内閣府が公表した生活満足度「過去最高」いつもの詐欺師的手法

またまた政府が、国民を誘導するような調査・報告書

しかし、「生活満足度、過去最高」は誰もが首をひねる内容で、突っ込みどころ満載だ。

＞「絶対にあり得ない」内閣府が公表した生活満足度「過去最高」に集まる怒りと疑いのまなざし「詐欺的」指摘まで
　　　　　　　　　　　　　　　　　8/11(日) 18:45配信　SmartFLASH

＞8月9日に、内閣府は「満足度・生活の質に関する調査報告書 2024」を公表した
＞同調査は、2024年2月に約1万人を対象にインターネットでおこなわれ、現在の生活に、どの程度満足しているかを0～10点で自己評価する形だった。「総合的な生活満足度」の全体平均が、前年比0.1ポイント上昇の「5.89」と、過去最高だったという。
＞『過去最高』といっても、この調査が初めておこなわれたのが、2019年2月ですので、『過去6年間のうちで』ということにすぎません。

「過去最高」が虚しくなるような内容だ。

「過去最高」と言われたら、長い歴史の中での最高かと思いがちだが、「過去6年間の中で」でだそうで、あまりに中身がスッカラカンだったことにいつもの政府のやり方だと改めて認識されたのと違うか？

しかも、今の円安物価高と相まって実質賃金は下がり続けている現実の中で、ほとんどの国民が生活が苦しくなった実感はあるが、政府が恣意的に流す過去最高に生活に満足しているという調査に同意できないという反発までついてくる。

過去６年間の中でのこの調査は、コロナ禍で不便だった日常が少しは取り戻せただけの話で、政府の我田引水が過ぎる。

そもそも、政府御用達メディアの、ええ？？と思うような世論調査が多くなっていることもあり、政府も御用メディアも実質的には信用されていない。

もっともこの程度の国民騙しのテクニックはいたるところにあり、国民を自分たちの思ったようなストーリーに導こうと必死になって行われている。

特に顕著なのは、安倍、菅、岸田政権で、その中でも安倍・岸田はことあるごとに「改憲」への道を歩もうとしてきた。

今も、総裁選に向けて岸田が必死で「改憲」アピールをしている。
為政者を縛るための憲法なのに、為政者側からの改憲の意欲はものすごく違和感がある。

甘い話には訳があるのは世の常だ。
みんなが賢くなって為政者の暴走を許さないことだ。