政権はコロナ問題を「歴史的緊急事態」と指定したのに未だ議事録作らず
菅が政権発足後と言うか総裁選の時も、安倍政治を継承すると言っていたが、この「議事録作らず」も継承したのか。
政府はコロナ問題を「歴史的緊急事態」と指定したにもかかわらず、議事録も取らずと言う、国としてあり得ないことが今行われている。
下記の記事は去年5月に報道された記事だ。
>コロナ専門家会議、議事録作らず 歴史的事態検証の妨げに 2020/5/28(木) 19:28配信 共同通信
>新型コロナウイルス対策を検討してきた政府専門家会議の議事録を政府が作成していないことが28日、分かった。
>議事の概要と資料は公表されているが、各出席者の詳細な発言は記されず、対策検証の妨げになる可能性がある。
>政府は3月、新型コロナ問題を「歴史的緊急事態」に指定し、将来の教訓として公文書の管理を徹底することを決定。安倍晋三首相は「適切に、検証可能なように文書を作成、保存していると認識している。今後さらなる徹底を指示する」と強調した。
当時、あれだけ批判されたのだから、7カ月たってきちんとコロナに関しての専門家会議の議事録保存が徹底されているのだろうと思っていた。
普通、総理が検証可能なように文書を作成保存するように徹底した指示をすると言えば、国としてきちんと対応するだろうと思うのは当然だ。
ところが、あれから7カ月たっても未だに議事録の作成はたったの4件だったと。
>「歴史的緊急事態」なのに…コロナ対応で議事録作成義務は4件 毎日新聞 2021/2/26 06:00(最終更新 2/26 12:09)
>政府が新型コロナウイルスへの対応を「歴史的緊急事態」に指定したことに伴い、公文書の作成・保存を徹底する対象とした会議は19件あるが、このうち発言者や発言内容を明記した議事録などを作成するよう義務付けたのは、新型コロナ対策本部など4件にとどまることが、毎日新聞の情報公開請求で判明した。残る15件は、進捗(しんちょく)状況や確認事項などを記載した文書の作成のみで済むという。
保存対象とした会議が19件もあったのに、実際は4件で終わる。
本当に安倍はいい加減と言うか、総理として大層素晴らしい発言をするが、いつも言っただけで終わっている。
言ったもん勝ちのその場しのぎの発言をすっかり継承してしまっているのが菅で、あれだけ安倍が「今後さらなる徹底を指示する」と発言したにもかかわらず、全く守られていない。
未だに議事録がつくられていないと言う事は、そういう事じゃないか。
どうも安倍も菅も、自分の言葉を実行するかどうかより、公の場で「国民のために働く内閣」をアピールしてメディアに大々的に報道させる。 それが自分の仕事と思っていないか?
大風呂敷を広げて、国民にいかにも仕事をしていると見せるだけのこの国の政治のトップ。
今後、また、未曽有の災厄が起きても検証できるようにしておくのが政府の役目だろうに、アベスガ政権は、議事録も満足に取っていないと言うのは、国としての体をなしていないと、私は思っている。
私達もそうだが、後世の人が改めて検証したくてもできない状態は、国として、それは無責任であり相当拙い事じゃないのか。
国民の知る権利が、アベスガ政権からずーっと脅かされている状態は変わらず、一方で、アベスガは自分と身内、そしてお友達には税金の私物化が当たり前になっている。
この国は不治の病にかかっているも同然で、アベスガ的な悪弊を排除しないと大変なことになる。
最近のコメント