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2012.05.19

国会の機能不全深刻にと言うか、まさに機能していない

国会の機能不全は、本当に深刻だ。
というより、国政機能不全かもしれないが。。。

国会の機能不全深刻に=問責閣僚続投に野党反発
               時事通信 5月19日(土)14時42分配信

>国会は6月21日の会期末まで残り1カ月。重要法案審議が軒
並み停滞し、機能不全が深刻だ。参院で問責決議を受けた前田
武志国土交通相と田中直紀防衛相の続投に自民党が反発、社
会保障と税の一体改革関連法案を除き、一切の審議を拒否して
いるためだ。

民主党政権になって、法案成立が極端に低くなっている事は事
実だ。
民主党は初めて政権を取ったが、野党時代に入ってきた事を事
ごとく反故にしているし、政権運営も極端に下手だ。
政治が機能していないのではないかと思えるほど、会議は山の
ようにするが、その議事録は全く取っていなかったり、野党時代
情報公開をすると声高に言って来たが、与党になった途端、自民
党と同じく、情報公開を全くしなくなった。
野党時代の威勢の良い発言とは裏腹に、与党になった途端守り
に入るのか、官僚的発想の発言が多発する。
本当に、ジキル博士とハイド氏のように、極端に変わった。

野党も、少しも協力する姿勢が見えない。
私は、行政改革無しに消費税増税などもってのほかだと思ってい
るが、それでも、野党になった自民党は野田政権と同じく消費税
増税を公約に掲げているのだから、協力するかとおもっっていた
が、なんだかんだいちゃもんばかりつけて協力する姿勢が全くな
い。(協力されたら大変な事になるが。。。)

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自民党が与党時代に、散々民主党に審議妨害を受けた事を根に
持っているのだろうが、今の情勢はメンツだとかプライドだとか言
っている場合では無く、国民生活に直結する法案なら、元与党の
矜持を見せてもう少し協力する姿勢が必要だと思う。

問責を受けた大臣をいつまでも切らないからと、審議拒否を続け
ているが、大臣の資質にも問題があることは言うまでもないが、
問責決議自体があまりに軽くなっている現状もある。

確かに民主党はマニフェストを反故にしたり、官僚の言いなりに
なったり全く頼りにならないが、それでも自民党に審議拒否を続
けられたら、国会が機能しない。
機能不全もいいところっだ。
自民党は一体何がしたいのだろう。

>自民党は「国民生活に喫緊の課題には柔軟に対応する」として
一体改革法案審議や参考人質疑などには出席しているものの、
その他の政府提出法案審議には応じていない。
>今国会の政府提出法案は80本。このうち19日までに成立した
のは新型インフルエンザ対策特別措置法など20本に過ぎず、成
立率は25%にとどまる。

与党も野党も高い歳費をもらって、お互いにののしり合いをしてい
る場合ではない。
去年も成立率が極端に低かったが、今年もこれでは、与野党問
わず何をやっているのかと言いたい。
民主党も確かにレベルが低いかもしれないが、自民党だって同じ
くレベルが低いと思われていると良く肝に命ずるべきだ。


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コメント

恐らく自民党政権時代は、こういう事態になった時、話し合い解散を秘密裏に合意し、目先の停滞を避けたのでしょう。
また小沢氏が何かで書いていたと記憶してますが、消費税導入時など、当時自民党の要職にあった小沢氏は、根回しに相当走り回ったようです。
しかし現在の野田民主党は恐らく、水面下の根回しなどほとんど行っていないのではないでしょうか。
突然の党首会談も、そのような日頃の活動が無い故のものかも分かりません。
谷垣にとっては解散総選挙に持ち込まないと、9月の総裁選で負けるので、その己の保身のみで政局に持ち込んでいる事は言うまでも無いと思います。
いずれにせよ、政権を担っている民主党が、法案成立に向けて泥臭く取り組む必要が有るように思います。
ただ、泥臭くを唱えていた野田総理自身が、泥臭いどころか世間一般的な根回しなどの手法をあまり理解していない事が、より混迷を深めているようにも感じます。
机上の勉強に、根回しの重要性は説かれてませんので。
最も、やはり国民にとって有益な議論をして欲しいのですが、現状の制度では不可能かと思うようになってます。

投稿: サクラ日記 | 2012.05.19 20時31分

まるこ姫さん、皆さん、おはようございます。

問題の本質は、民主党が自民党になってしまったことです。
掟破りの豹変、究極の抱きつき戦法が国会の機能不全の最大要因だと思います。
消費税反対を国民に約束して政権を担った民主党が、消費税賛成を公約にする自民党と全く同じ、10%アップを主張し、意見が同じだから賛成しろでは、国民を裏切る行為で、民主主義を根底から崩す行為です。
国民の約束と180度違うことをしたいなら、国民に信を問うのが道理です。
そうして初めて、国民の信頼を得る政治が出来るというものです。

これは是非という以前の問題です。
民主党は政治の信頼を根底から最大の裏切り行為をしたのですから、野党は国会をボイコットし、野田首相に不信任案を突きつけ、総辞職・解散に追い込むべきと思います。

この延命のための豹変は官僚主導政治を選択した象徴でもあります。
民主党が国民との約束である国民生活が一番、政治家主導の国民主権政治を断念し、官僚の軍門に降ったことの表れです。
隠された最大の問題点が、官僚主導政治への回帰です。
これが民主党への絶対的不信に繋がっていると思います。
それを追及できない官僚主導政治権化の自民党も古くささで凝り固まっています。

投稿: 愛てんぐ | 2012.05.20 06時14分

★ーーこんにちは、サクラ日記さん

自民党時代は、本当に政治が分りませんでしたものね。
何をやっているのか、裏で画策していたのは事実でしょうね。
民主党政権になって、素人的な政治で良くも悪くも、色んな面があぶりだされて来たのだと思います。
前も今も、国対委員長の不手際が取りざたされていますが、表に出る部分だけではなく、裏で奔走することは悪い面だけではないと思っています。
が、民主党政権には根回しという発想が内のかもしれません。
谷垣さんもお家の事情があるでしょうし、自分の総裁選の事情もあるでしょうし、痛しかゆしなんでしょうね。
しかし、民主党政権の法案成立の低いことは、お話しになりません。
日本の政治はいきなりスマートになるわけでもなく、今までの政治手法でやらざるを得ない面があるのかと思いますが、民主党政権にはそれが出来ない。
頭は良いかもしれませんが、政治家間の繋がりというか、親交のようなものが希薄なのではないですか?
いつまでたっても、お互いに歩み寄らない政治では、国民生活がものすごく迷惑します。
本当にどうにかならないものでしょうか?

★ーーこんにちは、愛てんぐさん

民主党は、完全に自民党化しちゃいましたね。
何か行き詰るとすぐに相手にすり寄る、マニフェストは反故にする、見ていて腹立ちを通り越して唖然とします。
こんな党だったのかと。
消費税増税で政権を取ってはこなかったにもかかわらず、菅政権以降、消費税増税が当り前のような路線になってしまいました。
自民党にもすり寄るし、党としてのポリシーが泣きますよ。
それでも自分たちが絶対に正しいのだと言うような、独裁的な発言が目立ちますが、そんな党を誰が支持すると言うのでしょうか。
やはり、消費税増税の法案を問うしてから信を問うと言う、野田首相の発言は民主主義そのものを否定しているのものだと思いますよ。
消費税増税そのものが、信を問う争点なんですから。

>、野党は国会をボイコットし、野田首相に不信任案を突きつけ、総辞職・解散に追い込むべきと思います。

それだったら、蛇の生殺しのようにずるずる引き延ばすのではなく、さっさと進行して欲しいですよ。
このままだと、いつまでの法案が成立しませんから、高い催費をもらって、何を遊んでいるのかと思います。
いつも、つけを負わされるのは私たち国民ですから。
官僚主導政治になったと言うのは、だれもが感じている事だと思いますね。
だからこそ、政治不信が高まっているのだと感じます。
自民も民主も同じようなむじなで、政権を担える党とはとても思えません。
民主がこけたからと言って、自民党政治に戻りたいとは爪の先ほども思いませんから。

投稿: まるこ姫 | 2012.05.20 10時02分

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