小林前経済安保相「現場が回らなくなる」から安倍派の待遇改善をしろと

図々しいにもほどがある。

派閥が未だに存続しているのも変な話だし、裏金議員を多数抱えていた安倍派の待遇改善も、世間の感覚とは大きくズレている。

どうも「派閥解散」は自民党のお家芸の一つで国民を騙していたというお話。
で、いまだに解散していないようだ。
メディアも全く報じないから、てっきり派閥を解散していると思っていたが、最近「安倍派」の〇〇と報道されるから変だと思っていたが。

派閥解散と言っていた派閥は解散していなかった。

メディアも派閥を本当に解散したのかどうか、きちんと報じたらどうか。

私が目まぐるしく変わる組閣に疎いからか、小林と言う安倍派の議員が「経済安保相」だったというのも知らなかったし、そもそも経済安保相ってなに？。

小林前経済安保相「現場が回らなくなる」　安倍派議員の処遇改善要求　　　　　　　　　8/11(日) 22:16配信　朝日新聞デジタル＞

＞自民党の小林鷹之・前経済安全保障担当相は11日、フジテレビの番組に出演し、裏金事件で安倍派議員が役職を外されたことについて「やりすぎてしまうと現場が回らなくなってしまう」と述べ、処遇を改善するべきだとの認識を示した。

自民党は、次から次へと変な議員が出てくる。
しかも自分たちの論理が一番だと思っているのか、世間と相当ズレている感覚をいとも簡単に自慢を伴って披露してくる。

世間では、あの裏金議員の処分が全く生ぬるく、こんな大甘処分でいいのかと思っているのに、当該議員たちは党からの処分が厳しいと思っているようで「役職外しはやりすぎ」だとか「現場が回らなくなる」となんともまあ自分に甘い議員しかいないようだ。
党ぐるみでの莫大な裏金作りに関して国民への背信行為だと思っていないようだ。

これだけ世間との感覚がズレている政党も珍しい。
今まで、自民党を甘やかしてきたメディアや、自民党好きの有権者たちが、この国を斜陽国にしてしまったと感じる今日この頃。
「今だけ、金だけ、自分だけ」の自民党。
本来は、こんな一般国民の感覚と大きくズレていて、自分を律することができない人間が政治を語る資格はないと思う。

社会で自己中心的な考えが蔓延しているのも、政治家の一言一言が大きく影響してきたのではないか。

それにしてもこの小林と言う議員の恐ろしいほどの自分勝手な言い分にはあきれ返ってしまった。
中々いないぞ、こんな厚顔無恥な考えを披露する議員は。