「育休」から「育業」と愛称を変えてもみなの意識が変わらなければ同じ
短絡的すぎないか?
小池と自治は、今までの「育休」のイメージが悪いからと、愛称を「育業」にすると発表した。
>小池都知事「胸を張って言えるように」 “育休”新愛称は「育業」 6/29(水) 12:15配信 ABEMA TIMES
> 小池百合子東京都知事が29日、育児休業に代わる言葉の新しい愛称「育業」を発表した。
>小池都知事はテーマとして「心技体」を提言した上で「育休は決して休みではない」「育児をすることによっていろいろな学びがある。社会で支えていきたい」とコメント
>業務にはチームワークが重要。夫婦だけでなく周囲の協力が不可欠。職場の理解もチームワークだ」と述べた上で「胸を張って“育業してきます”と言える社会にしたい」と抱負を語った
言うは易し、行うは難しの典型例で、周囲や職場がチームワークで本当に子育てを支えられるのか。
そこまで周囲や地域、そして職場などが連携しているとは思えないが。
本当に日本と言う国が人に優しく、社会が子育てを支える国ならなぜここまで少子化が進んでしまったのか、それが分からない。
周囲や地域や職場が連携して、家庭だけに負担がかからないよう、子育てがしやすい社会なら、ここまで少子化が進むとは思えない。
勿論、子どもが生まれたら成人になるまで親の責任はあるし、生きていくための年収の問題もあるが。
しかし「育休」は「育児のために仕事を休業する」なのになぜ遊んでいると考えるのか。
そんな人は子育ての大変さを知らないか、やっかみや妬みとしか思えないが。
遊ぶために育休を取る人はよほど恵まれた人で、ほとんどの人がやむに已まれず「育休」を取るのではと思うが。
それを、「育休」は駄目だから「育業」という発想が言葉遊びに思えて仕方がない。
実際に育休が取れるかどうかが大問題で、育休で他の社員に負担がかかると言う事も、考えなければいけない。
負担がかかる社員には、その分強制的に手当がいく仕組みとか考えなければいけない問題は山のようにある。
育休を迷惑だと考えがちな企業や社員の意識が変わらない限り、「育業」にネーミングを変えても何も変わらない。
しかし、あまりに外野が前のめりになれば、当事者はますます追い込まれることにならないか?
育休であろうと育業であろうと、子育て支援の中身が同じなら何の進歩も無いと思うが。。
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