消費者物価上昇で閣僚は大喜びするが、給料増えず
消費者物価が1年2カ月ぶりに上昇に転じたそうだ。
それに伴い、閣僚はデフレ脱却に向かうと大喜びだそうだが、果
たしてそう言い切れるものなんだろうか。
>デフレ脱却に期待感=消費者物価上昇で閣僚
時事通信 7月26日(金)10時54分配信
>6月の消費者物価指数が前年同月比で1年2カ月ぶりに上昇
に転じたことを受け、26日の閣議後の記者会見では、経済閣僚
らからデフレ脱却への期待感を示す発言が相次いだ。
麻生太郎副総理兼財務・金融相は「デフレからインフレの流れ
になりつつある」と指摘。今秋に予定する消費増税の判断材料
の一つになるとの見方を示した。
甘利明経済再生担当相も「政府として掲げている目標の実現
に向けてスタートを切っている」と評価した。その上で「消費がけ
ん引する回復の過程の中で物価が上昇しつつあると理解するの
が素直だ」との認識を示した。
菅義偉官房長官は「デフレ状況は緩和しつつある」とし、「引き
続き動向を注視していく」と強調した。
素人考えでも、消費者物価があがっているのは、円安や原油価
格高騰によるコストの上昇だと思うしそれが直接商品に転嫁され
ているだけだ。
給料はそのままで、家計の負担はとても大きい。
そして、社会保障費、税金の割合もとても高い。
どう考えても、庶民は大きな圧迫を受けているのが現状だ。
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これは良いインフレではなく、悪いインフレなのではないか。
デフレ脱却は、給料が大幅に上がって物価も上がるのが前提
で、今の状態は明らかにおかしい。
それを安部政権の閣僚たちはデフレ脱却に繋がると判断してい
るそうだが、長きにわたってデフレが進んでいる社会が、アベノ
ミクスだか何だか知らないが、そうそう簡単に行くのかどうか。。
つい3年も前には自民党政権だった。
そんなに簡単にデフレ脱却と行くなら、なぜにその前の自民党
政権で実行できなかったのか。
成果が上がらなかったのか。。。。
今のインフレは円安でコスト高、商品に転嫁しているだけのイン
フレで、企業は賃金をあげるほど実績が上っているわけではない。
どう考えても、閣僚が歓ぶとは程遠い実体経済だ。
企業の競争力が上り、国内投資が増し、給料が上がってこその
デフレ脱却なのではないか。
しかし、物価高ばかりが家計を圧迫する今日この頃。。。。
これで、デフレ脱却と言われても言われても、現実は厳しい。
素人が言うのもなんだが、安部政権の閣僚たちは庶民の暮らし
が全然わかっていないのではないか?
>4割「生活苦しい」=「ゆとりある」1割弱―厚労省
時事通信 7月24日(水)14時38分配信
これが現実の社会なのだと思うが。。。。。
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コメント
まるこ姫さん、こんばんは∈^0^∋
政府は言うなれば、財務省主導型で、何でもそうですが、消費税を上げたい観点から、物事を見ているならば、物価は上昇しているとして、デフレ脱却していると結論づけてしまいます。
国民のことを考えるよりも、自分達官僚の予算のことしか考えていません。
予算会計を辞めて、企業会計を導入するべきなのですが、それもしたくないのでしょうね。
この間量と国会議員達はどこを見て、政治をしているかと言えば、自分達のことしか見ていないのでしょうね。
くまさんことくまボンでした。ではでは(^.^)/~~~
投稿: くまさん | 2013.07.27 18時28分
こんばんわ。
今週も、「猛暑日」が少なく過ごしやすい日もありましたが、「湿気」が酷かったですね。
(ただ、金曜日の雷雨には、参りましたけど。( ̄◆ ̄;))
自分は家具工場で働いている身ですから、相当汗がかきまくりの日々でした。
さてさて、話を変えまして・・・。
確かに、「消費者物価上昇」になれば、閣僚は「ウハウハ」な気分になりますね。
けど、幾らそうなったとしても、問題になるのは、やはり「給料上昇」にならない事ですね。
おまけに、「家計・食料関係・ガソリン」ににも、手痛い影響を与えますね。
しかし、「デフレ脱却」=「インフレ上昇」といえるのでしょうか!?。
なんだか、「麻生氏・甘利氏・管氏」の発言は、あんまり当てにもならないそうな気がしますね。
返って、反動が怖い気がしますね。
投稿: H.K | 2013.07.27 22時09分
まるこ姫さま、こんばんわ。
恐らく庶民の懐具合などそっちのけで、自分達の損得勘定とタイミングを見計らって「脱却」宣言を出すんじゃないですか。
“次の総理の座”を狙う麻生は安倍が居座っている間に、デフレ脱却〜消費増税を決定させたいだろうし、当然それをわかっていて、長期政権を目論む安倍は、支持率低下を最低限に抑えて、どうやって増税に踏み切るか頭を痛めているのでしょう。
そこには、賃金アップもままならず物価上昇にあえいで家計を切り詰めている庶民のことなど、小指の先ほども考えていません。
生活保護費の引き下げも、予定通り8月から実施するようですからね。
計上した予算を関係ない所に使ったり、逆にさっぱり使われることなく塩漬けにしても、社会福祉に対しては実施を凍結するなんて発想は微塵もないようです。
前政権の野田の時も、福島があんな状態にもかかわらず「終息」と言えば終息になってしまうのですから、安倍が「脱却」と言えば脱却ということになってしまうのでしょう。
投稿: 肉山会 | 2013.07.28 01時54分
円安による原油や食料品、電気製品なの輸入価格が上昇したに過ぎませんねぇ。
まやかしのデフレ脱却でしょう。
それに反して大企業は内部留保を更に増やしてます。
設備投資なども鈍調のようです。
小増税し、庶民だけに負担を課す政策が着実に進んでいる印象です。
福島原発も、益々悪化してますねぇ。
参議院選挙後にあのような実態が明かされる事自体、政府が原発再稼働重視である何よりの証でしょう。
自民党が圧勝したのも、野党(特に民主)が不甲斐ないのに加えて、現行の選挙制度のなせる業なのですが、自民党は勝ったとの印象しかもたないでしょう。
こんな状況が最低3年間は続きます。
民意は何処へ行ってしまうのやら?
投稿: サクラ日記 | 2013.07.28 08時19分
★ーーおはようございます、くまさん
財務省は消費税増税が省としての存在感にさえなっていると思います。
それが前提ですから、消費者物価が上がれば、すわデフレ脱却かと大騒ぎしますが、今回の消費者物価上昇は、経済が良くなったわけではなく、円安によるコストアップのためだと言うのは、別に経済を学んだわけでもない人にでもわかると思います。
国民生活が、前よりもっと苦しい状態にあるとの発想はなさそうですね。
国家予算って、今の現状にはあっていないですよね。
すべてつか切る予算ってなんなんでしょう。
官僚も政治家も、消費税増税に向けてあの手この手で操作していますね。
初めに消費税増税ありきと言うのが見え見えです。
★ーーおはようございます、H・Kさん
7月初めのような猛暑にはなりませんでしたが、なんだか梅雨の時のように湿度が高かったです。
これはこれで辛かったですね。
しかも、突然の豪雨には参りました( ̄◆ ̄;)
H・Kさんも大変でしたね。
私も車と車外の温度の落差でホント、疲れましたよ。
消費者物価上昇で、閣僚は大喜びですが、実体経済は賃上げもなく物価ばかりあがって家計のやりくりに大変ですよ。
実質賃金は目減りしているのではないかと思います。
食料品も、ガソリンも、税金も、じわじわ上がってきていますしね。
恣意的にインフレ状態を作っても、生活をする庶民はホント大変ですよ。
私はデフレ脱却にはならないような気がします。
麻生も甘利も、増税ができるような雰囲気づくりに大変です。
私たちの生活とのかい離に、びっくりしています。
★ーーおはようございます、肉山会さん
この記事を見て、ますます安部政権の閣僚たちは庶民の暮らしは知らないと感じています。
少ない給料でやりくりしている人が多くいると思いますが、居間の状態は物価は上がりガソリン高騰、それに引き換え賃金は据え置きのままです、
税にも復興税が上乗せされていますし、保険料も毎年上がり続けているわけで、市県民税も所得の低い割には高額なのでびっくりしています。
生活は苦しくなる一方です。
>“次の総理の座”を狙う麻生は安倍が居座っている間に、デフレ脱却〜消費増税を決定させたいだろうし
自民党の中でも、総理の座を巡ってお互いに虎視眈々と言うところでしょうか。
庶民の暮らしどうこうよりも、いつ、上の奴の足を引っ張るかが一番の関心事だったりして。。。。
ローソン何か、いの一番に賃金アップを発表していましたが、それも正社員限定ですからね。
非正規が全体の4割にも上るこのご時世に、格差が広がるばかりですよ。
生活保護費の引き下げを決定する自民党には、本当の弱者の生活は分かっていないと思います。
片山さつきは、不正受給者の瑕疵ばかりあげつらっていましたが、そんなの議員のする仕事なんでしょうか。
しかも、不正受給者は全体から見たらごく少数です。
この国の予算は摩訶不思議です。
予算の使途に関係ない自治体が群がり、その年のうちに全部使い切る事が仕事ができると評価されるのですから。
そんなことの積み重ねが、莫大な借金につみあがっているのでしょうが。
ひどい話ですよね。
肉山会さんのおっしゃるように、jトップリーダーが収束と言えば収束、景気が良くなったと言えば良くなった、デフレ脱却と言えば脱却なんでしょう(笑)
これって独裁国家とも言えそうですね(笑)
★ーーおはようございます、サクラ日記さん
おっしゃるとおりですよ。
今の消費者物価上昇は、すべて円安のせいですよね。
投機マネーで原油が上り、ほとんどが輸入品の食料品はすぐに影響を受けます。
輸出する大企業はとても喜ばしいことでしょうが、内部留保にも励むでしょう。
と言う事は、政府の政策を信用していないということにもなりますよね。
この先、どんどん景気が上昇すると考えればそれ細内部留保に励む事もないでしょうから。
やはり、消費税増税は庶民の暮らしを圧迫すると思います。
賃金が上がらないままの税負担は、いまの円安と相まって家計に負担を強います。
福島も収束するどころか、次から次へと不具合連発です。
にっちもさっちもいかない状態になりつつある印象を受けますね。
ホント、選挙後にポロポロと権力者にとって都合の悪い情報が出てきていますが、もう緩んでいますよ。
おっしゃるように、この選挙制度、死に票がめちゃめちゃ多くてびっくりしています。
民意が全然反映されていません。
これで自民圧勝なんですから、自民以外に投じた人の民意は死んでいるも同然です。
この先の3年、自民党の独壇場になるでしょうが、なんだかやるせないですね。
投稿: まるこ姫 | 2013.07.28 08時39分