今になってようやく生活保護費の支給水準引き下げを検討だって
汗水たらして何十年間払い続けた年金の受給金額と、生活ほ保
護費のバランスがおかしいと言うのは、何年も前から言われてい
た事で。。
><生活保護費>支給水準引き下げを検討 小宮山厚労相
毎日新聞 5月25日(金)21時17分配信
>小宮山洋子厚生労働相は25日の衆院社会保障と税の一体改
革特別委員会で、生活保護費の支給水準引き下げを検討する考
えを示した。
>生活保護受給者は209万人(今年2月時点)と過去最多を更
新し続けているが、親族の扶養義務が徹底されていない点も一
因とされており、
何十年間払い続けても、国民年金の場合、7万円が頭打ちだと
されているが、一方生活保護費は申請が通りさえすれば、1カ月
10万以上が支給される。
若い世代の場合、遠い将来年金が貰えるかどうか疑念視してい
る事もあり、生活に追われている事を免罪符にして年金を納める
事すらしていない人間が数多くいる。
誰だって、国民年金が10万以下、生活保護費が10万以上では
安易なその場限りの考えに流されてしまう事は大いに予測できる。
昔と違って、生活保護費を受けることは恥に繋がるとはほとんど思
っていなくて、貰えるものは貰わなければ損との意識なんだろう。
恥の文化は、どんどん小さくなっているのが現実だ。
生活保護不正受給が話題になって久しいし、今お笑い芸人の河
本が中傷のターゲットになっているが、河本を擁護するわけでもな
いがその制度を作り上げたのは、今盛んに河本を実名を挙げて追
及しているの自民党によるものだ。
制度の不備には目をつぶり、個人を全国にさらし徹底的に糾弾す
るのは、いかがなものだろう。
苦戦しています、うんうんと思ったらクリック宜しくお願い致します。
河本側にも事情があり、一概に不正受給とは言えないと思うが。
この不正受給問題は根深い物があり、個人の問題に矮小化する
のではなく、その制度が何が問題なのか、どこを改選するべきな
のか、どうしたら不正受給されないか、法の不備は何なのか、しっ
かり議論するべきだ。
”親族の扶養義務が徹底されていない点も一因とされており”と
言う事は、私は全然知らなかった。
全国には申請すれば、安易に受けられると間違った認識の人間
もいるだろうし、徹底するべきだ。
しかし、成人した大人を親族が扶養義務があるというのが、良くわ
からない。
犯罪を犯した人間の親族が嫌が追うも無く連帯責任を負うような、
日本ならではの制度なんだろうか。
いずれにしても、自民党政権時に作ってきた制度が、悪用されて
いたり、不正受給されていることは間違いないという事だ。
個人を糾弾するだけでは何事も解決はしない。
生活保護費の支給水準引き下げを見直すことも視野に入れて、
年金と生活保護のバランスを考える時期にきたと言う事だ。
今の制度は、どう考えても不条理で理不尽だ。
働く意欲さえなくなってしまう。
しかし自民党が作り上げた制度なのに、その制度にのっとって需
給する人間を、制度云々ではなく、個人に言及して叩く自民党議
員って何なんだろう。
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コメント
まるこ姫さん、こんばんは∈^0^∋
民主党政権の場当たり的な対策が出てきましたね。
野党時代に人の揚げ足取りばかりしてきたために、じっくりと内容をねることが出来ないようです。
どうなることやら、滅茶苦茶な制度にしてしまうような気がしてなりません。
早く政権を降りてもらった方が無難です。
くまさんことくまボンでした。ではでは(^.^)/~~~
投稿: くまさん | 2012.05.26 19時00分
こんばんわ
これは安倍政権下で公務員制度改革とセットでやるはずが野党に潰されたんですよ。思えばこの時期に行われていればこんな滅茶苦茶になることはなかったかな。自治労と足を引っ張った閣僚と一部の議員は反省してもらいたい
投稿: 中立 | 2012.05.26 19時36分
まるこ姫さま。こんばんは。
次長課長の河本氏の問題は大変な問題です。
これは裁量行政の問題ですが、コネや各種団体そして有名人が優遇されてきた事が問題なんですね。
一方、一般国民は役所に難癖を付けられなかなか受給資格を得られなくなっています。
その為に亡くなった方が毎年報道されていますが氷山の一角ですね。
これが有名人の問題となってマスコミを賑わせた結果、需給のハードルが上がり支給額が下がる事になりそうですね。
これで政権・政府の悲願である社会保障費削減の一部が達成されるでしょう。
勿論、国民年金の支給額減額と需給年齢引き上げは増税しても変わらずに実行されるでしょう。
とどのつまり、増税はし浮いたお金と増税分をシロアリの餌に回すと言う事なんですね。
投稿: あらいぐま | 2012.05.26 19時39分
★ーーこんばんは、くまさん
民主党も場当たりですが、自民党時代の政策が今の不正受給に繋がっているわけですからね。
野党時代は民主党も自民党に突っ込んでいましたが、今同じことを自民党がやっています。
だとしたら、また政権が変わっても同じことの繰り返しで何も進展がない事になってしまいます。
これは政治全体の問題で、野党だからと個人攻撃して良い事にはならないのではないでしょうか。
制度自体が、悪用されているとしたら制度を根本から考え直す時期に来ているのだと思いますよ。
★ーーこんばんは、中立さん
いくらセットとしてやるとしても、出来なかったわけで、野党につぶされたと言うのは言い訳ではないでしょうか。
まあ自民党が改革をしたと言っても、官僚と一体化している事を考えれば、抜本的な改革は出来なかったでしょうね。
官僚に使われているのは、自民・民主に共通した事ですから。
>自治労と足を引っ張った閣僚と一部の議員は反省してもらいたい
本当に真剣に、生活保護費の適正な改革を推進してきたのでしょうか?
全然知りませんでした。
★ーーこんばんは、あらいぐまさん
100万未満の収入の無名時代に、そんなに行政に優遇されてきたのでしょうか。
行政に優遇されている人たちは声の大きな人達なのではないでしょうか。
例えば893とか声の大きな人達です。
今、亡くなって話題になっている方の多くは、行政に保護を認めていない方だと聞いたことがあります。
保護を求める人たちはまだ生きようとする力が多く残っているのだと思っています。
年金と保護費のバランスが適正になることは良いことではありますが、あまり個人の問題に矮小化するのは、問題を誤らせると思います。
不正受給があるとしたら、それを出来ないように改正するのが議員の務めです。
保護費の削減が、シロアリに回っていくようなら日本は間違いなく衰退してゆきますよ。
投稿: まるこ姫 | 2012.05.26 20時28分
まるこ姫さま、こんにちは。
>100万未満の収入の無名時代に、そんなに行政に優遇されてきたのでしょうか
よく分かりませんが、関西で吉本芸人なら色々と理解される傾向があるのではないのですか?
他の地域ではない新喜劇等の放送などで若手でも認知度は高く一般的な考えで推し量れないモノが有るというイメージが私には有ります。
またパンクブーブーやスリムクラブなどの芸人さんもM-1で知られるようになるまで全国的に無名でも関西地区では有名で年収百万円未満の芸人さんもいましたから、一般常識は吉本芸人には当てはめられないと思います。
>例えば893とか声の大きな人達
”団体”とボカシましたが在日・部落・宗教のほうがたぶん問題ですね。
>行政に保護を認めていない方だと聞いたことがあります
エアコンがあるとか、親兄弟がいるとかでにべ無く追い返される人が多いと聞きます。
老人や貧困者は私たちもそうであるように同じような境遇のコミュニティが有り相談しながら情報を供給し合っています。
失業者数などもそうですが就職を諦めて求職活動をしない人がかなりいて日本の失業率は政府の出す数字の何倍もあるとも言われるのが現実です。マスコミの報道は事象の有る無し以外は鵜呑みに出来ませんから生活保護に関しては政府・マスコミが仕事をちゃんとしなければ削減する方向に行政は動くだけなんですね。
「「成長論」から「分配論」を巡る2つの危機感 自力で生活できない人を政府が助ける必要はない!?」(日経ビジネス2011年11月18日)という記事が有ります。
日本は「自力で生活できない人を政府が助けてあげる必要はない」と考える人が世界中で最も多くなっている(出典:「What the World Thinks in 2007」The Pew Global Attitudes Project)という記事ですが、日本が38%で断トツで第2位のアメリカでさえ28%なのです。(世界平均は8~10%だそうです)小泉改革で日本人の人情はここまで低下してしまったようです。新自由主義の本家より10%も高いとはビックリです。社会保障費、とりわけ生活保護費用削減に血眼になって久しいお役所に苦しい人ほど相談しにくい国になっていると私は考えています。
投稿: あらいぐま | 2012.05.27 08時35分
まるこ姫サマ、こんにちは。
河本氏、謝罪してましたね、
人の人生は山あり谷あり・・・一時的な救済としての生活保護は、行政には必須と思います、
その観点から行くと河本氏の例はいい例じゃないんですかね、
息子として納めた税金というのは、かなりの額だと推測します。
これで、河本氏に怒りの矛先を向けるのは、愚の骨頂だと、思いますね、
昔から市民どうしが反目するのは、為政者にとって都合がいい、
私から見たら国会議員や官僚、東京地検が生活保護費の不正受給NO,1ですから。
これだけ生活保護を渋るのに、公僕たちの暮らしぶりはどうなんでしょうか?
たっぷりの年金や福利厚生、これらも同じ税金です。
あかいとら。。。
投稿: 紅いとら | 2012.05.27 09時33分
★ーーこんにちは、あらいぐまさん
例え吉本といえども、飯が食えるのはごく一部の人間ですよね。
ほとんどが不安定な位置にいるわけで、その人間に親族を扶養する義務があると言うのは酷だと考えます。
自分に当てはめたら分かりますよ。
自分の生活が一杯一杯で、それでも扶養の義務があるからと言われたら、どう反論して良いやら。。。。
あらいぐまさんの主張もわかりますが、すべて法制度の不備やら、行政側の姿勢の問題で、おかしいと思ったら個人をやり玉に挙げて個人攻撃をすることよりも、法案見直しや法改革をすることが国会議員の仕事ではないでしょうか。
自分達が野放しにしてきた法整備の不備を、個人に転嫁するのは私は筋違いだと思っています。
日本人もこの問題でわかるように、今までの互助、共助、助け合いの精神がどんどん少なくなっていると感じます。
法律も矛盾だらけですし、生活水準もどんどん落ちていく現状では、相手をそねみ、妬む、貶める事に快感を持っている人も少なくないのではないでしょうか。
権力に立ち向かうのではなく、同じ民族が相手を攻撃し合う、紅いとらさんもおっしゃっているように、権力者の思うつぼだと思いますよ。
私は、国会議員の仕事は個人攻撃ではなく、光の当たらない人に対して法律を駆使して、どれだけ光を当てるかだとと思っています。
だから今回の自民党議員の、重箱をつつくがごとくの個人攻撃は違和感で一杯です。
それに乗る国民も、あまりに過剰反応だと感じています。
★ーーこんにちは、紅いとらさん
苦しい時は行政に頼らざるを得ません。
憲法にも保障されている事ですし。
まあ、それを悪用する人が後を絶たないから今問題になっているのですが。
河本が不正受給者を代表するかのごとく、叩きに叩かれていますが、それを攻撃している人はうっぷん晴らしの感じもしますし、そう言えば河本が払った税金の額もかなりのものですよね。
やはり、紅いとらさんのおっしゃるように、国民同士の反目は権力者に取って都合が良いでしょうね。
どんどんやってくれと思っていますよ。
その陰で本当の巨悪はほくそ笑んでいますよ。
私は、自民党議員が芸能人といえども個人を糾弾する姿は、違和感で一杯です。
国会議員は、不正受給があったとしてそれをいかに少なくするか、生活保護を受けないで良いように雇用を考えたり、社会全体の構造を考える事だと思っています。
自民党議員の思考には、本当にがっかりしています。
これで政権が取れると思っているのでしょうか。
木を見て森を見ずの典型例ではありませんか。
こんな個人攻撃をする暇があったら、公僕や自分達議員のあるべき姿を模索する事ではありませんか?
投稿: まるこ姫 | 2012.05.27 10時38分
まるこ姫さん、皆さん、おはようございます。
この期に乗じて,生活得保護費の1割カットを自民党が要請し、小宮山大臣も、厚労省・財務省が渡りに船を検討するとしています。
生活保護問題は複雑で、深い問題なので、バッシングの風潮をそのまま受けて,短絡的に進めるのは如何なものかと思います。
生活保護は国民年金と比べ高く、医療扶助など手厚いものがあります。
そのバランスが崩れているという問題もあります。
生活保護世帯の急増は新自由主義の導入で、OPECでアメリカに次いで2番目の貧困率という問題もあります。
更に困窮を増やす生活保護費の総量カットで無く、根っこである貧困率の解消の方が重要であるのは言うまでもありません。
下々同志がバッシングし合うという今の社会風潮も大きな問題です。
これは自民党的体質、お上は内部抗争をほくそ笑んでいます。
大人しい国民は社会のあり方に目を向けず、格差を受け入れてしまい、かつての身分制度の如く、上と闘わずに、より下がいるからマシ、より下を叩くとなっているのかも知れません。
生活保護費のずるはいけませんが、お上がシロアリにたかって,甘い汁を吸い続けるのは、もっといけません。
憲法の「国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」とあり、そのことを見つめ、セーフティネットのあり方を検討する時期に来ています。
格差社会、バッシング社会ではなく、脱落者や落伍者を無くす社会に向けて、社会のシステムや仕組みを考え直す時期に来ていると思います。
投稿: 愛てんぐ | 2012.05.28 07時16分
★ーーこんばんは、愛てんぐさん
やはり、庶民同士が詰りあいをすることは、権力者が喜ぶ要因でしょうね。
生活保護に対して、ものすごく風当たりが強いですね。
年金とのバランスを考えたら、ものすごい理不尽なことではありますが、短絡に生活保護費の減額が果たして理にかなっているのか。。。
生活保護費は、医療費から公的な機関に対してほとんど免除されていますから、悪用する人は後を絶たないのではと思います。
本当に生活保護の支援なくして生活が出来ない人に取って、不正受給者のとばっちりを受けているとは言えますね。
年金と、生活保護の丁度よいバランスは、どこかに接点は無いのでしょうか。
ある程度年齢を重ねた人の雇用は、至難の業と言われていますし、保護を受けなくて良いような雇用体系があればよいのですが。
やはり、国民同士がバッシングし合う風潮は、本当に嫌な物があります。
権力者から見たら、同じ弱い者同士ではありませんか。
片山さつきなんか、生活保護の不正受給と声高に叫び、個人攻撃に費やしていますが、今、国会審議が中断していますよね。
それでも国会議員に支給される歳費は、莫大なものです。
庶民の個人攻撃をしている議員が、国会休止でも歳費が支払われている理不尽さ、不条理さ。
今でも、片山さつきよく言った、良くやったと英雄視する人が後を絶ちませんが、私は間違っていると思っています。
タイゾ―氏が言っていましたが、国会議員は個人攻撃をする仕事ではないと。
タイゾー氏を見直しました。
生活保護費の不正受給もいけないとは思いますが、シロアリの既得権益には、何の問題も無いのでしょうか。
不正をただすことをやったら、生活保護など足元にも及びませんよ。
>格差社会、バッシング社会ではなく、脱落者や落伍者を無くす社会に向けて、社会のシステムや仕組みを考え直す時期
最近、国民同士がいがみ合う事が少なくありませんが、殺伐とした社会になりつつあるようです。
思いやりとは言いませんが、もう少しお互いに認め合う社会になりませんかね。
投稿: まるこ姫 | 2012.05.28 19時52分