「自民党古賀氏が96条改正に反対」驚いたのなんの
自民党の古賀氏、赤旗のインタニューに答えたと言うからびっくり
したが、自民党にも良心派というか、まともな思考をする議員が
残っていた事にさらに驚く。
><自民党>古賀氏が96条改正に反対 「赤旗」に来月掲載毎
日新聞 5月29日(水)18時41分配信
>自民党の古賀誠元幹事長が共産党機関紙「しんぶん赤旗」
のインタビューに応じ、憲法改正の発議要件を緩和する96条改
正について「絶対にやるべきではない」と強く反対したことが分か
った。自民党の元幹部が赤旗に登場するのは異例。安倍晋三首
相は96条改正に前向きだが、歯止め役のいない党内への懸念
が背景にあるとみられる。
自民党は改憲派一色だと思っていた。
自民党の中では議論しているのだろうが、憲法改正に対しては
原発をどうするのかと言うような白熱した議論は全然してこなか
った。
憲法を改正しやすいようにと、手続き論から入るのは、どう考え
ても邪道ではないか。
靖国参拝にしても、アジア近隣諸国の感情を考えると、議員は
ともかく、閣僚が靖国参拝などあり得ない話だと思うが、それを
堂々とやってのける。
自国の行事を他国に干渉される覚えはないと言ってのける閣僚
に至っては、アジアと喧嘩する気なのかとハラハラする。
そもそも、けんか腰の閣僚のこのスタイルの下地は、安倍首相
の今までの発言や歴史観にあるのではないか。
自民党の閣僚や橋下や、石原、西村と、内向きには勇ましくと
ても力強いのだろうが国際的には通用しない。
苦戦しています、うんうんと思ったらクリック宜しくお願い致します。
>古賀氏は「各議院の総議員の3分の2以上」という発議要件
に関し「憲法はわが国の最高法規。他の法規を扱う基準と違う
のは当然だ」と指摘。
その通りだと思う。
国の理念や理想を、ころころ変えるべきものではないと私は思う。
この世界遺産級の崇高な理念の憲法で、日本国は戦争に巻き
込まれずにこれたのに、それでも憲法改正が必要というなら、
堂々と主張すれば良い話で、ハードルを下げるなんて姑息な手
段を使う必要などどこにあるのか。
今、ハードルを下げて憲法改正になれば、またアジア諸国が警
戒、反発するのは必至だ。
>記事では戦争遺児としての生い立ちに触れ「二度と戦争を起
こしてはならない。インタビューを受けたのも、戦争を知る世代の
政治家の責任だと思ったからだ」と述べ、慎重な党内論議を促し
た。
この人、遺族会の会長をやっていたと思ったが、そんな人物な
らこその思いなんだろう。
私は平和ボケと言われても、戦争など嫌だし加担したくもない
戦争を知る世代に、こう言った発信をしてもらう事こそ、9条改正
に前のめりになっている安倍首相はじめ、自民党議員の暴走を
諌める事にもなる。
しかし、まさか自民党議員が赤旗のインタビューに答えるとは。
右が右へ行くと、回り回って左になると言う事かしらん。
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コメント
まるこ姫さん、こんばんは∈^0^∋
自民党の元議員が赤旗にでるなんて、異例中の異例ですね。
余程、96条改正に反対なのでしょう。
憲法ですから、そう簡単に時の政権がすきかってにできてしまっては何の意味もありませんね。
さて、安倍総理がどうでるかですね。
くまさんことくまボンでした。ではでは(^.^)/~~~
投稿: くまさん | 2013.05.30 19時11分
★ーーこんばんは、くまさん
ついこの間までは、バリバリの自民党議員だったわけです。
そのもと議員が赤旗のインタビューに答えるなんてね。
もう、びっくりです。
憲法改正に行きつくとしても、96条の手続き論のハードルを低くすると言うのは本末転倒だと思いますよ。
国民が権力者を縛る憲法を権力者がハードルを低くするなんて恥ずかしくないのでしょうか。
法律ならともかく、憲法は国の理念や理想ですから、そうそう時の権力者に変えられたらたまりません。
安倍首相は参議院選挙後、数の力で変えてしまうかもしれませんね。
投稿: まるこ姫 | 2013.05.30 20時46分
まるこ姫さま、こんばんわ。
古賀誠氏といえば、私から見ると二階俊博氏と並んで利権漁りのツートップというイメージがあっただけに、この発言も失礼ながら胡散臭さを感じざるをえませんね。
話はチョロっとずれますが、かつて古賀氏は小泉内閣時代の郵政民営化に異を唱えながらも表立って対決することを避け、従って選挙にいわゆる“刺客”を立てられることもなく、表舞台から身を引いて巧みに立ち回っていたという記憶があります。
今回の発言の内容は、まさに正論だと思いますし、それが『赤旗』に掲載されるというのもインパクトがあると思います。表立ってこの国の権力を批判するのは我が国の大マスコミではなく、もっぱら外圧ばかりですからね。
まあ、所詮私ごときのレベルでは古賀氏の表明的な所しか見えていないのかもしれませんが、かつての宇都宮徳馬氏のような気概や信念が見えないのは確かです。第一次安倍内閣の時も改憲は俎上に上っていたのに、憲法に関する話を表立ってしたような記憶はないですからねえ。もっとも、あの頃は96条に手をつける所までは進んでいませんでしたが。
善意に解釈すれば、自由な立場になったので発言できるようになったと言えるのでしょうが、ヒネくれてる私から見れば、参議院選挙にむけて自民党への援護射撃ではないかと。どこの野党とも共闘せず、どこの選挙区にも候補者を立てる共産党が当選しないまでもそれなりの票を取れば、他の野党は共倒れですからね。
勿論、こんな構図はいつの選挙でも見られる風景ですが、次回の参院選は野党を根絶やしにして、この国と国民の生殺与奪を好き勝手にできるまたとない機会ですからね。そりゃあ、どんな手でも使ってくると思いますよ。
PS.スパムの件は不可抗力でしょうから、気になさらないで下さい。なんかNGワードでも書いちゃっているのかなあ…。
いっその事HNを“スパム大王”にでもしますか(笑)。
投稿: 肉山会 | 2013.05.31 02時01分
おはようございます。古賀氏は利権政治家の代表であったと思いますが意外ですが反戦政治家です。それと遺族会会長の立場で靖国のA級戦犯を分祀すべきとの発言をしていましたよ。野中氏も好きではないですが反戦のスタンスです。
投稿: 風林火山 | 2013.05.31 09時03分
★ーーこんばんは、肉山会さん
おっしゃる通りです。
自民党の強面で、利権の親玉だと思っていました。
二階も未だに和歌山で派勢力誇っていますからね。
私も胡散臭くは感じます。
この人物がこんな発言をするとは思ってもいませんでした。
郵政民営化もそうでしょうが、当時の県知事であったそのまんま東に総選挙への要請をして、次期総裁候補としてくれるなら受けるとおちょくられていた図を思い出します。
そのまんま東は大まじめだったですけどね
ミスター自民党とも言えるようなガチガチの自民党議員があの共産党の機関紙のインタビューに答えるなんて、意表をついていますよね。
インパクトはあると思いますよ。
自民党にも、右も右もいれば、左派もいるそうですね。
古賀氏は全然知りませんでしたが、自民党左派ですと。
あの強面の顔から見たら全然想像がつきませんが、
改憲の議論は何度も出てきましたが、これほど強力に前面に出す安倍内閣は、高支持率で調子づいているのではないですか?
大方の国民は、それほど改憲を期待しているとも思えません。
>参議院選挙にむけて自民党への援護射撃ではないかと。
悪辣な自民党の事ですから、考えられない事もありませんが、私は素直に感じました。
根が単純なもので(笑)
今度の参議院選挙は、自民党の総仕上げでしょうね。
上手い事を言い、騙しながら大勝利に向けて前進して行くのでしょう。
これでねじれ解消になったr、もうやりたい放題ですよ。
なんでもできちゃいますからね。
>HNを“スパム大王”
またまた、笑っちゃいました。
それこそインパクト強いですよ(笑)
ココログはどう判断するんでしょうね?(笑)
★ーーこんばんは、風林火山さん
誰もが古賀氏は利権の人という印象を持ちますよね。
私も、古賀氏の地元で"誠橋"とか○○道路とか聞くと、もっとも自民党らしい議員だと思っていました。
利権政治は変わらないのでしょうが、戦争への心情としては、やはり戦争遺児らしい感情が湧くのでしょうか。
やはり靖国はA級戦犯分祀でないと、まずいでしょうね。
ウィキペディアを見ると、野中ともども反戦がこの人の主張らしいですね。
本当に信じられませんし、キツネにつままれた心境ですが、自民党にもいるんですね。
私も、野中も古賀ももっとも自民党らしい政治家だと思いますし、好きではありませんね。
投稿: まるこ姫 | 2013.05.31 17時20分
はじめまして。
自分が「経験」をしたから、自民党だけれど、言わなくては、と行動を起こされたんでしょうね。
私は両親が年をとってから生まれたので、父や親戚のおじさんたちが、兵隊として戦地へ行っています。
小さい頃から戦争の話を聞かされていました。
食べ物もなく、雑草を食べていたこととか。
おじさんは、従軍慰安婦のことを話していました。
日本に結婚を約束した人がいたので、おじさんはそういう行為はしなかったけれど、そうすると、お前は本当に男かとばかにされたそうです。
おじさんの後悔してる姿が目に焼きついています。
天皇ばんざいなんて言っていて・・ばかだった、と。
その頃、戦争に反対してる人は非国民、と言われていじめられた。殺された人もいたようです。
だけど、実際に戦争がおきてその悲惨さを「経験」して、
戦争に賛成していたおじさんだったけれど、戦争が終わってから、すごくすごく後悔しているんです。
ネットに「憲法改正したら」とあったので、クリックしてみました。
そうしたら、「早く中国と戦争しようぜ」とか「たくさん人を殺しても罪に問われない」などと書いてあったんです。
すごくこわくて。
この人達は自分が辛い経験をしなければ、平和のありがたさも分からず、人に対する思いやりも持てないのかもしれません。
長くなってごめんなさい。
戦争を経験した方達が高齢になってきて、亡くなっています。
私は経験をしていませんが、話を聞いていたので伝えたいと思いました。
投稿: へいわ | 2013.06.24 10時53分
★ーーこんばんは、へいわさん、はじめまして
私は、古賀氏は二階と同じような金券政治家だと思っていました。
勿論、そうなんでしょうが、反戦に関してのスタンスは今まで感じていた事とのギャップがありました。
が評価すべき事だとは思います。
どうも、父親が戦死されているようですね。
野中氏も、自分には後世に語り継がねばならない使命があると言っていました。
戦争がどんどん遠くなってしまいました。
戦争体験者も亡くなりつつある今、戦争を知らない人達の暴走が目にあまります。
今まで認定されていた事も、なかった事にしようとしていますが、歴史まで変えるつもりなんでしょうか。
へいわさんのご家族のように、体験されてきて、それを語り継がれているからこそ、分かる事もあるでしょうね。
私には、全然わからない事ですが、本だけ、は沢山読んできました。
悲惨としか表せないような戦時中だったと思います。
戦争にならないようにするのが、今生きている者の務めだと思っています。
安倍政権は、改憲をして9条まで変えようとしていますが、ネットでは礼賛状態です。
中韓とも喧嘩をして、戦争も辞さずと言っているようですが、そうなったとき、その人たちがいの一番に志願するつもりでしょうか。
女性はほとんどの人が反対だと思います。
私も、微々たる力しか持ち合わせていませんが、これからも反戦を訴えていきたいと考えています。
投稿: まるこ姫 | 2013.06.24 17時13分
まるこ姫さん、こんばんは。
戦争にならないようにしたいですね。
同じ気持ち、うれしいです。
知ってると思うけど、憲法改正草案の百二条に、
「全て国民はこの憲法を尊重しなければならない」
2「国会議員、国務大臣、裁判官その他の公務員はこの憲法を擁護する義務を負う」と書いてあります。
前に見た時は「公務員」だけしか書いてなかったのに、議員や裁判官などが付け足されています。
反対してる人達を権力で言う事を聞かせるつもりなんでしょうか?
その他の公務員には警察や教師、役所の人達も入るでしょう?
なんだかこわいです。
いつのまにか昔の戦争の時のようになりそうで。
微々たる力だけど反戦を訴えていこうね。
投稿: へいわ | 2013.06.24 20時23分
★ーーこんばんは、へいわさん
ぞもそも自衛隊のどこが悪いのか。
国防軍など名称変更する必要があるでしょうか。
自民党は、憲法を変えたくて、変えたくて仕方がない党だと思います。
憲法改正も、出ては消え、出ては消えで、最近、又復活していますが、この先も、憲法を変える事に躍起になって行きますよ。
本来なら、権力者を縛る憲法が、国民を縛る憲法に帰るつもりですよ。
全体主義と言うか、管理社会にするつもりでしょう。
>反対してる人達を権力で言う事を聞かせるつもりなんでしょうか?
そうだと思いますよ。
権威で抑え込む党ですからね。
怖いですね。
もう二度と、同じ過ちは犯すべきではないです。
少数派になっても、戦争反対と訴えていきたいです。
頑張りましょう。
投稿: まるこ姫 | 2013.06.24 21時29分
こんばんは。
ごめんなさい。間違えていました。
「マガジン9」というホームページで、
憲法学者の青井未帆さんが、
現憲法では99条で
「天皇または摂政および国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員はこの憲法を尊重し、擁護する義務を負ふ」と定めています、とありました。
99条にあったんですね。
でも、改正では102条の
「全て国民はこの憲法を尊重しなければならない」の、
次に書いてありますよね。
間違いには気づいたんだけど、
国民は尊重しなさい、のあとに公務員達の擁護義務をもってきているのがやっぱり不安です。
それではおやすみなさい。
投稿: へいわ | 2013.06.26 23時51分
★ーーこんにちは、へいわさん
自民党の考えは、国家の下に国民がいると考えいいるようですが、私は国民があって国家があると思っています。
憲法は国民主権を唱えています。
多分、自民党は国家主権と変えたいのかなあと感じます。
国民に義務は押し付けても、権力者の縛りを解こうとしていると思います。
自民党が参議院でも勝利すると、暴走しますよ。
自民党が言うほど、ねじれはそんなに悪いものではありませんね。
投稿: まるこ姫 | 2013.06.27 16時40分