生活保護8ヵ月連続増加、生活保護費と年金の矛盾
生活保護が急増しているそうだ。
これだけ経済が疲弊している現状では無理もない面もあると
は思うが。。
>生活保護、209万7400人=8カ月連続で最多更新―厚労省
時事通信 5月16日(水)12時33分配信
>厚生労働省は16日、今年2月に全国で生活保護を受けた人
が前月比5499人増の209万7401人になったと発表した。昨7月
にそれまで過去最多だった1951年度を上回って以降、8カ月連
続で最多を更新している。受給世帯も152万1484世帯と過去最
多。
同省は、リーマン・ショック以降の経済低迷などが増加の原因と
分析。
経済低迷と生活保護増加とは連動しているとは思うが、受け取
る年金と比較して、生活保護とのアンバランスは群を抜いている。
特に国民年金の場合、あまりに受け取る年金額が低すぎる。
40年働き納めても、年金の上限額が7万未満では、老後の暮ら
しが成り立つはずもなく、これでは憲法に定められた”健康で文
化的な生活を営む生存権"とは程遠くなってしまう。
そして現代人の心情として、苦労を好まず楽をして生きたいと言
う欲求や、今生きるのが精いっぱいという現状も相まって、年金
を納めることなく、最後は生活保護に頼ればよいと言う安易な意
識も高まっているのではないだろうか。
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年金と、生活保護では、あまりに金額に差があり過ぎるのも一
因だとは思うが、この矛盾を放置しておけば早晩国民年金を納
める国民は激減するだろう。
強制的に納めさせられる厚生年金と違って、任意での納入は、
生活が一杯一杯の人達には、ついつい後回しになってしまうだ
ろうし、今でも破綻も同然の国民保険の構造を、この先どうや
って、維持して行くのか。
どう考えても、汗水たらして納入し貰える年金の低さと、生活保
護の"健康で文化的な生活を営める金額とは、折り合わない。
やむにやまれず生活保護を受けても、貰えるのが日常化してし
まえば、働く気力もなくなる。
行政が、あくまでも生活保護は一時しのぎと啓蒙したり、働く環
境を整え支援しなければ、安易な環境にどっぷり浸かって、這い
上がる意欲が無くなるのではないか。
少なくとも、不正に受け取っている受給者をなんとかしないと、年
金をかけようと思う人間が、どんどん少なくなる。
なんと言っても、年金受給と、生活保護受給の金額の矛盾だ。
この矛盾をなんとかして、バランスの良い金額にして行かない限
り、これからも、生活保護は増え続けるだろう。
一部の心ない不正受給者のために生活保護者全般に攻撃が向
かうのも、嫌な物があるし。。。。。
厚労省、政治家は一体何をしているのか。
税金は頭打ち、そして消費税頼み、そんな中、生活保護受給者
増加は国の財政にまで大きく影響する。
今すぐ、生活保護、年金の受給金額の格差をなんとかしないと
人々の不満が爆発する。
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コメント
まるこ姫さん、こんばんは∈^0^∋
おかしな現象ですね。生活ほどのほうがい衣生活が出来て、年金では生活できない。
そんなバカな制度はあってはなりません。
これも制度設計の誤りを随時正してこなかった政府、つまり自民党政権時代が大問題ですね。
自民党も民主党も破綻しています。
年金も破綻。そして、生活ほどの方がいい。
どう考えてもおかしいです。
くまさんことくまボンでした。ではでは(^.^)/~~~
投稿: くまさん | 2012.05.16 18時57分
まるこ姫さま、こんばんは。
厚生省官僚の書簡?だったかと思いますが、年金行政が集めた金を使う事で将来起こる問題を想定しながら無駄遣いを続けていた事実が有りました。
この事を考えれば”健康で文化的な生活を営む生存権”という権利は見せかけの制度を作って一時的に取り繕う事になるのでしょう。
ヨーロッパのように税金を高くし社会保障を充実するという政府の案はまさに”見せかけの制度を作って一時的に取り繕う事”でしょうから生活必需品の税率を低く抑える事は絶対にしないでしょう。
何故なら併用税率にすると消費の大部分を占める生活必需品の税収が大きく減るので最初から高税率に消費税を設定しないと税収を確保できません、そうすると最初から税率が高く設定する事になり国民を説得するのが難しくなるのが分かっていますからね。
投稿: あらいぐま | 2012.05.16 20時26分
まるこ姫サマ、こんばんは、
目が見えない、歩行が困難等の障害といわれる人は、どうぞ生活保護を受けて頂きたいです。
しかしどうした訳か、うつ病という勢力が押し寄せたりて、訳が分からなくなっています。
やる気がない=うつ病なら私もうつ病でしょうね、とても信じれません。
各種ボランティア団体がホームレスといわれる人に生活保護の申請を勧めたりしたのも一因だと思いますが、あまり責める気はありません、生活保護とはそういうものだと思います。
かっこいいこと言いましたが、しかしそれで良いのか?という気持ちも少しありますね。
あまりにも国からお金貰うのに我がままし過ぎです、労働と生活保護はセットにすべきじゃないですかね。
例えば簡単な清掃活動を義務つけるとかですね。
崇高な理念があっても、現実は付いてこないですね。あかいとら。。。
投稿: 紅いとら | 2012.05.16 20時52分
★ーーこんばんは、くまさん
逆転現象ですね。
汗水たらして働いて、毎月真面目に保険料を納めていても、国民年金だったら7万円も貰えず、生活保護だったら10万以上貰えて、医療費もただです。
どこか矛盾していますよね。
時代とともに、制度設計も変える必要があります。
自民党政府の制度設計も疲弊してしまいましたね。
民主党も正すこともしない。
やはり、自民も民主もともに疲弊してしまっています。
年金制度も、生活保護も、アンバランスです。
もう性善説での適応は無理かもしれませんね。
★ーーこんばんは、あらいぐまさん
>年金行政が集めた金を使う事で将来起こる問題を想定しながら無駄遣いを続けていた事実が有りました。
ほとんどの行政がそうなのではありませんか?
すべての官公庁で、問題点を知っていて、それでもなお見て見ぬふりをして、やりたい放題ですもの。
”将来に何も責任を持っていません。
”健康で文化的な生活を営む生存権”は憲法を順守しているのだと思いますが、一方で、低年金では生活できません。
ものすごい矛盾していると思います。
低年金での暮らしは、健康的でも文化的でもありませんからね。
日本政府の場合、諸外国の都合の良いところばかり取って、外国ではああだこうだ、と言いますが、いくら税金が高くなっても、国民に還元される率はとても低いと思っています。
税金に見合うだけのサービスは受けられないのではと思います。
無駄金が多すぎますから。
消費税増税もやむなしとすれば、税率に配分が必要がだともいますが日本政府はしないでしょうね。
本当はきめ細かく税率を分けることで、弱者にも配慮する事ができると思いますが、そんな配慮は皆無の政府ですから。
★ーーこんばんは、紅いとら さん
どうしても生活保護を受けなければ生きていけない人も多いですから、軽々しく言えませんが、それでも本当に健康体でも仕事がない、働く意欲がない人も、どんどん増えているのではと感じます。
うつ病も、当人にとっては大変な病気だと思いますし、はたからとやかく言えることではないと思いますが、中には詐称と言う人もいますしね、難しいです。
民主党政権になって、ホームレスと言われる人達に生活保護の申請を進めたものですから、ものすごく増えたとも言われていますが、線引きも難しいですね。
一番腹が立つのは、詐欺まがいに生活保護を利用している人達です。
昔だたらお上の世話にならないと気骨のある人がたくさんいましたが、今では当然のように請求する人も多いですからね。
労働も対価にしたり、現金支給ではなく現物支給も一考かもしれません。
現代では理念と現実はとてもかい離しています。
投稿: まるこ姫 | 2012.05.16 21時58分