安倍首相、もう”原発新増設に前向き"と言っています
総選挙で全体の4割が棄権をし、その中で4分の1の有権者が
自民党を支持しただけなのに、小選挙区の特徴で雪崩をうった
ように自民党が圧勝してしまった。
当日は悪夢を見ているようだったが、それでも一応はこれが民意
と言う事で、自民党にこの国を委ねることになった。
確かに民主党は期待外れで早く政権を終わらせて欲しかった。
がしかし、自民党政権になって本当にこの国は再生するのか。
安倍首相は、まだ政権発足後日にちが無いのに、民主党がや
ってきたすべての政策を否定しようとしている。
石原ノブテルに至っては、前任者の引き継ぎを拒否している。
”政権が代わった場合は行わないこともあり得る」というが、自民
党から民主党へ政権が交代した09年は、引き継ぎが行われて
いる。"そうだが、いくらセレモニーとしても、あまりにも礼を失して
いるし、器が小さいと感じる私の方がどうかしているのだろうか。
自民党と経済界と官僚が、原発は安心安全、安価と言って推進
してきたが、未曽有の大事故を引き起こした。
未だにその地は汚染されて、除染した物質が民家の庭先に山と
積まれている。
子供の健康被害が出てくるのはこれからだろう。
そんな現状でも、安倍首相は原発新増設に前向きといか、舵を
切った感がある。
苦戦しています、うんうんと思ったらクリック宜しくお願い致します。
><安倍首相>「国民的な理解を得て」…原発新増設に前向き
毎日新聞 12月30日(日)21時23分配信
>安倍晋三首相は30日、首相官邸でTBSのインタビューに応じ、
今後の原子力政策について「新たにつくっていく原発は、40年前
の古いもの、事故を起こした(東京電力)福島第1原発のものとは
全然違う。何が違うのかについて国民的な理解を得ながら、それ
は新規につくっていくことになるのだろう」と述べ、新増設に前向
きな考えを示した。
首相は21日の記者会見で、原発の新増設を原則認めないとした
民主党政権の方針について「もう一度見直していきたい」と述べ、
自民党は選挙期間中、党本来の本当の姿を隠しつつ、巧みに選
挙戦を戦ってきた。
”原発再稼働は順次判断、全原発で3年以内の結論を目指す”と
言って来たが、政権を取って何日にもならないのに、新増設に前
向き発言ですか?
この調子では、3年と言わず原発はどんどん再稼働をして行く腹
積もりなんだろうが、新設までOKと言う事は、自民党の体質はな
にも変わっていなかったという事だろう。
何と言っても推進してきた当事者だから、今更、経済界や官僚を
敵に回すことはやらないだろうとは思っていたが、まさかこんなに
早く原発推進を言及するとは。。。。。
しかしどう考えても、老朽化した原発は、近い将来廃炉の運命を
たどらざるを得ないし、使用済み燃料棒の処理はどうするのか、
すでに満杯状態だとも言われているがどこに新たな保管場所が
あると言うのか。
核燃料サイクル政策は10兆円をつぎ込んでも未だ確立されてい
ないし、今が良ければなんでもOKでは、あまりに刹那的すぎる。
どう考えても、新たなエネルギー政策の転換を強いられていると
言うのに、未だ原発一辺倒。
経済界や官僚、政治家だけが、その場の危機に目をつぶる。
一国民は、何かあると栄華を誇る権力者たちの結果責任を取ら
されるが、来年の1月から復興増税が待っている。
25年間もの間、所得税に上乗せされるのだ。
そして消費税増税。。。。
| 固定リンク | 0
| コメント (6)
| トラックバック (0)
最近のコメント