生活保護費引き下げなのに、企業に賃上げ要請の矛盾
自民党はデフレを経済を理由に生活保護費の引き下げを決定した
が、その裏でアベノミクスと称してインフレ政策に転換させると言う。
政府主導の色んな発言で、円安株高に成功している。
2パーセントのインフレが目標だと言うが、もうすでにガソリンや灯
油の値段は恐ろしいほどに上がっている。
何カ月も前のデフレ、円高の時に輸入した原油がインフレ政策に
転ずると発言したとたん、バカ高くなっている。
これも便乗商法の典型例だと思うが、どれだけ文句を言っていて
もこれほど寒ければ灯油を買わない訳には行かず、内閣の姿勢、
首相の発言で、割を食うのはいつも一般庶民なり。
その首相が、企業に賃上げ要請をした姿が報道されていた。
それに呼応したように、コンビニのローソンが社員の給与を引き上
げると発表したが、あれだけ円安を喜んでいた経済連や、経済界
は、首相の賃上げ要請に対して、今一つ煮え切らない。
"業績があが回復すれば自然に賞与は上がる"と話したそうだが
内部留保を山のように持っている大企業なら、本来なら4の5の
言わずに安倍首相の要請に対してそれなりの姿勢を示せばよい
ものを。。。。
毎月の給与になるともっと慎重姿勢だ。
米倉会長は、“デフレからの脱却が出来れば、給料の上昇が確実
になるのでは?”と述べるにとどまっている。
全く消極姿勢で、給料が上がるのはいつになる事やら。。。。
もっとも安倍首相にしても、賃上げを要請する姿を国民に見せつ
けて結果、参議院選挙に勝てば文句なしで、本当に国民のため
などとは考えていないのだろうし、お互い様と言うところか。。。
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経済界は、“気”が問題だと言っている割には、自分たちが“気”が
上向く様な積極的姿勢を示さないのは卑怯だ。
あれだけ円安を望んだのだから、自らが率先して"気”が上昇する
ように努めるのが経済界のトップの役割だと思うが。。。。
全く強欲な経営者は、どこまで行っても強欲だな(笑)
安倍政権はインフレ政策に転換と言いながら、一方では、デフレ
が進行しているから生活保護費を引き下げるとしている。
どんだけ矛盾した事をしているのか。。。。。
生活保護費の引き下げにより、住民税も、国民年金保険料、最低
賃金、保育料にも影響してくると言う。
生活保護費と、他の制度とは連動しているし、影響も及ぼしてい
る。
生活保護費が下がれば、最低賃金も下がる。
安倍首相は賃上げ要請をしているが、この行為は明らかに矛盾
をしている。
マスゴミは安倍政権の政策に対してほとんど批判らしき批判をし
ていないが、賃上げ要請と、生活保護費の削減の整合性など、
素人考えでも突っ込みどころ満載だと思うが。。。。。
この国の報道機関と称する所は、政権・権力者の批判にはなに
かと及び腰になるし、的を射た質問も少ないにもかかわらず、ひと
たび、これはというターゲットを見つけたら、どこの社も一線で長時
間にわたり流し続ける。
いつの時代になっても護送船団方式は変わらないらしい。。。
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コメント
まるこ姫さん、こんばんは∈^0^∋
気分だけで良くなるわけがありません。
気分だけでは財布の中は増えませんし、気分だけでは買い物もできません。
所詮庶民は気分だけで 良いものを買ったつもりでつもり貯金をするしかないのですね。
いつまでいっても 気分では 豊になりません。
心が貧しいから体罰もする馬鹿がいるのかも。
貧しくても 心が豊かな生活があった時代の方が日本人はアル意味とても豊だったのかも知れません。
ものが豊に揃ってしまった今ではそう簡単に物欲に走り 購買意欲は湧きません。
さて、給料が上がっても もしもの時のために貯蓄をすることは間違いありません。
貯蓄をできない人はいつまでたってもできないという悪循環。
アベノミクスに気分で騙されてはいけませんね。
くまさんことくまボンでした。ではでは(^.^)/~~~
投稿: くまさん | 2013.02.13 18時54分
★ーーこんばんは、くまさん
何だか言う事が無いからか、景気のきは気分のきと言いだしましたよ。
コメンティターや、評論家と称される人たちは、勝手に気分が大いに作用していると言っています。
おっしゃるように、気分だけでは買う気になりませんよね。
ある程度お金を持っている人たちは、気分で左右されるでしょうが、お金が無い者にとって、無いそでは振れません。
最後の手段として気分という言葉が出てきましたが、それには給料を挙げてもらうしかありません。
大企業はまだしも、中小企業で給料を挙げる企業がどれだけあるかは疑問です。
輸出する企業はまだしも、輸入する企業はどう考えても不利ですわね。
給料が上がったとしても微々たるものでしょうし、だとしたら貯蓄に回されてしまうのが関の山ですよ。
社会保障がどうなるか分からないこの国で、のんきに金を使う気にはならないでしょうから。
投稿: まるこ姫 | 2013.02.13 20時43分
まるこ姫さま、こんばんわ。
ローソンが給与を上げるという話を聞いても、社長の新浪氏は政府の「産業競争力会議」の民間メンバーですから、良く言えば広告塔、悪く言えば縁日で物売るテキヤのサクラという“気”がします。
そりゃあ、ローソンに続けとばかりに他の企業も追随してくればいいですが、(多分ローソンは)サクラですからねえ…。
リアルの世界で耳に入って来る話といえば大幅な人員削減とか、休憩も取れずにサービス残業の嵐とかいう話ばかりです。第1次安倍内閣が標榜していた「ホワイトカラー・エグゼプション」が公約するまでもなく実現しちゃってるわけですから。
最近では、生活保護も申請に行くと「福島に原発があるでしょ。そっちを当たってみたら?」と言って玄関払いを食らわす窓口も出ているとか。で、散々肩身の狭い思いをして、やっと保護の申請が通ったと思ったら手ぐすね引いて削減でしょ?冷たい世の中になっていきますね…。
最後に、名前は忘れてしまいましたが、その方がツイートした言葉が頭に焼き付いているのでご紹介します。
>この国には過労死するほど仕事があって、首を吊るほど仕事がない。
…暗い締めくくりでごめんなさいm(_ _)m。
投稿: 肉山会 | 2013.02.14 01時49分
まるこ姫さん、皆さん、こんにちは
ローソンは内需期待の産業で、あまり関係のない企業です。
政府委員に選ばれたから、自分のために会社の金でヨイショしているようなに見えます。
内部留保があるなら、民主党政権下でも労働者に分配できたでしょうに。
ベースアップで無く、ボーナスなので、恒常的に財布の口が緩むとも思えません。
経済団体のトップは前向き的発言をしますが、自分の会社は勿論のこと、他の会社も名乗りを上げません。
個人もそうですが、企業も内部留保優先なのでしょう。
戦後最長のいざなぎ景気ですら内部留保が進んだのに、世界不況の先が見通せないままでは、外需企業も内部留保に励むでしょう。
投稿: 愛てんぐ | 2013.02.14 15時27分
★ーーこんばんは、肉山会さん
何だかローソンが賃上げの象徴のような存在になっていますが、ローソンは政府の会議のメンバーですからね。
会議のメンバーなら率先して,政府に協力しようと思うのは当然だと思いますよ。
言ってみれば”サクラ”ですわね(笑)
笛吹けど踊らずで、後に追随する企業がありません。
おっしゃるように、インフレだ、景気が良くなったと言う割に、大手企業で人員削減が発表されていますもの。
>ホワイトカラー・エグゼプション
そう言えばありましたね。
年のせいか?あまりに驚くような出来事の多さのせいか、すっかり忘れていました。
美しい国造りは、どこへ行ってしまったのでしょう。
サラリーマンにとって苛酷な国ですよ、この国は。
生活保護も、マスゴミは不届きき者ばかり報道していますが、政府はインフレにすると言いながら、デフレだから保護費削減って、何がしたいのかさっぱりわかりません。
生活保護費も、就労出来て自立できる支援があってこそだと思いますが、、そう言ったフォローはほとんどなくて、金を与えてやっていると言う意識、構図が問題なんだと思います。
>この国には過労死するほど仕事があって、首を吊るほど仕事がない。
身につまされます、極端すぎて、本当にそんな国なんですね。
★―ーこんばんは、愛てんぐさん
ローソンは、政府御用達会議の委員ですからね。
政府を際立たせることに一生懸命なんだと思いますが、経団連や経済界の反応は今一つのようです。
民主党政権時にはやらずに、自民党にはヨイショする。
しかも、給与アップではなく、ボーナス、一時金ですからね。
企業に拡大するとは思えず、様子見だと思いますよ。
経団連の米倉会長は、本当に強欲思想です。
ローソンが名乗りを上げて、追随するかと思っていましたが、どこもだんまりです。
インフレ政策で物価が上がっても、個人の給与に反映されるような陽はさしてきませんね。
大企業が給与アップをしても、中小企業にまで浸透するでしょうか。
私は悲観的です。
社会保障がどうなるのか全然わからないのに、消費に繋がるとも思えませんし。
私はアベノミクスの反動がとても怖いですよ。
投稿: まるこ姫 | 2013.02.14 17時24分