馳石川県知事「所得の低い方などが避難所に滞留」発言、慌てて言い訳

馳石川県知事は、想像力が働かない人のようだ。

一般人なら、そんな人は一杯いるだろうが、この人は石川県民を預かる首長なわけで、自分の発言がどう捉えられるかわかりそうなものだが・・・

言い訳は「言葉がすぎた」

という事は、今までそう思って来たからこそ、つい出てしまった発言だと思うが。

＞馳石川県知事「所得の低い方などが避難所に滞留」発言が物議を醸し釈明「ちょっと言葉が過ぎたと思います」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　7/29(月) 19:34配信　石川テレビ

＞知事の不用意な発言が物議をかもしています。
＞今月25日、都内の会合で馳知事が「所得の低い方などが1次避難所で滞留している」と発言していたことが報じられ石川テレビの取材に対し「言葉が過ぎた」と釈明しました。

やっぱり、この発言は心無い発言だと思う。
そして無神経。

所得の低い方であろうと、高い方であろうと、県民を分断するような発言は良くない。
しかも「停留」と言い、あたかも金がないから居座っているかのような発言は知事としてどうなのか。
聞きようによっては、県知事は避難所にいる人たちを「厄介者」と思っていると取られても不思議ではない。

県が、仮設住宅なり、復興なり、きちんと対応していればともかく、仮設住宅建設も遅々として進まず、倒壊した家屋がそのままの状態で復興もままならないとなれば、住み慣れた避難所を住処にするしかないと思う人はいると思う。

その人たちに向かってのあの発言は、被災した人にとっては何と酷な発言かと思うだろう。
被災した人たちは、好き好んで避難所にいるわけではないのに、そういう想像力が働かない県知事。

馳に、避難所にいる人のための代替案があれば、心無い発言をせずに避難所にいる人に向かって色んな提案すれば済むだろうに。

言わなくてもよいのに、一言も二言も多いから反発をされる。
平時の時は気が付かなくても、有事の際にはその人のトップとしての力量が良く分った能登半島地震。

この人は、能登半島地震対応中の2024年度当初予算案１０００万を大阪万博に寄付した人だから。

人に寄り添わない、維新の体質がもろに出てしまった、今回の「所得の低い方などが1次避難所で滞留している」発言という事だ。