5輪・衆院選を控えてワクチン遅れは、そうだ!医療従事者を酷使しよう!
ワクチン遅れはいかんともしがたく。。。
誰が考えても五輪開催国日本にとっては、今のところ世界的にも有効なワクチンは必須のはずが、遅れに遅れて多くの日本人がまともに接種できていない。
それでも五輪を開くとの意見だけは一致する五輪関係者。
正気の沙汰とも思えないが、組織委員会、五輪大臣、東京都、総理、バッハ会長、すべての関係者は開く気満々だ。
特に菅総理は、今年衆議院選挙の年だけに必死で開こうとしている。
「コロナに打ち勝った5輪」と銘打って衆議院選挙になだれ込む作戦なんだろう。
青写真のためにはなりふり構わずで、今頃になって少しずつ輸入されてきたワクチンを接種するために、夜も昼もない程の日程を組まされるのが医療従事者だ。
先日、菅の「7月いっぱいに高齢者接種完了発言」に必死に応えようとして、右往左往する自治体や医療関係者たち。
>五輪・衆院選迫り危機感 菅首相、ワクチン遅れに打開策 4/28(水) 7:10配信 時事通信
>新型コロナウイルス対策の「切り札」とされるワクチン接種を加速するため、菅義偉首相が自衛隊による「大規模接種センター」設置を打ち出した。
>開幕が7月に迫る東京五輪や秋までにある衆院選を見据え、遅々として進まない接種に危機感を強めたためだ。ただ、会場が東京都と大阪府だけで、野党は公平性を欠くと批判。与党からも対応の遅れを問題視する声が上がった。
ワクチン遅れの打開策が1日1万人を会場に集めてのワクチン接種。
モーニングショーでは、朗報だとか、総動員すれば7月までに完了は可能だとか言っていたが、1日1万人集めても1カ月で30万人、3カ月で90万人。
一都三県の高齢者がどのくらいの人数か知らないが、本当に7月には完了できるのかどうか。。。
しかも、交通の便がとても良いところだと言っていたが、一定の場所に毎日1万人も集めるのはそんなんに簡単な事なんだろうか。
ワクチン遅れの原因は、政権のワクチンの交渉力の無さでここまで遅れに遅れた原因だと私は思っている。
それを挽回するために、ワクチンがようやく調達できる段階になったら、急にフル回転はなんなのか。
接種に当たる医師・看護師不足が顕著な日本で、医療従事者を、馬車馬のように働かせてもおのずと限界があると思う。
ワクチン遅れの主な原因が、接種に当たる医師や看護師不足と言われているのに、東京五輪開催のために、看護師500人、医師300人を差し出せと要求している。
よくわからん思考だ。
五輪のためにワクチン接種が必要だと言われているのに、ワクチンを打つ医師や看護師を無理やり五輪に接収しようとしている組織委員会。
政府や五輪関係者は、自分達が一言声を上げれば地方自治はすぐにでも動くと思っているようだが、それに振り回される方の混乱をなんと考えているのか。
他国のように、医学生や薬剤師や救急救命士を総動員して、昼も夜もないくらいフル稼働すれば、何とかなるかも知れないが、そこまでしてアベスガ政権の失政、ワクチン交渉力の無さのツケを国民が追わなければいけないのか。
五輪成功の為、衆議院選挙勝利の為に、国民が動かされなければいけないのか。
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