自民党「赤い羽根共同募金に8億円寄付」善意にケチが付く
自民党が、裏金問題で党の金からどこかへ寄付すると言っていたが、行先は「赤い羽根共同募金」
「裏金のけじめ」だそうだが、真相解明も全くできていないのにけじめになるのか。
自民党内ではけじめのつもりでも、国民はこのやり方を納得しているわけではない。
やっぱりこちらも検察同様、年内で裏金問題に片を付けたいのかもしれないが、そんなことで今までの罪が無かった事になると思っているとしたら大間違いだ。
>自民党、「赤い羽根共同募金」に8億円寄付 派閥裏金「けじめ」 12/27(金) 11:48配信 毎日新聞
>自民党は27日、派閥の裏金問題に対する「けじめ」として、8億円を社会福祉法人に寄付したと発表した。政治資金収支報告書への不記載相当額約7億円に、一定額を上乗せした。
>寄付先は「赤い羽根共同募金」で知られる社会福祉法人「中央共同募金会」。税金である政党交付金ではなく、党員から集めた党費など党の一般会計から支出した。関係した議員らに不記載額の返金を求めることも一時検討したが「公職選挙法に触れる」(森山裕幹事長)として見送った。
寄付額が7億円に+1億円だそうだが、その+の意味が全く分からない。
公職選挙法に触れることをさんざんやってきたのに、返金するとなると「公職選挙法に触れる」
はあ?だ。
公職選挙法がどうしても嫌と言うなら、国税が脱税として裏金議員全員に迫るべきだろうに、こちらも自民党議員には滅茶苦茶甘くて、音なしの構え。
国民には「納税は国民の義務」と盛んに言ってきたのに、長年政権を取ってきた自民党には我関せず。
どう考えても、法律を作る方のモラルや倫理観は必要で、国民より厳しい措置を取るのが国民への示しにもなるだろうに、自民党政治家には極端に甘いのが国の機関で情けなくなる。
やはり政権与党に人事権を握られている関係で、事なかれ主義が蔓延しているのかもしれない。
しかし今日のサンモニを見ていて、コメンティターの高橋 純子氏が、人々の善意で成り立つ赤い羽根募金に裏金を寄付する自民党に、「本来は共同募金と言うものは人々の善意が積み上がって行われるはずのものに、こういう形で大変な金額を募金してけじめにしようとする、これが政治家のやる事なのかと、すごい違和感があった」と言っていたが本当にそうだ。
いつもながら姑息なことを平然とする自民党。
国民の考えと相当ズレている。
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