マスゴミの誘導が功を奏して”ＴＰＰ参加表明、評価する７１％”

マスゴミは、安倍政権の応援団なのか、安倍政権に対してほと
んど批判らしい批判をしてこなかった。

円安株高が錦の御旗に相当するのか、TPP交渉参加も、憲法
改正も見事に礼賛状態だ。
特にTPP交渉参加に関して、”交渉参加を決断する時だ”とか”
速やかに参加の手続きを進めて、国益を確保すべきだ"とか大
新聞、大テレビはすべてその論調できた。
これは野田政権が消費税増税の決断をするかしないかの時も”
消費税増税なくして国は衰退する"と煽りに煽ってきた。
マスゴミの誘導が功を奏して、”決められる政治”と大見えを切っ
た野田首相が自公と談合までして法案を通過させた。
消費税増税については、昔から大手マスゴミは国民を誘導して
きたが、だとしたら一番に増税に貢献すると思いきや、新聞だけ
はお目こぼしをと、自公に働きかけていたから、厚かましさにか
けては誰も太刀打ちできない。

ゲンダイネットによると、
＞ＴＰＰで外資が日本市場に本格参入すればメディアだって自由
競争の波にさらされる。それを覚悟の上で、それでも「国益」のた
めに国民に参加を訴えるなら、まだ理解できるのだが、そうじゃな
い。例によって「オレたちだけは助けて」なのだ。
＞ＴＰＰに関する自民党外交・経済連携調査会が２月末に『ＴＰＰ
交渉参加に関する決議』を採択しました。その中にメディアについ
て、『放送事業における外資規制、新聞・雑誌・書籍の再販制度
や宅配についてはわが国の特性を踏まえること』なんて一文が
盛り込まれているのです。大新聞テレビが押し込んだのは明らか。

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TPP交渉参加に関しても、、メリットばかり宣伝してＴＰＰの不平等
性や米国ルールの押し付けなどは全然報道してこなかった。
その結果、国民はTPP参加に好意的だ。
７０パーセント以上もの国民がTPP参加に賛成だとの調査結果が
出ているが、本当に国民はデメリットも考えて、TPP交渉参加が
この国を救うと考えているのだろうか。
私はそうは思わない。
メリットまがいのもを信じ過ぎていると見ている。
しかし安い海外の農産物が入った結果、この国の農業は壊滅的
になる事は予想できるし、自給率の問題もある。
推進派の人達は、TPPに参加しなくても、元から農業は高齢化し
ていると言うが、それ以上に加速をつけて崩壊する。
他国から見たら、乳製品や、砂糖、小麦、米など聖域などあるは
ずもなく、押し切られるだろう。
しかし、自民党政権は狡猾だ。
民主党を嘘ツキだ公約破りだと国会でののしっておきながら、自
分たちだって同じことをしている。
それに対して、どこも批判しないのが不思議で仕方無い。
同じ公約破りでも、民主党には嘘ツキと言い、自民党には好意的
に扱う。

参議院選挙までは、どの議員も安倍首相も、”聖域の重要５品目
は必ず死守する”と言い、農業団体を騙し続けていくのだろう。
７月の参議院選挙には結果が出ていないところがミソだ。
実にうまい。そして自民党圧勝、そして自民党の都合のよい決め
られる政治がどんどん進行して行く。
２年後、５年後、１０年後この国はどんな国になっているのだろう。

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