維新の会と太陽の党の齟齬は予想以上に大きい
どう考えても、橋下氏は戦略を間違えたのではないか。
橋下の事だから、石原の知名度や資金力をあてにしての合流と
言う選択肢になったのだろうが、理念も政策も全然違う党が合
併しても上手くいくわけがない。
石原は、政策など小さなものだと切り捨てたが、そんな詭弁が通
用するわけもなく、公約発表後の橋下、石原の考えの違いが浮
き彫りになっている。
橋下のブレーンである、元官僚の古賀氏がツィッターで発信して
いる、
>ブレーンが橋下氏批判=「石原氏と決別を」【12衆院選】
時事通信 12月1日(土)22時5分配信
>大阪市特別顧問を務める古賀茂明氏は1日、自身のツイッタ
ーで、日本維新の会の橋下徹代表代行(大阪市長)に対し「間
違えたということはよくお分かりだと思う。理念も政策も違う石原
慎太郎代表や旧たちあがれ日本の老人たちと決別してください」
と求めた。維新の原発政策が曖昧になったことを批判したものだ。
やはり、基礎部分が違うのに、上部を乗せても却ってちぐはぐが
目立つだけで、うまくいくわけがないと思っていたが、原発政策
では石原、橋下の考えの違いばかりが際立ってきた。
公約を発表しているのに、石原はそれは違うと言う。
橋下に至っては、発言が二転三転して、民放の代表同士の討
論会では、みんなの党の江田とほとんど同じ考えの様だった。
江田の発言のたびに納得したように頷いていた。
苦戦しています、うんうんと思ったらクリック宜しくお願い致します。
みんなの党とは、ひっついたり離れたりしていたが、むしろ、みん
なの党と合流した方がよほど、政策的にすっきりしている。
しかし私が解せないのは、維新の会の公約は曖昧模糊としてい
る割には、他党の原発政策を批判している事で、行程表を示さ
なければ信用できないと言う。
自分たちの公約がブレブれなのに、他党の公約を批判できる神
経が分からない。
短期間のうちに石原とくっついたばかりに、信用度が落ちている。
一番のブレーンにまで注文をつけられているではないか。
匂いは同じかもしれないが、やはり二人の個性は強烈すぎる。
石原は、政策などどうでもよい、まずは中央集権の打破だと言
うが、例え維新の会が躍進したとしてもこれで官僚を従わせる
事が出来るのだろうか。
>維新、新人に「公開討論会に出るな」…失言懸念
読売新聞 12月2日(日)7時42分配信
>4日公示の衆院選で、日本維新の会が新人の立候補予定者
に対し、各小選挙区で開かれている公開討論会への参加を見
送るよう指示していたことが分かった。
>維新の会は新人の参加見送りを先月下旬に決定。討論会は
全国各地で市民団体などが企画しており、大阪や京都などの討
論会では、維新の会の立候補予定者が不在のまま行われてい
る。
候補者が討論会に参加しないなど聞いたことがない。
各候補者の意見の違いなど参考にしながら、有権者は投票をす
るものだと思うが、有権者を馬鹿にした話でこんなことがまかり
通る所が、維新の会らしいと言えば、らしい話だ。
目玉候補者がいないと言うことから、橋下は議員ではないからひ
ょっとしたら、当選を見越している石原と、そのまんま東と、中田
が、官僚をどなり散らし、叱りつけて従わせるのだろうか(笑)
☆ーー☆ーーー☆ーー皆様にお願いーー☆ーーー☆ーー☆
うんうんと思ったら クリックしてね(^^)
| 固定リンク | 0
コメント
まるこ姫さん、こんばんは∈^0^∋
維新の会は 簡単に言えば 官僚政治を打破すると言うことでしょうね。官僚傀儡の民主党政権、過去の自民党政権 を打破して、首長だった蹊径を活用して 議員がコントロールすることが 公約としか思えません。公約が曖昧なのもその点でしょう。実体を見てからやる 大阪府、大阪市の立候補観点と同じかも。東京都政をやってきた石原氏の考え方かも。よくわからなくて当然ですね。
あまりにも異端です。困ったものです。
くまさんことくまボンでした。ではでは(^.^)/~~~
投稿: くまさん | 2012.12.02 18時48分
★ーーこんばんは、くまさん
官僚政治の打破は分かりましたが、どうやって打破するのか、皆目わかりません。
言うのは簡単ですが、素人議員がどれだけいても、官僚をコントロールする事は至難の業だと思いますよ。
それこそ、脱原発、卒原発と言うのは誰でも言えますが、行程表を示してもらう事で、納得できる部分もありますが、脱官僚を言うだけでは信じられませんね。
しかも、国会議員なんですから、政策はなんでも良いと言う事にはなりません。
単なる、我儘な老人の戯言の様な気がしますね。
投稿: まるこ姫 | 2012.12.02 20時05分
こんばんわ。
いや~、速いですね、もう「あっ」と言う間に12月に入りましたね。
そして、投票日まで「後14日」になりました。
そんな中、「維新の会」と「太陽の党」が、ここへ来てもめていますね。
しかもお互いの、「政策や公約」に違いがあっては、合併しても意味が無いのが分かりますね。
これでは、他の党から批判されるのも、無理もないですね。
もう、これ以上揉めるのなら、決別した方がマシかもしれませんね。
投稿: H.K | 2012.12.02 21時27分
★ーーこんばんは、H・Kさん
本当に早いですね。
もう12月ですよ。
この前まで、暑い暑いと言っていたような気がしますが。
12月になったら、もっと早くすぎると思いますよ。
維新の会と太陽の党は、初めから政策的には無理だったんですよ。
むしろみんなの党と連携をした方が分り易かったですね。
石原氏にとって、政策は小異かもしれませんが、これだけ食い違うと、信用できなくなります。
批判されて当然ですよ。
今更決別はできないでしょうし、前途多難ですね。
投稿: まるこ姫 | 2012.12.02 21時40分
まるこ姫さん、皆さん、こんばんは
維新の会の二人の船頭、進む方向が違いことが露呈してきました。
新自由主義と保守主義、明らかに違います。
世代や感性は違っても良いのですが、政策が違うのでは全く駄目、合流したため、放物線となりました。
共通点は、中央官僚の打破と、それに代わる政治家の強権的政治、そして右翼的指向です。
どちらも原発の住民投票の結果を無視したように直接民主主義は嫌いで、政治家に任せろという強権的な点はどちらも同じです。
政策議論させるとボロが出る、維新の名だけで、選挙戦は勝てると思っているようです。
政策議論できない候補者なんて政治家にあらず、投票に値しません。
小泉チルドレン、小沢ガールズに対して、橋下ベイビーズと言われているようですが、子供以下の赤ちゃんてことは、よちよち歩きできるかできないかということなんでしょう。
投稿: 愛てんぐ | 2012.12.03 18時16分
★ーーこんばんは、愛てんぐさん
維新の会の二本柱は、進む方向が違いますね。
初めから分かっていた事を、合流しようとすれば、結局は
政策など小異と言わざるを得なかったのでしょうね。
しかし、政策は政治家の生命線です。
政策が違う党が一緒になっても、うまくいくわけがありません。
中央官僚の打破も、既成政党の半端物ばかりが候補者では望みが薄いような気がします。
私は、石原、橋下に共通する強権的な圧力、右翼的思想はどうしても気持ちになじみません。
権力を持った人間は権力を持たない人間を従わせることが出来ると言うような発想は、ごめんこうむります。
この二人、独裁者と言っても過言ではないでしょうね。
維新の会に集って来た人間は、はっきり言えば官僚に立ち向かうには荷が重すぎると思います。
政策論議さえできない候補者など、官僚にとって扱いやすい相手でしょうから。
私は政策を論じるところをみたいです。
党の名前や、看板だけで当選しても結果、また無駄な4年になるだけです。
政策論議が出来ない候補者に、何の魅力があるのでしょうか。
本当に国民をばかにしていますよ。
石原や橋下が、将棋の駒のように動かす事が出来るだけの候補者だとしたら、国会議員の資格がありませんね。
橋下ベイビーズ?、名は体を表していますね(笑)
投稿: まるこ姫 | 2012.12.03 20時08分