「森喜朗、既に裏金聴取 関与なしと認定」身内(年寄)に甘い自民党体質
自民党は本当にその場しのぎの小手先の対策しかしない政党だ。
「解党的出直し」も、「的」が付いた途端、薄汚れた国民騙しに見えてくる。
そして裏金疑惑のルーツである森喜朗を自民党は聴取していたというが、やっぱりな「関与なし」認定。
>森喜朗氏側、既に裏金聴取 自民、関与なしと認定 3/29(金) 21:22配信 共同通信
>派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、自民党が既に、安倍派(清和政策研究会)会長経験者の森喜朗元首相側から水面下で話を聞き取っていたことが分かった。資金還流が始まった経緯や2022年に復活した状況について尋ね、関与なしと認定したもようだ。
>自民党の聞き取り調査や国会の政治倫理審査会の証言を通じ、清和会の資金還流は1990年代後半ごろに始まった疑いが持たれている。森氏は98年~06年、首相在任中の約1年間を除いて会長を務めた。
>岸田文雄首相ら党執行部は、高齢の森氏にこれ以上話を聞く必要はないとの判断に傾いた。
だから身内での調査は駄目なんだよな・・・
自民党とは縁もゆかりもない、第三者だけで聞き取り調査をしないと真実は決して出てこない。
身内でやる調査は絶対に同僚議員に対して情が湧くし、特に森や二階のような年寄りには、総理と言えども頭が上がらない、古い自民党的体質。
岸田が裏金議員に対して事情聴取を行うと言った時点で、まったく意味がないと思っていた。
もうすでに森にも事情聴取をした結果、「高齢」だとの理由でこれ以上の聞き取りは不必要だそうだが、どんな重要人物・キーマンだとしても高齢だからと免除されるのはおかしい。
いくら今、高齢だろうと、裏金作りを考案し・是とした時代には、森は自民党政治家として脂の乗りきった年代だったろうに。
高齢だから若い時代の不祥事は無かったことにできるという発想は、いかにも自民党的で身内庇いとしか思えない。
この裏金問題、関わった議員が「臭いものに蓋」で何一つ核心を語らなかった政倫審。
そして身内での聞き取り調査。
自民党はやった振り、やっている感を演出しているが、まったく前に進んでいない。
そしてネトウヨやネトサポから「いつまでこの問題をやっているんだ」との声が上がってくると思うが、前に進めない自民党の古い体質が「政治刷新」を邪魔している現実をよく見ろと言いたい。
ちなみに、28日参院予算委員会で立憲の辻元清美によって、二階派、安倍派、岸田派の派閥、政治団体の解散届けは出ていないことが分かっている。
辻元の「解散届は出ているか」の質疑に、総務省は「提出されておりません」
やっぱり自民党は信用できない政党だ。
常に小手先のやった振りで国民を騙して時の過ぎ去るのを待つ。
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