一日が過ぎるだけなのにテレビはここぞとばかりに朝から晩まで平成平成、明日は令和令和
官房長官がが新元号を発表して、首相がテレビ各局を回って新元号になるまでの感想を発表して、1か月間と言うもの世の中はすっかり令和モードに浸っていた。
5月1日からの「令和時代」の幕開け。
政権はただ元号が変わるだけなのにカレンダーを無理やり10連休にして、ますます世の中を令和モードに仕立て上げる。
「皆で一斉に10連休」は、いかにも日本人らしい。
個人が個人の事情でいつ10連休をとっても良いようにできないのだろうか。
与えられた10連休を、何の考えもなく喜び浮かれまくる国民。
テレビは朝から晩まで急に「皇室」「天皇」について解説を始める。
平成天皇がどうやって美智子さまと言う伴侶を得たのか、どうやって子育てをしてきたのかとか、退位した後の住居とか、急に皇室ウォッチが始まるのも日本人的で右向け右、そして一定の枠の中に入っていないと駄目なのが日本人の特徴で。
一つの番組を見たら大体の事が分かるのに、しつこいしつこい。
どこの局も同じ内容で特番まで組む始末。
言ってみれば大晦日から一夜明けて正月になるだけのような気もするが。
朝から晩までどこの局も同じような内容で長時間の番組作りは、テレビ欄を見るだけでさすがにうんざりする。
まるでこの何日間は修行のようだ。
と書くと、多分、私は非国民扱いなんだろう。
でも、口には出さないだけでウンザリしている人もいると思うけどなあ
この際だから、今の天皇制で良いのか、「男系男子」しか皇位を継げない現行のルールを皆で考えて行けばよいのに、きれいごとしか絵にしない。
今日は、平成で朝から晩まで盛り上がり、明日は令和で朝から晩まで盛り上がり
どんなに解説をしても、変わるものは変わるし日常は過ぎ去っていく。
皆が浮かれまくっている間にも権力者は日々悪巧みをしているのだろう。
外遊三昧の安倍政権の閣僚たち,、保守の人達こそ4月30日は行き過ぎる平成を感慨深く思い出し、5月1日は新しい元号に対して襟を正し、敬意を払うために日本にいるべきじゃないか。
一体何人の閣僚が日本で新元号を見守るのだろうか。
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