大阪市長選、投票率２３・５９％、無効票６万７千のうち白票４万５千

大阪市長選は、散々な結果だった。
こういう結果になる事は、やる前から分かっていた事だが、やっぱ
りな結果は、他の自治体とは言え余りに虚しすぎる。
６億円も使って前と同じでは、やる意味さえも疑問になる。
民主主義の代償は、とてつもない高いものになった。

＞大阪市長選　白票４万5098票　橋下氏再選も最低投票率
　　　　　　　　　　　　スポニチアネックス 3月24日(月)7時1分配信

＞大阪都構想をめぐる対立をきっかけとした出直し大阪市長選が
２３日、投開票され、日本維新の会傘下の政治団体「大阪維新の
会」代表の前職橋下徹氏（４４）が再選を果たした。ただ、強引に
選挙戦を仕掛けた橋下氏の手法に有権者の関心は極めて低く、
投票率は大阪市長選としては史上最低の２３・５９％で得票数も
１１年の前回から半減。白票が約４万５０００票も投じられ、市民の
“橋下離れ”があらためて浮き彫りになった。

橋下氏は、大阪都構想が議会と決裂したからと言い、出直し選挙
に踏み切ったが、日頃、市政に関して声高に無駄削減を言い、冷
徹に敢行する橋下氏に対して、出直し選挙は無駄の象徴ではない
かとの問いには、民主主義貫くのためなら６億円など安いものだと
のたまっていたが。。。。。。
今回の出直し選挙は、初めから結果は分かり切っていた。
既成政党が、出直し選挙には“大義がない“と対抗馬出馬を見送
った。

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いつも候補者を出す共産党さえ出馬者がいない異常。
他は泡沫候補とあれば、結果は解かりきったことで、橋下氏が当
選するにしても、注目は投票率だけだったとは。
その投票率だが、史上最低の２３．５９％。
これは４人に１人しか行かなかった。
そして無効票の多さだ。史上最高。
無効票のうち、白票の数は４満５千にも上ると言う。
大阪市の有権者も腹にすえかねたのだろう。。。。。。
大きく×や、ふざけるなと書かれた投票用紙もあったそうだ。

自分の思い通りにならないからと、無駄削減を叫ぶ張本人が、い
きなり自分のためには莫大な税金を使っても何とも思わない。
税金の私物化、ここへ極まれりだ。
駄々っ子のような人間に付き合ってきた大阪市の有権者はようや
く目が覚めたという事か。

どんな低投票率でも、１位は１位でこれでまた橋下氏が市長にな
っても、市議会とのねじれで都構想はとん挫。

前と何も変わらない。
都構想が市議会で阻まれたら、また出直し選挙を考えていると言
う橋下氏だが、何でこんなけんか腰でしか物事を進められないの
だろう。
議会と粘り強い交渉をしながら、時間をかけて物事を進めてい事
が、トップの課せられた市政のあり方だと思うが。。。。
この人は、ちゃぶ台返しが得意技で自分もそれを良しとしてきて、
それを府民や市民は英雄視してきた面があるが、それは違う。
議会制民主主義とは、ちゃぶ台返しではない、壊すことではない。
粘り強い交渉、時間をかけた議論が市長の意識の根底になけれ
ば、また同じことの繰り返しになる。

しかし１位が橋下氏、２位が無効票って、なんなんだ？
この結果は、想像以上だ。

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