野田・小沢会談は増税への免罪符、アリバイ作りだ
野田首相と小沢氏の会談が実現して1時間半にも及ぶ話し合い
が行われたが、二人の発言は食い違ったままだ。
財政状況の危機感はあるかもしれないが、野田首相はそれ一点
に固執している。
小沢氏の唱える、“国民に大きな負担を求める前に、政権として
やるべきことがある、必ずしも消費税増税には反対ではないが、
今は時期ではない、行政改革、社会王改革ほ、デフレ対策を先
行させるべき”との持論は、なるほど正論だ。
財務省に洗脳されたか、野田首相の場合、とにかく財政状況の
悪化は言うが、選挙時のマニフェストは簡単に手放す。
国民が、民主党に政権を託したのは、マニフェストの中身によると
ころが大いに関係している。
地域主権、官僚政治からの脱却、政治主導、行政の仕組みを根
本から変える、行政の無駄を逆立ちしても鼻血も出ない位削減し
てから、国民の皆様に頭を下げて増税をお願いすると言っていた。
私達は、そのマニフェストに期待して、今までの自民党政治にな
い斬新な政治を期待して、民主党に一票を託した。
行政改革は、本当にやったのか。
地域主権になったのか。
政治主導は機能しているのか。
公務員改革はやったのか。
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逆立ちしても鼻血が出ないほど無駄削減をしたと言えるのだろう
か。
すべての国民とは言わないが、大かたの国民が民主党良くやっ
たと思っているのだろうか。
これ位切り込んだなら、消費税増税もやむなしと国民は納得した
のだろうか。
上に上げた点だけでも実行していないし解決はしていないと思う
が、この野田政権は、マニフェストに一行も書いていない消費税
増税を、内閣が決めた事には賛成してもらわなければいけないと
言う。
マニフェストに載っていない消費税増税を勝手に内閣が決めて、
それに従うべしと小沢氏を揺さぶる。
そして正論を言う小沢氏を、党に従わない謀反人のように扱う民
主党政権はどんな神経をしているのだろう。
図々しいにもほどがある、野田内閣の方が、謀反人ではないか。
私達は、民主党にだまされた。
野田内閣の側としては、小沢氏に協力を求めたが、平行線に終わ
った事で、それを免罪符にして突っ走るつもりだ。
多分、自民党と協力して消費税増税に突っ走る構図になるだろう。
会談は、単なるアリバイ作りだった。
どこまで言っても卑劣な、野田首相とその一派。
マニフェストが嘘ばっかりだったら、何を信じて投票すれば良いの
か教えて欲しい。
政治不信に拍車をかけたのは、国民目線と言っていた民主党で
はないか。
自民党にはとっくの昔に愛想が尽きていたが、民主党も同じよう
に愛想が尽きた。
全く、この政権には付ける薬が無い。
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