「埼玉県の子供留守番禁止条例案」異様であり現実に即していない

まさかここまで子供とその親をがんじがらめにする条例案がでてくるとは。。

もうみんな子供は「かごの鳥」のように窒息するぐらい守られて、これでは生活できないのは当たり前の話。

自民党がこの条例案を出したそうだが、自民党ならさもありなん。
妻に子育てを任せっきりにしたり、子育てに無関心だったり、社会生活を知らない人間が考え付きそうなことで現実から大いに乖離している。

本来は県民の幸せのために働く議員が、少しも県民のためになっていない。
どころか、県民をがんじがらめに縛り働かせないようにしているとしか思えない。。

それでなくても息苦しい社会なのに、こんな条例ができたらみんな窒息しそうだ。

＞「生活できない」　埼玉県の“子供留守番禁止条例案”に批判相次ぐ　　　　　　　　　　　　　　10/7(土) 20:38配信　毎日新聞

＞埼玉県の自民党県議団が県議会に提出した虐待禁止条例改正案がSNS（ネット交流サービス）上などで波紋を呼んでいる。小学3年生以下の子供を自宅などに残して外出したり、公園などに放置したりすることを禁じた「留守番禁止」「放置禁止」の規定に対し、子育て世代とみられる人たちなどから「現実的ではない」などと疑問の声が噴出している。

しかし自民党はなんでこんなトンデモ条例案を提出できるのか。

＞小学3年生以下の子供を自宅などに残して外出したり、公園などに放置したりすることを禁じた「留守番禁止」「放置禁止」の規定

こんな無理難題を押し付ける条例はなかなかない。
公園に放置という発想もわからない。
子供の足で行けないような遠い公園に置いて帰るのなら放置と言えるかもしれないが、子供が近くの公園で遊ぶことが何で放置になるのか。

何が何でも親の付き添いがいるなんてすごいことになってきた。 普通は幼稚園児の間はともかく、小学生になると親の務めが少しは軽減するはずなのに、親が外に出る場合、高校生の兄弟に面倒を見てもらうことも虐待にあたるなんて聞いたことがない。

家族間なら別にいいと思うし、小学生の子供を置いて親が外出することくらい多々ある。
こんなに小学生がかごの鳥状態だったら、社会性も育たなくなるのではないか。
自民党議員団のような、頭でっかちのいびつな考えの人間を製造しないためにも、この条例案には大反対だ。

しかしこの条例に従ったら、一人親家庭も、共働き家庭も完全にアウトになり、生活できなくなるのに。

どうも自民党のおじさんたちは浮世離れしているのか「虐待」の定義を完全にはき違えている。
トンチンカンにもほどがある。

こんな現実がわからない輩が法律や条例を作るわけだから歪な国になるのもよくわかる。

しかしそれでなくても息苦しい時代なのに、なんでここまで締め付けるのだろう。
埼玉県では、ますます少子化になるだろうなあ・・・
いくら結婚していてもこの条例では、生活に支障をきたすし怖くて子供が産めなくなるのではないか。