”教員の駆け込み退職”で文科相がお怒りのようだが
教職員の駆け込み退職で、下村文科相が大層お怒りの様だ。
>「決して許されない」=教員の駆け込み退職―下村文科相
時事通信 1月24日(木)13時4分配信
>下村博文文部科学相は24日の記者会見で、全国の公立学
校教員が定年を待たず、退職手当減額前の年度途中に「駆け
込み退職」をしている問題について、「決して許されざる(ことだ
)」と批判し、文科省として各教育委員会などへの指導に乗り
出す考えを示した。
許されざる事?
なにをしゃかりきになっているのだろう。
教員に過大な幻想を抱き過ぎなのではないか?
未だに大正時代や、戦前の教師像を今の教師に当てはめて教
師は聖職たれなどと言っているが、実際には教師も人の子で、
一般のサラリーマンと意識はそれほど変わりがないのではない
か。
勿論、保護者や、ちょっと聞いただけの一般人は、今のこの大
事な時期に退職する事もなかろうと憤慨するだろうし、その気持
ちも痛いほど良くわかるが、たったの一カ月、二カ月で退職金が
何十万単位、百万単位で減ると言う事になると、果たして駆け
込み退職者を、責めることが出来るのだろうか。
苦戦しています、うんうんと思ったらクリック宜しくお願い致します。
教師自身も、子供の事を考えるとだとか、何十年も教職に就い
ていたので断腸の思いだとか言うが、結局は生活を最優先する
のではないか。
口では綺麗ごとを言っても、実際の立場になると誰だって心が
揺れ動くだろう。
それを"許されざる事"と言い、サラリーマン化している教師に”
聖職"を押し付け、きれいごとを言っている政治家の方こそ問題
だろう。
なんでこんな不備な制度を作ったのだ。
駆け込み退職など初めから予想できたことだ。
退職金の減額も、年度替わりにしとけば、何も問題なかったもの
を、周知徹底期間だかなんだか知らないが、中途半端な制度を
作るものだから、こう言ったおかしなことがまかり通るのだ。
そして教師は生徒に恨まれ子供の記憶に刻まれる。。。。
ホント政治家は誰のために法の整備をしているのだろう。
自分たちは身を切る改革はほとんどせず、ヤルヤル詐欺状態だ
が平然としている。
今国会で議員会改革をすると言っていたが、本当にやる気があ
るのだろうか。
”のど元過ぎれば熱さ忘れる”の典型例の政治家の発言は信用
するに足りず。
そして他者には、"許されざる事"と理想を押し付ける。
差額をポケットマネーで補てんすると言う事なら話は別だが、ただ
相手を責めればば良いというものでもない。
いつも感じるのは政治家は、本当に庶民の機微を分っていない。
| 固定リンク | 0
コメント
まるこ姫さん、皆さん、こんばんは
テレビでは、教師の方が悪いとか、新たな教師を雇うことを考えておくべきだとか、制度を前提にする論調の方が強いと思います。
思考が、強いものに弱い体制的なんだと思います。
全てご破算にして、どこが間違っているかを論ずるべきと思います。
お上を是としがちなマスコミの姿勢が間違っています。
先生は年度で縛られるので、公務員一律で行った今回の制度の方が間違いです。
他の公務員は、どこで辞めても、代わりはありますし、引き継ぎに問題はありませんが、先生はそうはいきません。
国、地方自治体の思慮不足、失政です。
先生へのバッシングは筋違い、バッシングすべきは制度を作った国などです。
そもそも、地方公務員の給与削減を中央が指示するのがおかしいです。
国家公務員の方が地方公務員より偉いので、地方の方が給与を少なくすべしとして、命令するのが中央集権構造であり、中央集権的です。
地方主権にして、財源も渡し、地方公務員の給与削減は地方で決定すべるのがあるべき姿だと思います。
投稿: 愛てんぐ | 2013.01.25 18時40分
まるこ姫さん、こんばんは∈^0^∋
誰もがみな 御身大切ということですね。
聖職はもうどこにも無いです。
職業に貴賎無し、サラリーマンはもう サラリーのための人たちということですね。
くまさんことくまボンでした。ではでは(^.^)/~~~
投稿: くまさん | 2013.01.25 19時50分
まるこ姫さま、こんばんわ。
おっしゃる通り、こんな制度を作れば集団退職者が出るぐらいわかりそうなものですけどねえ。下村文科相も“許されざる事”と言うなら、教員達がどういう行動を取ると予想したのでしょう?退職予定者一人残らず唯々諾々と従うとでも思っていたのでしょうか?
政府も民主党時代の政策を次々と否定しているのですから、この話も見直せばよかったのにねえ。わざわざ混乱の素を作って、“けしからん教師”づくりを演出しているようなものですよ。
それから、教員ばかり槍玉にあげていますが、警察官の駆け込み退職者の方が人数が多いのに、こちらはあまり批難の対象にはなっていませんよね。県によっては、治安の維持に影響が出かねないと悲鳴をあげている現場も出て来ているみたいなのに。文科省のテリトリー外というなら古屋国家公安委員長の談話も聞いてみたいものですが。
…と能書きは垂れてみたものの、減額されようが満額になろうが、支払われる退職金は我々の税金ですから勝手にやれば〜?っていうのが本音ですね。
もちろん、任期を全うして減額に応じる教員・警察官も大勢いるでしょうから、頼むからそうして浮かせた退職金をシロアリのエサ代なんぞにまわさないでくれと思うのは言うまでもありません。
投稿: 肉山会 | 2013.01.26 01時35分
★ーーこんにちは、愛てんぐさん
一見すると教師の方が悪いような印象を受けますが、制度があれば、それに乗っかるのは世の常ですよ。
教師に対して過大に期待を寄せるのは勝手ですが、教師も人の子ですからね。
5万や10万なら、まだ何とかなるとしても、150万円から違えば誰だって誘惑には勝てないでしょう?
マスゴミ報道では、倫理観を追及していますが、その記者もお金にはあらがえない筈ですよ。
綺麗ごとを言っている報道の内情なんてドロドロでしょうに。
特に教師は年度で縛られていて、それが途中で退職となると子供からの印象は悪くなりますよね。
なんて罪作りな制度になったのでしょうか。
おっしゃるように、人を導く、人を教育する教師と、他の公務員とは分けて考える必要があると思います。
が、そこまでの配慮が制度を作った方になかったと言う事は、頭が回らなさすぎだと思います。
>そもそも、地方公務員の給与削減を中央が指示するのがおかしいです
私も国家公務員の場合は国で決めるべきことだと思っていましたが、なんで地方公務員の給与まで国が関与しなければいけないのか、とても疑問に思っていました。
地方分権といつも言われていますが、やることはいつまでたっても中央集権で、麻生の考えは未だ古い自民党です。
地方分権などする気などさらさらないのでしょう。
つくづく、良くわかりました。
★ーーこんにちは、くまさん
今の時代、精神論を押し付けても無理ですよ。
昔は、聖職者がいたかもしれませんが、今の時代、教師もサラリーマン化していますから。
聖職というのは過大な幻想だと思いますよ。
制度を作った方の頭の問題ですよ。
1月や2月に退職すれば退職金が100万円ほど違うと言う事になれば、人情としてそれはあり得ますからね。
★ーーこんにちは、肉山会さん
制度を作った方の問題ですよね。
誰だって1~2カ月で150万円もの差が付けば駆け込み退職しますよ。
浅ましい、見苦しいようにも見えますが、それが人情というものですから。
文科相も、人にはきつい言葉を言うんですね。
許されざる事って言っても、自分がその立場に立てば同じような事をしますよ。
特に自分に甘い政治家なら、そのくらいの想像はつきますよ。
おっしゃるように、自民党は民主党政権の全否定を言っていました。
だとしたら、民主党政権時代に作ったこの制度は見直せば良かったですよ。
わざわざ混乱を作って、いかにも教師が悪いと言うような発言は、自民党らしいと言えばらしいではありませんか。
>警察官の駆け込み退職者の方が人数が多いのに、こちらはあまり批難の対象にはなっていませんよね
教師だけがやり玉に挙がっていますが、警察の場合も大問題ですよ。
突然、それだけの警察官が足りなくなるわけですから。
治安維持、防犯、その他あるでしょうが、今、警察官の質も低下している現状で、人員まで少ないではねえ。。。
>もちろん、任期を全うして減額に応じる教員・警察官も大勢いるでしょうから、
嘘か本当か知りませんが、最近出てくる文科省出身のコメンティターは、駆け込み退職をする人は全体の1割だと言っていました。ほとんどの職員は3月いっぱいまで働くと言っていましたが、それも本当かな?という感じもしますし、生活保護費不正受給も、全体から言えばとても低いそうですが、すべての受給者がパチンコに行って遊んでいたり、怠け者だから働かないにされちゃうんですよね。
投稿: まるこ姫 | 2013.01.26 16時22分