいのしれないモヤモヤしたもので裁かれると言うのは、自分の身に置き換えれば、ものすごく怖いものですよ。
無罪になるかどうかは、予断を許しませんね。
最後のウルトラ技は、推認有罪ですからね(笑)
しかし、これで無罪になっても、小沢氏のイメージ作りには大成功だったでしょうし、活動も出来なくしてしまいましたから、それだけでも国家権力に取って万々歳ではありませんか?
官僚や、マスゴミは、良い仕事をしましたよね(皮肉)
民主党は司令塔を失った悲劇ですよ、それに気づかない議員は多いと思いますが。
捜査機関の劣化が明るみに出てきましたから、ますます信用を失うことは確かですけどね。


★ーーおはようございます、あらいぐまさん

>悪夢再現。

最悪のシナリオとしては、そう思います。
秘書の裁判は、推認有罪でしたからね。
その判決を聞いた時は、唖然としましたよ。
ほとんどの証拠を却下しておきながら、"推認”できると言いだした時は、誰もが耳を疑ったのではないでしょうか。
今回も、そうなれば、司法の古い体質は絶望的ですね。
ほとんどの国民は小沢氏だから仕方がないと思っているかもしれませんが、自分の身に降りかかってくるかもしれない事ですから。
明日は我が身です。
最悪のストーリー的には、推認有罪をされた後は、現執行部は居丈高になるでしょう。
目に見えています。
が、あらいぐまさんのおっしゃっている事は最悪の場合であり、私はこれだけ検察の手法を断罪して見せた裁判長に、少しの期待は持っています。
甘いでしょうか?
油断させておいて、ひっくり返しますかねえ。。。。

投稿: まるこ姫 | 2012.02.18 07時52分

まるこ姫さま、こんばんは。

小沢裁判は秘書の供述調書のみが頼りのモノです。
調書に疑義が有り証拠として認め難いとし、検察に他の証拠の開示請求をしたのにも係らず検察は拒否し裁判所は面子を潰されました。
しかし裁判所は一部供述調書を採用しました。
これだけ犯罪証拠がない裁判であれば裁判所は起訴不当とし閉廷するぐらいの案件なのにこっそりと供述調書の一部を残し判決を出す事にしたのは推認を出す道を残したとしか考えられません。
秘書3名の裁判でも重要調書の不採用で無罪判決が予想されましたが推認有罪判決が下されました。
有罪判決が確定で無罪判決が万が一の裁判でしょう。
つまりマスコミがこの裁判所の決定をほとんど報じないのは判決がどっちに転んでも良い様にしている状況と推認出来ます。

投稿: あらいぐま | 2012.02.18 22時26分

★ーーこんばんは、あらいぐまさん

小沢裁判の前に、裁判所が検察に証拠の開示を求めましたが、検察はそれを拒否しました。
そんな事があり得るのかと思いましたが、それで物事が進んでいるようです。
裁判所の権威など無きに等しいものだと感じましたが、行ってみれば裁判所は審判ですよね。
審判の言う事を聞く必要はないのですかね。
その後の地裁の判断が、検察の取り知れば調書の不採用ですが、やはり、"推認"に向けての、地ならしでしょうか?
秘書の裁判も調書不採用で、大方の人は無罪だと確信していたと思いますが、これがあっと驚く、"推認有罪”でした。
この手を使えば、被告に有利になる筈がありません。
”疑わしきは被告人の利益”は、この国では通用しそうもありませんね。
しかし、今の小沢=悪というような図式に人々を導いたのはマスゴミの連日の報道のたまものだと思うと、マスゴミの責任と罪はとても大きい者と思いますよ。
今、一生懸命、どちらに転んでもいいように、言い訳を考えているのでしょうが(笑)

投稿: まるこ姫 | 2012.02.19 18時46分

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