TPP参加表明、大阪維新の会の公約
ようやく、国政に対しての橋下氏の立ち位置が分かってきた。
大阪維新の会は、TPP参加を公約に掲げた。
>TPPへ参加を=衆院選向け公約に―橋下氏
時事通信 2月10日(金)21時28分配信
>地域政党「大阪維新の会」代表の橋下徹大阪市長は10日、
次期衆院選などに向けて策定するマニフェスト(政権公約)で、
環太平洋連携協定(TPP)への参加を打ち出す考えを明らかに
した。
大阪市長選では、既成政党をものともせず、独自の改革で多く
の賛同を得た橋下氏だったが、国政に向けての立ち位置が今一
つ分からなかった。
が、最近、次期衆院選に向けた候補者養成をめざす維新塾を立
ち上げ、候補者が殺到したことからもわかるように、国政参加に
向けて、準備が着々と進んでいる事が良くわかる。
ここへきて、橋下氏は維新の会が掲げる公約を明らかにした。
その中の一つに、TPP参加表明がある。
橋下氏に助言を与えている、元経産省官僚の古賀氏もTPP参加
に積極的であることから、橋下氏の立ち位置はどんなものなんだ
ろうと思っていたが、やはりTPP推進派だった。
苦戦しています、うんうんと思ったらクリック宜しくお願い致します。
TPP参加の際、もろに影響を受ける業種としては農業がクローズ
アップされているが、むしろそれ以外の業種の方が大きな影響
を受けると言われている。
農業や漁業は、国民受けしやすいからいつもやり玉に挙がるが
他の分野、法律、金融、医療、福祉・・・の影響はいかばかりか。
そして、ヤフーコメントにもあるように、国内法より国際条約優先
という事は、国内法も変える必要があるのではないか。
私も、貿易自由化は避けて通れない道だとは思うが、アメリカ主
導で、アメリカの法律が優先すると言う事が気に入らない。
日本政府の交渉能力にも疑問がある。
強い国に、対等に自国の立場を表明できる政府だったら、これほ
度TPP参加に懸念をしないが、今までの外交のありようを見てい
ても、心もとない事この上ない。
アメリカに食い物にされるのが目に見えるようだ。
次の選挙、”自民党も駄目、民主党も駄目だった"という事で、第
三局に無党派層の票が雪崩を打ったように押し寄せるだろう。
その時に、"大阪維新の会”がキャスティングボードを握る事が予
想される。
有権者の良識に頼るしかないが、”大阪維新の会”が大勝しない
事を祈る。
が、この国の住民は、懲りる事をしないから、どうしようもない。
小泉改革、松下政経塾第の二の舞にならなければよいが。。。。。
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コメント
まるこ姫さん、こんばんは∈^0^∋
大阪維新の会の立ち位置がわかってきましたね。
アメリカ標準という考え方に対抗できる考え方がなければいけませんね。いまのTPPはアメリカ標準でそれに従うか否か?
それよりも、日米地位協定をなんとかすることの方が最優先だと思いますね。
ちょっとがっかりな維新の会です。
くまさんことくまボンでした。ではでは(^.^)/~~~
投稿: くまさん | 2012.02.11 19時13分
まるこ姫さん こんばんは
橋下の立ち位置は無党派層の囲い込みですし、過去の自民の小泉の様な劇場型の選挙をさせないことです。もう、民主で懲りましたので、耳障りの良いことを言って民衆を引きつけても、独裁をさせないことだと思っています。口先だけで言っても、実際、国政と地方政治は違うので、雪崩をうって橋下に靡いて、後で後悔しないことです。
キャスティングポイントを握る勢力にはなってもらいたくない気持ちです。TPPについては過去の日米関係から不平等な条約に成りすぎるから反対ですし、他国の情報からも米国に有利な条約だとの情報が多いようです。
投稿: ヤス | 2012.02.11 19時44分
★ーーこんばんは、くまさん
そうなんですね。
ここへきて、大阪維新の会の立ち位置が良くわかりました。
アメリカの法律を押し付けられるのは、まっぴらごめんです。
新自由主義で、弱肉強食のルールが日本に入れば、日本式の医療や金融など、ひとたまりもありません。
日米地位協定も、日本不利のルールですから、またその二の舞になるでしょうね。
おっしゃるように、全容が分るにつけがっかりしました。
★ーーこんばんは、ヤスさん
橋下さんは、無党派層の囲い込みに成功しそうですね。
小泉手法の黒か白か、反対勢力をたたく図、それでものすごい支持を得ました。
橋下さんは、その手法を踏襲していると思います。
ヤスさんに指摘されました、うっかり乗せられないことですね。
民主党のヤルやる詐欺にはすっかり騙されましたので、もう少し冷静に物事を見る必要性を感じています。
私も肝に銘じます。
国の政治と地方とは違うからと安心していましたが、国政に打って出るようだと、少し警戒してもし足りませんから。
本当に、民主党政治には、後悔で一杯ですからね。
やはり、TPPは、悲観的かもしれませんが、アメリカのルールでアメリカの法律を押し付けられるでしょうから、不平等の何物でもないと感じます。
>、他国の情報からも米国に有利な条約だとの情報が多いようです。
特に韓国など、不平等もいいところです。
なんで韓国を教訓としてもう少し、警戒できないのでしょうかね。
投稿: まるこ姫 | 2012.02.11 20時33分
まるこ姫さま、こんばんは。
橋下市長のスタンスはまだ判りませんね。
中野京大准教授は古賀元経産審議官をバカ扱いしていますが、これは経産官僚の業の様で暴走すると大きな問題を引き起こすようです。
橋下市長はその古賀氏を身内に迎えましたからこの影響は有るでしょうね。
しかし小沢さんもTPPなどの自由貿易協定には条件付で賛成していますが、古賀氏も条件付での推進派ですよ。
兎に角、今の政府や自公政権などではTPP参加は日本の破滅につながる事は小沢さんも古賀氏もマスコミで発言していますから、もう少し公約の内容がハッキリするまでは良くわからないという事でしょうね。
それよりも既得権の権化を実家に持つ八百屋の息子”フランケン”が公務員給与2割削減は法律があるので無理と公言しました。
日本はギリシャへの道をひた走るのでしょうか?
党員資格停止の小沢さんに「文句があるなら会議に出て言え」と精神分裂者のような発言をしたりと彼ら反小沢の連中の精神状態はまともではないと断言できます。
法律があって公務員給与を削減できないなどの発言も自分が立法府の国会議員であることすら忘れている発言で「公務員優遇がギリシャの国家破綻の原因だから4割給与削減が破綻回避に必要だ。」とマスコミの前で公言し、公務員法の改正をマスコミでPRしたらどうだ!と言いたいですね。
投稿: あらいぐま | 2012.02.11 22時22分
今後の人口減少などに伴う国内消費の減り等を考慮した場合、やはり自由貿易への道を閉ざす訳にはいかないと思います。
勿論それがTPPなのかどうかは別問題です。
加えて、環太平洋の連携により、対中国との意味合いもあるようです。
いずれにせよ、こういった自由貿易に参入する場合、この国日本等の交渉力が有るのか、何を守るのかなどの点が重要になると思いますが、それを国民が最も不安視しているのも事実と思います。
未来を担う若者にとっては、このTPPはむしろ歓迎なのかも分かりません。
日本国内で云々と言うより、海外に目を向けた若者も多いと思いますので。
いずれにせよ、次期選挙に置いては、橋下市長を始めとする維新の会が注目されると思います。
個人的には、何処かが大勝ちするのではなく、三~四大政党当たりが均衡する方が良いと感じてます。
また、それ以上バラけると、何もまとまらないようにも感じます。
投稿: サクラ日記 | 2012.02.12 11時00分
借り物の民主主義から、本物の民主主義へ学習中。TPPでは裁判も外国です。TPPは国売りの象徴。コイズミ改革で大企業が売り渡され、橋下躍進なら、国民の資産と社会インフラが売り渡されます。
投稿: scotti | 2012.02.12 14時00分
☆新自由主義者はアメリカへの売国奴
新自由主義の連中には気を付けないといけない!
橋下もハシズムという全体主義と新自由主義だから売国奴である。日本を愛してないマイノリティの人間がこういう宗主国の奴隷支配者になると聞きますが、前原も同じ部落解放の青年部長あがりだが、橋下もそうなのか。と改めて認識できました。
注意人物です。
投稿: きらきら | 2012.02.12 16時28分
★ーーこんにちは、あらいぐまさん
中野さんも、元経産官僚だったのですね。
経産官僚対、経産官僚の戦いですか。
橋下さんは、推進派の古賀氏を選んだわけですね。
自由貿易は世界の流れだとは思いますが、アメリカ主導の自由貿易は、何か魂胆があると思いますよ。
大体、外交はどんな事をしても自国有利に持ち込みたいのはどこの国も同じで、それが出来ない日本政府に危惧しているのです。
>今の政府や自公政権などではTPP参加は日本の破滅につながる事は小沢さんも古賀氏もマスコミで発言していますから
古賀さんも、そのような考えなのですか?
ただただ、推進派かと思っていました。
橋下さんは、日本は安保がある以上沖縄もアメリカに従属と言うような考え方ですから、強い者にはめっぽう弱い体質かと思っています。
岡田氏の発言で、給与削減は無理だとの見解は、今日記事にしましたが、もう、民主党はやる気がないのが良くわかりました。
仙谷氏の小沢氏は会議に出てきて本句を言うべしとの発言は常軌を逸していると思います。
同じような発言は岡田氏も言っていますが、めちゃくちゃです。
おっしゃるように、法律を作る議員が法律で公務員給与は削減できないなどとは、口が裂けても言うべき話ではありません。
自分たちが、法改正をすればよい話ですから。
結局、民主党は改革などやる気がなかったか、あまりの壁の高さにおののいているのですよ。
情けないとしか言いようがないですね。民主党には絶望しています。
★ーーこんにちは、サクラ日記さん
自由貿易は必要でしょうが、アメリカの法律やルールが優先する条約には反対です。
TPPに入らなければ、自由貿易が出来なくなると言うのは論外でしょうね。
今までの政府、民主党政府を見てきて、どれだけ外交が害されてきたか。
どれだけ自国を主張することが下手な国か。
交渉力など、どこにあるのでしょうか。
対ロシア、中国、韓国を見ていてもわかる話ですよね。
若い世代には、どんどん外国に出て言っていただきたいですが、TPPによらなくてもできる話ではないでしょうか。
橋下さんは、今注目を集めている政治家ですから注視していますが、全面的には信じていません。
好意的でもなく、疑いすぎることも無く、中立の立場で冷静に判断する必要があるように感じます。
維新の会には大勝して欲しくありません。
世論がどう判断するかにかかっていると思いますが。
★ーーこんにちは、 scotti さん
本物の民主主義はいつになったら獲得できるのでしょうか。
それには民意が冷静に、中立に判断する必要があると思います。
あまり熱くならないことだと思ったりもします。
橋下さんは、劇薬のような人ですね。
薬でもあり、毒でもあり。。。。
日本の政治は、過渡期に立たされているのだと感じます。
★ーーこんにちは、lきらきらさん
橋下さんの一端が、少しは分りましたね。
地方政治はTPPと関係ありませんから、安心していたのですが、国政に打ってですようだと、今後の動静を注視している必要がありそうです。
ハシズム、松下政経塾出身者などの動向が非常に気になります。
気がついたら、新自由主義に侵されている事にならないようにしないといけませんね。
投稿: まるこ姫 | 2012.02.12 17時25分
まるこ姫さま、こんばんは。
>橋下さんは、推進派の古賀氏を選んだわけですね。
実態は分りませんが中野さんは現役大学准教授で古賀氏は無職という事ですね。
もう一つ、小沢さんに橋下市長は近いが近さを明確にしない事を考え古賀氏を迎えたのか?な。という事です。
>古賀さんも、そのような考えなのですか?
”ただの推進派”ですが危険は理解しています。
小沢さんとの違いは小沢さんがTPPは反対で他の形(協定)が念頭にあるという事ですね。
フランケンの実家は大店舗法の抜け道を歩いてきた巨大八百屋です。
フランケンが過去(通産)官僚である事は何か胡散臭く民主党の支持団体が自治労である事とは私は別に考えています。
投稿: あらいぐま | 2012.02.12 20時16分
まるこ姫さん。今晩は。
橋下大阪維新の政策が分かって来ましたね。何のことはない基本的には自民党の政策ですね。体系的な内容が無く、ポピュリズムの人気取り政策も散りばめられておりますが。組織的にも橋下大阪維新の母体は旧自民党員であり、それにすり寄って来ているのは「みんなの党」、自民党、・・・等、これまた旧自民党等の亡霊です。有権者の皆さんは、またこれらが行う悪政に騙され、コケにされることに甘んじるのでしょうか? 早く、表紙が変わっても、中味は旧い悪い政治と同じであることに気付いてもらいたいですね。
投稿: hamham | 2012.02.12 20時19分
★ーーこんばんは、あらいぐまさん
既成政党が橋下さんにすり寄っていくのか、橋下さんが既成政党に近づいて行くのか、わかりませんが、橋下さんにそれほどの自信があるなら、既成政党とは一線を画して頂きたいです。
みんなの党との連携もあるような無いような。。。
やはり、小沢さんの考えのような、多国間ではなく差しでの協定なり、条約なりの方が日本の貿易には良いような気がします。
多国間では、大きな力の方に引きずられて行きがちですから。
しかし、この国の政治家は本当に官僚出身者が多いですね。
国民に目線が向けば良いのですが、ほとんどが出身省庁の代弁者に成り下がっているのが気になります。
★ーーこんばんは、hamhamさん
そうなんですよね。
地方自治の場合、小さな範囲で収まりますが、国政となると立ち位置が気にかかります。
橋下さんの考えの一端が少しわかってきました。
おっしゃるように、基本的には強い者になびき、弱い者を切り捨ての人だったのかとの印象を受けました。
みんなの党がすり寄ってきていますから、油断はできないですね。
有権者が踊らされることのないようにこれからも周囲深く見ていかなければいけませんね。
>早く、表紙が変わっても、中味は旧い悪い政治と同じであることに
まだ全容が分りませんから決めつけはできませんが、良く良く橋下さんの行動を見ていようと思っています。
投稿: まるこ姫 | 2012.02.12 20時50分
こんばんは。徐々に弁護士としての仕事が始まってきました。
最初のうちは,橋下氏の国政についての立ち位置は分からなかったし,賛成できるものとそうでないものが半々くらいだから,是々非々で考えようと思っていました。ただ,去年7月に彼の懲戒請求扇動が無罪放免になって驚き,私が当の在野法曹になることが濃厚になってから,彼に距離を置くようになりました。そして,この度の,最高裁判決を無視してまで不起立処分免職条例を強行した姿勢を見て,彼は本当に危険だと思うようになりました。彼は,「朕は国家なり」と叫んだルイ14世に匹敵します。
まず,刑事弁護の倫理としては,被告人が幾ら理不尽な無罪主張をしていても,弁護人としては,それに応じざるを得ない(もちろん,そのような主張をやめるよう説得することは妨げられない。)です。それに応じた主張をすることが,社会から批判されるのは仕方ないとしても,懲戒請求されてしまうのでは,刑事弁護システムは崩壊してしまいます。戦後弁護士の努力によって築き上げられてきた刑事弁護の土台を,彼は叩き壊したに等しいです。
そして,このように刑事弁護の土台を壊したことにつき,最高裁から無罪放免判決を受けている( 最判平成23年7月15日 民集65巻5号2362頁)。これほど権力に守られた人材は,有力政治家・官僚・大マスコミくらいしかいないでしょう。
日の丸君が代の問題に加え,教育目標を知事が定めるとかそういう話で,戦後自民党政権ですら放棄しなかった,教育の政治的中立性を破壊しようともしています。更には愛国心教育万歳,徴兵制導入論者。公務員改革と称して庶民の支持を取り付けながら,実際には戦前のような先軍政治,強盛大国を目指していると見ざるを得ません。
http://t.co/JP4sFOEg のアンケートによると,何と強制アンケートで,(前半の政治活動の部分はともかく)労組に加入しているかどうかまで答えさせ,嘘を回答したら処分するぞ,と。マッカーシーの赤狩りをほうふつとさせます。業務命令なら職員のプライバシーも好きなだけ侵害できると勘違いしているようです。
民主主義の自壊は,無意識の奔流,すなわち「民意」に従い続けた結果,いつの間にか後戻りできなくなっている,という状態として現れます。ナチスドイツでも,日本の戦前でもそうでした。
一時期,橋下氏は公務員改革に手を出そうとしているからバッシングを受けているんだという論理がありましたが,そんな論理にだまされないようにしたいと思います。公務員改革の必要性は認めますが,余人をもって代え難いほどのテーマでもない。多少の公務員改革の代わりに,余りに大きな不利益が待っていると思います。
投稿: jurist60176 | 2012.02.12 21時48分
★ーーこんにちは、jurist60176 さん
私は、法律にはとんと無知ですので、素人としての単なる感想としてお聞きください。
最近の裁判所は、法律論よりも、市民感情を大事にすると言われていますよね。
小沢氏の裁判を見ていても、法律論より、素人審査会の議決を最大限に考慮していると感じます。
光市の事件に関して、橋下さんの行為は私はいきすぎだと思っていますが、司法は無罪にしました。
唖然とするような判断ですよ。
>最高裁判決を無視してまで不起立処分免職条例を強行した姿勢を見て
思想や信念は、人に、特に権力を持つ人間に強要されるものではないと私は思っています。
この橋下さんは、回数で判断していますが、いかにも暴論ですよね。
強い者にはなびき、弱い者をくじく精神は最近の風潮のようにも感じますが、上に立つ人間がこのような人だと、社会がギスギスしてしまうのではないかと感じます。
>教育の政治的中立性を破壊しようともしています
教育に政治が介入すれば、碌なことがありません。
それを分かっていてあえて介入しようとしているのでしょうか。
小説の中でも、弁護士がすべて弱者の立場に立つ人間ばかりはいないと書かれていますが、橋下さんは特に顕著な人のようですね。
しかし、この不安定な社会において、橋下さんのような人間をヒーローのように扱いがちですが、あまりに傾倒するのは危険ではないかと、思います。
地方自治の場合、まだ地域限定ですが、国政参加となると、そしてその国政参加の内容が分るにつけ、全面的に支持はできないと感じてきています。
今、ここで白か黒かというのは時期尚早ですが、それでも少し距離を置いて、橋下さんを注視して行きたいと思っています。
あまりに右傾化するのはバランスを欠いているとも思いますし。
投稿: まるこ姫 | 2012.02.13 14時39分