体罰問題、楽天・星野監督は強者の論理
星野監督の時代は、星野監督の言っているように鉄拳制裁が日
常茶飯事になっていたかもしれない。
そしてそれに耐えることこそが、自分を磨く、向上させると考えら
れていたかもしれないが、今は科学的なトレーニングが取り入れ
られ、コーチの教える技術も数段進歩している。
昔のやり方を全面否定するつもりはないが、やはり教える方の
認識も過渡期に来ているのでないか。
>“闘将”星野監督が「体罰問題」を語る 「このままじゃ指導者は
どんどん“事なかれ主義”になっていく」
東スポWeb 2月8日(金)11時25分配信
>楽天・星野仙一監督(66)が一連の騒動以来初めて自身の考
えを激白した。かつては「鉄拳制裁」がトレードマークでもあった闘
将は今後、厳しい指導ができなくなるであろう状況に“事なかれ
主義指導者”が増えることを危惧。
星野監督は、今の体罰に対しての厳しい目があるうちは、厳しい
指導が出来なくなる、事なかれ主義が蔓延すると言っているが、
なぜに、柔道や野球ばかりが、叩かれ、殴られ蹴られ、それが指
導の一環で、当然とされてきたのだろう。
私はポーツ界の体罰は根が深いと思っているが、柔道の暴行
事件を受けて,JOCがいろんな31団体に調査をした結果、どの団
体も、何一つ体罰はないと回答したそうだ。
本当にそうなのかははなはだ疑問だし、31団体中、一団体も暴
力行為が一切なしだったと言う方が極めて不自然に感じる。
事がこれ以上大きくならないよう、何らかの圧力がかかったのだ
としたら、それはそれで大問題だ。
高校は体罰が蔓延していて、スポーツ界は柔道だけってホント?
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パワハラ・暴行が一切ない各種スポーツ団体が存在していて、野
球の星野監督は体罰が駄目だと言うなら厳しい指導ができなくな
るし、事なかれ主義が蔓延すると言っている。
だとしたら、暴行などない?今のスポーツ界は、事なかれ主義が
蔓延しているのだろうか。
パワハラや暴行をしなくても成績を出しているスポーツ団体はあ
る。
選手を前向きにやる気にさせるに、なんで相手を根本から否定す
るような暴行や、パワハラが必要なのか。。。。
昔は、練習や、試合中に水を飲んではいけないとか、うさぎ跳び
が筋力を作るとか言われていたが、今の科学は否定している。
スポーツジムに行っても、水分は必ず取れと口を酸っぱくして言
われる。
昔通用していたものでも、時代によって否定されるものは良くある
話だ。
星野監督は、精神論や連帯責任をいまだに引きずっているようだ
が、選手が否定しているものを押し付けるのは強者の論理でしか
ない。
自分はそれで成功してきたかもしれないが、精神論や根性論では
通用しない時代になってきたのも確かだ。
暴行。パワハラが入っている指導が無くなっても、決して選手を甘
やかす事にはならないし、ツケ上がらせることにもならない。
欧米式の言葉や理論で選手にやる気を出させる指導はできる筈
だ。
欧米が出来て日本でできないとはどうしても思えない。
それには指導者の発想を変える事が大前提ではないのか。
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コメント
千風です。こんにちは。(これから挨拶は最初にしようと思い立ちまして)
「やり返されない立場からの暴力」を正当化できる理屈なんてありませんよ。
星野さんの言うとることも所詮「自分もやられたしやった(もしくはやってる)。何が悪いんだ」ということでしょう。
そういえば、橋下徹は俺の思ったうちの悪い方をやっぱり言いましたね。鳥越さんに突っ込まれて「あれは教育委員会が決めた」って。
全く教育現場の暴力擁護派ってこんなのばっか。
投稿: 千風記 | 2013.02.09 20時34分
まるこ姫さん、こんばんは∈^0^∋
鉄拳で育った人には自主性で育てるなんて事がわからないのでしょうね。頭が切り換えられない人間はもう引退して貰うべきですね。
本来、他人がどうのこうのと暴力でスイッチを入れるなんてのはナンセンスで、Proで荒れ専門家で荒れ、本人がやる気を起こさなければ持続性もありません。すべて本人の問題と言うことから、考えなければいけません。要するに自由ほど自己責任が伴うと言うことでしょうね。
くまさんことくまボンでした。ではでは(^.^)/~~~
投稿: くまさん | 2013.02.09 21時34分
まるこ姫さま、こんばんは。
ドラゴンズは星野方式と落合方式と極端な体制を引いてきました。
前者は日本式、後者は欧米式といって良いでしょう。
前者は口頭で注意し判らなければ殴る、後者は方針を提示し放置するそして判らなければ使わない、自己責任で全てが決まります。
選手は結果だけで評価されるので頑張るしかない、落合方式はそこに師弟愛など存在しません。
星野方式は実は血の通った関係が出来るものです。
判り易く言うと現役を大事にするのが前者、新人にも等しくチャンスを挙げるのが後者です、さてどちらが良いのでしょうか?
出来る限り一線で活躍したい選手は星野監督の方が良いのではないのでしょうか?
一方で監督も付き合いの長い選手に情が移り出来れば切りたくないので体罰を以ってしても選手を残したいと思っているのではないのでしょうか?
投稿: あらいぐま | 2013.02.09 22時40分
★ーーこんばんは、千風紀さん。遅くなりました。
ホント、監督やコーチは、決してやり返せられない立場です。
その立場を利用しての力の行使は卑怯でもあり、尊敬されないことは確かですよ。
星野氏は、自分もやられたから後輩にやり返すと言う、古い日本の体質の象徴のような人だと思います。
昔はそれで通用したかもしれませんが、今、、それを改めようとする風潮がある中で、逆行しているようにも感じます。
やはり上に立つ人が率先して変えようとする意識があれば良いのにと思います。
なんで、悪しき慣習を未だに是とするのでしょう。
上に立つ人こそが、意識改革をしていただきたいです。
橋下氏は自己中心型の見本みたいな人だと思っています。
彼のような影響力のある人が、表だってああいう発言をすると、引きずられる人も多出ると思うのです。
本当に困ったものです。
>あれは教育委員会が決めた
良く言いますよね。
自分は予算執行権を盾に、強権を発動しておいて、もう忘れたかのような発言は恥を知らない輩なんですね。
★ーーこんばんは、くまさん
昔は鉄拳が主流だったかもしれませんし、それが当たり前と思ってきた時代だったかもしれませんが、もう、時代は変わりました。
未だ懐古主義で、昔は良かったなんて言っているようでは、指導者として失格だと思いますよ。
暴力で自主性など育ちませんから。
どう考えても、本人がやる気を起こすような指導をすることが指導の一環で、暴力ではやる気が起きるとは思えません。
言葉や理論でやる気が起きない選手を育てる事の出来ない監督やコーチはもう去るべきですよ。
やる気こそ、自己責任の集大成ですからね。
★ーーこんばんは、あらいぐまさん
星野氏は監督時代、気の塊でした。
それが称賛されていた時代もありますが、今は鉄拳や情ではなく、科学的に指導する時代ではないかと思います。
落合氏は、マスゴミや選手、ファンの受けは極端に悪かったです。
ドライだからでしょうか。
情に弱い日本的風土には合わなかったという事でしょうか。
>星野方式は実は血の通った関係が出来るものです。
血の通った関係から情に流されたら、競技が台無しになる場合もあります。
勝つか負けるかのプロスポーツなら、私はドライに割り切る必要があると思うのですが。
新人にもチャンスを与えていただきたいし。
アマチュアの世界では、もう悪しき慣習は通用しない時代だと、皆が頭を切り替える必要はあると思いますよ。
暴力で思い通りにさせる世界って異常ですよ。
投稿: まるこ姫 | 2013.02.10 18時40分
まるこ姫さん、皆さん、こんばんは
星野監督も、野球部で熱血監督から暴力指導を受け、それが成功体験となり、自分もそれが正しいと自己肯定感から、暴力指導を行うようになったのでしょう。
こうやって、暴力の連鎖が続くのでしょう。
家庭内暴力や児童虐待と同じ、構造です。
暴力暴力との間に優しくするというのも似ています。
熱血指導=鉄拳制裁=愛情と勘違いし、自分の思いを強引に押しつけているだけです。
暴力指導によらなくても、事なかれ主義に陥らなくても、愛情を持ちながら、科学的な方法で選手を強化するやり方はいくらでもあります。
滝川二校のサッカー部監督は、一列に立たせて礼では無く、同じ目線で握手をし、細々注意するのでは無く、自主性に任せ、高校サッカーで全国優勝しました。
星野監督は俺は偉いんだ俺の言うことを全て聞いたら上手くなる、つべこべ言わず黙って俺に付いてこい、と考えているようですが、主役は選手、監督は脇役で、サポート・アドバイス役が望ましいあり方だと思います。
星野監督の方が、プロの選手を子供扱いするような、幼児教育を選手に強いているように思います。
これまでの人生を否定するので、熱血=暴力の価値観は直らない、曾野氏の言うとおりです。
投稿: 愛てんぐ | 2013.02.10 18時45分
★ーーこんばんは、愛てんぐさん
星野監督は暴力を受けてもそれを疑問にも思わないでついて行き、成功したのでしょうが、それが皆に当てはまるとは思えません。
自分が成功した結果、すべての人に当てはまると錯覚していたのだと思いますが、暴力的指導を是として自分が指導者になったときそれを実行してきたのだと思いますが、世界から見たら日本は珍しい国なんだと思いますよ。
感情優先の指導の国って?
おっしゃるように、暴力には暴力と、連鎖が付いて回るのだと思います。
夫婦や子供には許されないものが、指導と名が付けば許されるなんて変です。
>熱血指導=鉄拳制裁=愛情
日本の慣習になってしまっていましたね。
軍隊の方式がスポーツにも入っているのだと思います。
年代の行っている人たちは、熱血指導なくして事なかれ主義になると決めてかかっていますが、だとしたら欧米選手は事なかれ主義なんですかね。
思考が古い時代のまま停止しているのではありませんか?
>滝川二校のサッカー部監督は、一列に立たせて礼では無く、同じ目線で握手をし、細々注意するのでは無く、自主性に任せ、高校サッカーで全国優勝しました
こう言った指導方法で成功も納められるなら、何も暴力に頼らなくても良いという見本にもなります。
監督。コーチ、指導者がぜひとも取り入れて欲しい指導法ですよね。
プロの選手ですから、頭から抑え込まなくても自主性に任せるべきです。
自分でやる気が出ない選手は淘汰されますよ。
監督がそこまで干渉する必要がどこにあるのかさっぱりわかりません。
曽野綾子や、鳥越俊太郎の様な理性をもったコメントを、頭ごなしに非難するのが橋下氏ですが、根っこは星野氏と変わりがないように感じます。
投稿: まるこ姫 | 2013.02.10 19時40分