能登の復旧・復興、増田は「コスト念頭」国は復興をする気が無かった

能登半島の復興が7カ月たっても全然進まない・変だと思っていたら、国はコストを最優先させてわざと復興を遅らせていたのか。。

と言うより、復興をする気が無かったと言い換えても良いような話だった。
費用対効果じゃないが、いくら復興を果たしても効果が無いような地方に対しての態度が酷すぎる。

五輪や万博などの国のイベントに対しては「費用対効果」は必要だと思うが、国内で過疎化したような地域に対しての国の「コスト念頭」の考え方としてはどうなのか。

＞能登の復旧・復興「コスト念頭」　財務省、被災地は人口減　　　　　　　　　　　　　　　4/9(火) 11:32配信　共同通信

＞財務省は9日、財政制度等審議会（財務相の諮問機関）の分科会を開き、能登半島地震の被災地の復旧・復興は「将来の需要減少や維持管理コストも念頭に置き、住民の意向を踏まえ、十分な検討が必要だ」と訴えた。
＞分科会終了後に増田寛也会長代理（日本郵政社長）が記者会見し「家の片付けが進んでない地域に、将来の議論をしようと言っても難しい」と指摘。被災状況の地域差や住民の考えを理解した上での復興が重要だとした。

復興をコストとしてとらえて、増田は「家の片づけが進んでいない地域」と言うが、復興が進まないのは家の片づけを進めていない政府の方じゃないか。

これだけの大災害になれば、個人の力では倒壊した家の片づけなどできるわけも無いのに、それを個人の力で片付けろと言う増田は、自助を一番に考えている人間の一人だろう。

はっきり言ったら能登復興は「お荷物」だと考えている日本政府。
国民の義務だからと納税をさせておきながら、いざ災害が起きると過疎地域には「コスト」を優先させて復興を渋る国。

いや？見捨てる気満々の増田の発言じゃないか。

外遊と称して海外に出ては大金をバラまきまくる総理。
どこの国の総理かと思うほど、国内への思いが全くない、小泉・安倍・菅・岸田・・・・
海外にばらまくより先に、国内の復興だろうに、それは「コスト優先」だというこの国の権力者たち。
本当にひどい話だ

そんな日本政府の立ち位置を分らないのか、選挙になると地方ほど「自民党しか政権を担えない」で投票。
投票してもいつも裏切られたり、復興を必要とする地域が見捨てられ続けてきたのに、自民党愛がやたら強い国民性。
何なんだろう。
この先、気候変動が当たり前になり、頻繁に豪雨や、南海トラフ大地震が起きたとしても、過疎だからとか、コスト的にマイナスだからとか言って、切り捨ててしまう自民党政治。

自民党は国民は助けるものではなく利用するものだと思っている。