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2024年12月の記事

2024.12.29

自民党「赤い羽根共同募金に8億円寄付」善意にケチが付く

自民党が、裏金問題で党の金からどこかへ寄付すると言っていたが、行先は「赤い羽根共同募金」

「裏金のけじめ」だそうだが、真相解明も全くできていないのにけじめになるのか。
自民党内ではけじめのつもりでも、国民はこのやり方を納得しているわけではない。

やっぱりこちらも検察同様、年内で裏金問題に片を付けたいのかもしれないが、そんなことで今までの罪が無かった事になると思っているとしたら大間違いだ。

自民党、「赤い羽根共同募金」に8億円寄付 派閥裏金「けじめ」          12/27(金) 11:48配信 毎日新聞

>自民党は27日、派閥の裏金問題に対する「けじめ」として、8億円を社会福祉法人に寄付したと発表した。政治資金収支報告書への不記載相当額約7億円に、一定額を上乗せした。
>寄付先は「赤い羽根共同募金」で知られる社会福祉法人「中央共同募金会」。税金である政党交付金ではなく、党員から集めた党費など党の一般会計から支出した。関係した議員らに不記載額の返金を求めることも一時検討したが「公職選挙法に触れる」(森山裕幹事長)として見送った。

寄付額が7億円に+1億円だそうだが、その+の意味が全く分からない。

公職選挙法に触れることをさんざんやってきたのに、返金するとなると「公職選挙法に触れる」
はあ?だ。

公職選挙法がどうしても嫌と言うなら、国税が脱税として裏金議員全員に迫るべきだろうに、こちらも自民党議員には滅茶苦茶甘くて、音なしの構え。

国民には「納税は国民の義務」と盛んに言ってきたのに、長年政権を取ってきた自民党には我関せず。

どう考えても、法律を作る方のモラルや倫理観は必要で、国民より厳しい措置を取るのが国民への示しにもなるだろうに、自民党政治家には極端に甘いのが国の機関で情けなくなる。

やはり政権与党に人事権を握られている関係で、事なかれ主義が蔓延しているのかもしれない。

しかし今日のサンモニを見ていて、コメンティターの高橋 純子氏が、人々の善意で成り立つ赤い羽根募金に裏金を寄付する自民党に、「本来は共同募金と言うものは人々の善意が積み上がって行われるはずのものに、こういう形で大変な金額を募金してけじめにしようとする、これが政治家のやる事なのかと、すごい違和感があった」と言っていたが本当にそうだ。

いつもながら姑息なことを平然とする自民党。
国民の考えと相当ズレている。

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2024.12.28

片山元副知事「告発文書、公益通報ではない」当事者が決めつけて良いのか

この元副知事の発言は、常に胡散臭くて仕方がなかったが、またまた「告発文書、公益通報ではない」と言い出している。

「不正があるから保護する対象にはならない」も勝手に決めつけすぎている感じがしてならない。

片山・兵庫県元副知事「告発文書、公益通報ではない」「伝聞を優先するのか」声荒げ…百条委尋問     
      12/26(木) 10:54配信 ラジトピ ラジオ関西トピックス

>片山氏は斎藤知事の最側近で、百条委員会では3度目の尋問となった。
>片山氏は一貫して、告発した元県民局長の男性(2024年7月死亡)が使用していた公用パソコンのメールを解析したところ、「クーデター」という言葉が見つかり、「(男性は)斎藤政権の転覆計画を実行しようとしていた」と述べている。
>片山氏は、告発文書について斎藤知事から「徹底的に調べてほしい」と指示され、男性の公用パソコンを回収し、県の内部調査を主導していたとされる。その際、「不正な目的があり、(男性は)保護する対象にならない」との見解を示した。

通報された県知事・副知事の当事者はいきり立っているだろうし、正常な判断ができないのは当然で、なぜ初めから第三者に判断をして貰わなかったかものすごい疑問だ。

いくら文書の中に「クーデター」と書かれていたとしても、それが本当にクーデターか、そうじゃなく言葉の綾で書いたのかを知るためにも、当事者が勝手に判断をするべきではなかったと、私は思う。

しかも告発された当事者が短期に「公益通報」じゃないと勝手に判断して、徹底的に調べることが前提で私物まで押収し、知事や副知事の仲間が勝手に個人のプライバシーを公開するのも非道すぎるのではないか?

人権を無視するような行為があってはならない。
死人に口なしで、県知事側が県民局長にすべてを擦り付けている感じまでしてくる

早急に判断してしまった県知事・副知事は、すぐに頭に血が上る人なのか。
冷静に判断しなければいけない立場の人たちが、これほどヒステリックに喚きたてた事も異様に感じる。

しかし犯罪者でもないのに、公益通報しただけの人を誰も守らない組織って何なんだろう。

もし知事や副知事の言うように公益通報じゃないのなら、本人に理由を述べた上「これは公益通報に当たらない」と諭せばいいのに。

なんで強盗団のように県民局長の使用していたものを根こそぎ押収し、公開させたのか理解に苦しむ。

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2024.12.27

「自民裏金議員、特捜部65人一斉不起訴」国民に厳しく自民党に甘い検察

やっぱりこの国は完全に底が抜けてしまったのではないか。

あっちでもこっちでも、今までの常識が通用しない現象ばかり

美容外科医師の倫理観がけた外れに無いのにSNS発信とか、自分の娘にこれでもかと性加害をした人物に甘い判決とか、毎日むごたらしく醜悪な現実に心が重く沈み込んでいるところに、今度は検察が自民党裏金議員65人に対して一斉不起訴の報道が。

検察が政治家に甘い現実を見て、検察に正義を求めてはいけない事は分ってはいたが、年年歳歳、権力者にますます甘くなる検察。

巨悪を許すまじの精神はどこへ行ったのやら、やっぱり底が抜けてしまってる感が。

自民裏金議員、5人を起訴猶予 特捜部、65人一斉不起訴              12/26(木) 17:32配信 共同通信

>自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り、東京地検特捜部は26日、政治資金規正法違反の疑いで告発された元官房長官の松野博一衆院議員や元国対委員長の高木毅元衆院議員、秘書ら計65人を一斉に不起訴とした。国会議員や元議員は計18人で、うち現職3人と元職2人が犯罪事実を認めつつ裁量で起訴を見送る起訴猶予だった。

袴田事件でもわかるように、素人が見てもこれは冤罪だと思うほどずさんな証拠なのに、検察は控訴し続けて袴田氏の人生を狂わせてきたが、つい最近まで犯人扱いだった。

検事総長になった畝本は謝罪と見せかけていたが、中身は屁理屈こねて袴田氏を貶めるような談話で、血も涙もない人間性が露呈している。

一方で、自民党の裏金議員に対してこの寛容さはどこから来るのか。

65人一斉不起訴ってなに?
議員一人一人に、裏金に対しての事情があるだろうに、全部一律に不起訴ってすごい国だ。
まるで特権階級に対する扱いじゃないか。
選挙で落ちればただの人なのに、国民への当たりと議員への当たりがこれほど違うのはどうしてなのか。

権力者には弱く、一般国民には恐ろしいほど厳しいこの国。

これで自民党の裏金議員は「禊は済んだ」「検察にお墨付きをもらった」と自己を正当化するのだろうが、国民はこれでますます自民党と検察に悪印象を持ち続けることになる。
裏金議員はこれで終わった事にしたいだろうが国民は2025年も、裏金議員・裏金議員と言い続ける。
いや言い続けなければいけない。

検察もバカだよねえ。

検察が国民にきちんと正義を示していたなら、少しは検察の株も上がったのだろうが権力を持っている方に常に忖度する事しかしないことで、悪印象どころか信用性も無くなる。

結局、司法も検察もみんな仲良く長いものに巻かれてしまって、底が抜けましたとさ・・・・

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2024.12.26

求刑超えの懲役20年「重すぎて不当」まさか高裁が量刑が重すぎるって?

こちらも恐ろしい判決を見てしまった。
最近、日本はタガが抜けたのではとか、底が抜けようとしているのかとか思って来たが、ひょっとしたら、日本はすでに底が抜けていたのだろうか。

求刑超えの懲役20年「重すぎて不当」 実子への性的虐待、高裁判断            12/24(火) 14:00配信 朝日新聞デジタル

>実の娘に性的暴行をしたとして強制性交致傷罪に問われた男(56)の控訴審判決で、大阪高裁(坪井祐子裁判長)は24日、懲役20年(求刑懲役18年)とした一審・大阪地裁判決は「合理的な理由がなく量刑傾向から著しく乖離(かいり)し、重すぎて不当だ」として破棄し、懲役15年を言い渡した。
>過去の同種事件では懲役15年ほどが上限で、虐待の末の傷害致死罪でも16年が最長だと指摘。悪質性や常習性が際立っていても「類例を見ない」とまでは言いがたく、一審が裁判員裁判だったことを尊重しても、懲役20年は「許容できない」と結論づけた。

地裁もむやみやたらに検察が18年と求刑のその上行く20年と判決を下したわけでもないだろうに、大阪高裁は刑が重すぎて不当だと言う。

娘が保育園児の時から実の親が性的虐待をしてた事を、「類例を見ないとまでは言い難く」という事は、いくらでもそんな事例があるとでも言いたいのだろうか。

実の親が娘が保育園児の時から性の対象にして実行に移すなんて、それほど類例は見ないと思うが。

この社会で実の親が娘を性的対象にしたり、保育園児の頃から性的虐待をする、鬼畜としか思えない。

ヤフコメでは地裁判決の20年でも少ないくらいだとのコメントが多い。

そりゃそうだろう。
娘の方は一生拭い難いトラウマとなって行きて行くだろうに、父親の方は裁判所が15年ほどが上限と庇っているかのような判決を下せば、娘はますます心が疲弊して行き、父親は15年の刑期を終えた後は、これで償ったと自分を正当化するだろうことが目に見えている。

しかも裁判官が「「類例を見ず」と考えているという事は、過去の判例に囚われた前例踏襲主義だという事か。
前例・前例とかたくなに守っていたら、新しいものはなにも生まれてこない。
返す返すも残念なのは、女性の裁判官が前例にとらわれて、男性有利ともとれる判決を下したことだ。

地裁は5年程度の犯罪を20年と判決を下した訳でもなく、過去の事件の判例が15年程度だとしても、せめて地裁での求刑の18年程度にはしてほしかった。

法律が今の時代に合っていず古いのか、裁判官の考えが古いのかは分らないが、今の時代に沿った判決があっても良いと思う今日この頃だ。

やっぱり、司法や検察は今の時代に沿った思考も必要なのではないか。

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2024.12.25

「献体前でピース写真」モザイクかけ忘れたの言い草

とうとうここまで来たか・・・

数多くの献体がおかれた場所で、喜々としてピース写真を撮り、それをSNSに載せる神経。

医者なら、いろんな悲痛な場面を見て来ただろうし人間としての尊厳など、一般人より何十倍も強く心に重いものを持っていると思っていたが、献体が置かれた場所で、映っているだけで5人の医者らしき人物たちがいて、一人はピースをしている。

見ようによっては晴れがましく思っているのではと感じる。
マスクの中では笑っているのじゃないの?
Gfhag0oa4aauith新鮮なご遺体?新鮮?え新鮮?
二度見してしまった。
Gfhjwqkaqaap2j この人たちに取ったら魚でもさばくような感覚なのかしら。

そもそも、中々、自分が死んだ後のことも考えらえないし、自分も含め献体と言う発想も無い人がほとんどで、遺族からしたら自分の最愛の人が見ず知らずの人に切り刻まれると考えたらどうしても嫌な人もいるし、献体まで行く人はわずかだと思う。

献体に応じてくれた当事者に対する尊厳や敬意や感謝のなさは、どこから来るのか。

本人は「写真に写ってしまったご遺体は全てモザイクをかけていたつもりでおりましたが一部出来ていないところがありました」
そんなモザイクを掛けるとか掛けないの問題じゃないと思うけど。

この人の情の無い心無い行為が、医者全般が色眼鏡で見られたり、献体をされる方が今後「もう献体はしない」と言った事にもなりかねなく、献体者、そしてそのご家族、そして医療従事者全般に大きな影響を及ぼすのではと思う。

原爆ドーム前で、ハッチャける折田と重なる。
二人とも美人だし雰囲気がとても良く似ている。Gfhjwrqbkaatajz 見ている方はどんどん心が沈んでいく・・・・・

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2024.12.24

「“裏金問題”のけじめ、一定額を寄付へ」困ったときの寄付頼み

寄付寄付寄付・・・・
金が絡む問題で不祥事が発覚すると、寄付するとか国庫に帰すとか。。。

森山幹事長は裏金問題のけじめとして、寄付を持ち出しているが、寄付がなんでけじめになるのか理解できない。

バレたら寄付、バレなかったら永遠に私腹化

“裏金問題”のけじめ…自民党、一定額を寄付へ 不記載相当額の約7億円の見通し 12/23(月) 18:53配信 日テレNEWS NNN

>自民党は、いわゆる裏金問題への「けじめ」として、一定額を寄付する方針を決めました。寄付額は不記載相当額のおよそ7億円となる見通しです。
>また、裏金議員に対し、不記載額分の返金は求めないということです。

森山は全く筋が違う話をしている。

自民党の裏金議員は、一円も寄付行為を行うわけではなく、自民党が党として寄付行為をするという話だそうで、裏金議員からしたらせっせとマネーロンダリングした金を使わずに済むことから懐は潤い、ホクホクじゃないか。

国民としては寄付がけじめになるとは考えないのに、自民党の意識は寄付行為がけじめだと言う。
相変わらず、自民党の考える事と国民の意識のずれ幅が大きすぎるのではないか?

やっぱり時代が止まっている自民党の政治感覚

自民党は真相はやぶの中で済ませたい、これで終わりにしたいのだろうが、虫が良すぎる。

真相究明してこその「けじめ」で臭い物に蓋をすることをけじめとは言わないと思う。

いつもいつも、真相に蓋をして有耶無耶に終わらせてくればいつかは膿が噴出する。

裏金事件を契機に大胆な政治改革をするときだと思うが、自民党はここへきても、自民OBまで動員して皆が口をそろえて「企業団体献金」の存続を叫んでいる。

よほど旨味があるのだろう。
これが亡くなると、自民党としての生命線を断ち切られるからか、総理までもが必至に存続の意義を説く。。
懲りない政党だわ・・・・・

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2024.12.22

玉木「参院も与党過半数割れ」目指す、抜け駆け維・国が野党のガン

またまた、役職停止中の玉木が平気で表に出て来て喋る喋る・・・・

参議院選挙も過半数割れを目指すと息巻いているが、結果的には、維新や国民民主が政権交代の邪魔をしているのにね。

「参院も与党過半数割れ」目指す 国民玉木代表、野党戦略に言及          12/18(水) 20:10配信 共同通信

>参院選を踏まえ「その後の政治状況をどうするかが非常に大事になる」と指摘。衆院は今後、少数政党が増えて単独過半数を得られる政党がなくなり、複数の政党が協力しながら政権を運営する形が常態化するとの見立てを披露した。
>「キャスチングボートを握る中規模政党が役割を果たさなければならない」と意気込みも語った。

常に抜け駆けをやって、自民党を喜ばせて来た維新や国民民主。
しかも役職停止中の玉木が「野党の本分」みたいなことを言っても白けるばかりだ。


Dr.ナイフ氏がツイートしておられるが

A:どこかの野党が抜け駆けして与党と組めば、小さな政策は通り、党の支持率はあがる
B:どこの野党も抜け駆けせず、野党が団結して与党と戦えば、大きな政策を実現でき、政権交代につながる

国民民主のやってきたことはAで、少数与党に転落した自民党に、予算を通すと引き換えに自分たちを目立たせるための案を自民党に飲ませようとした結果、またもや自民党に裏切られ、なんとも中途半端な結果になってしまった国民民主党案。

結局、抜け駆けをしたことに気づかない人たちが国民民主の支持率を上げたが、長い目で見たら、野党が団結して与党と戦うべきだった。

そうすれば、大きな政策の実現もできるし野党のアピールにもなるし、政権交代も夢ではなくなる。

だからスタンドプレーばかりせずに、堂々と野党の一員として正攻法で行くべきだったのだ。

それには野党第一党が選挙を目指して、精力的に他党をまとめる必要があるが。

参議院選挙は、もう「裏金事件一本」では神通力も働かないから、立憲も性根を据えて挑むことも必要だが。

直前になって慌てふためかないことを祈る。
いつまでも、赤旗の援護はないと思わないと。

野党がどうたらこうたらと言う割には、野党一本化の邪魔ばかりしてきたのが国民民主で、自民党はほくそ笑んでいるだろう。

頼むから玉木や連合芳野は、野党を引っ掻き回さないで欲しい。

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2024.12.21

国民・玉木「103万円の壁見切り発車」と与党を批判しても後の祭り

役職停止のはずの玉木が、自民党に対して怒り心頭を表しているが、なんで?
しかし役職停止中に聞く記者も記者だし、答える方も答える方だ。

そもそも、国民民主側が、自民党に手のひら返しされないように用意周到に作戦を練っていたら何も怒らなくても済んだものを。

何年政治をやってきても脇が甘い玉木。
結局、怒れば怒るほど自分に降りかかる話になるのと違うか?

国民・玉木氏「火に油」「見切り発車」と与党を批判 年収の壁「123万円」譲らぬ姿勢に反発 来年度暫定予算の編成も 12/18(水) 17:09配信 FNNプライムオンライン(フジテレビ系)

>国民民主党の玉木衆院議員は18日、「年収103万円の壁」の引き上げをめぐり、123万円とする与党側の姿勢について、「火に油を注いでいる」などと厳しく批判した。
>一方で、与党との税制協議を再開させるかどうかについては、「今、球は自民党にある。もう少し歩み寄りの余地があれば我々としては交渉に応じないということではない」との考えを示した上で、「ただ今の時点で何か具体的な連絡が来ているとは聞いていない」と述べた。

自民党から連絡がないという事は、相手は123万円で決着が付いたと思っているのではないの?

どんなに玉木が呆れても怒っても自民党と言う党はその程度の事はやる。
しかし玉木は何で学習しないのか。

去年の11月に玉木が喜び勇んでトリガー条項発動を自民党に持ち掛け、それと引き換えに自民党の補正予算に賛成した経緯があるが、結局、国民民主の話は反故にされてしまい、発動は未だにされていない。

当時は合意文書すら作っていなかった。
海千山千の自民党に玉木が勝てるわけがない。
そのくらい相手は、用意周到に騙す手口を考えているわけで・・・

今回は合意文書を作ったはいいが、「178万円を目指す」「誠実に協議」
そんなの自民党にしたらどうでもなる。
結局、自民党は勝手に20万円増で決着し、マヌケそのものの国民民主党だ。

こんな曖昧な文書を作ったら自民党の思うツボだという事がなぜわからないのだろう。
学習能力がなさすぎじゃないの?

結局、いつものように自民党に手玉に取られただけ。
何じゃ、この人。

玉木信者たちは、いまだに玉木の能力を過信しているようだが、どれだけ信頼しても玉木はどこまで行ってもパフォーマンスの人で、中身が何もないのが分からないらしい。

自民党は、維新と国民民主を競いあわせて、いかに自分たちに有利になるか考えているのに、玉木もシンパもそれすら分かっていない。

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2024.12.20

自民・麻生「企業献金存続主張、民主主義のコスト」そんなバカな話ある?

企業団体献金が民主主義のコストと言う麻生
はあ?だ。

どういう神経をしていたらこういった傲慢でもあり間違った発言ができるのか。
麻生派の大半は、そうだそうだとの思いで聞いているのだろうが。

こういう思考こそ自民党的思考で、時代が止まっているとしか思えない。

自民・麻生氏、企業献金存続主張 「民主主義のコスト」           
                   12/19(木) 17:27配信 共同通信

>自民党の麻生太郎最高顧問は19日の麻生派例会で、野党が廃止を求める企業・団体献金の存続を訴えた。「民主主義のコストをどのように負担していくかが問われる。企業献金が政治をゆがめ、個人献金はゆがめないとの主張にはくみしない」と述べた。出席者が明らかにした。
>企業・団体献金の重要性に関連し「政治家を志す若者が、資金を確保できないのを理由に断念することがあってはならない」とも語った。

麻生の言う民主主義のコストは、与野党が同じ土俵に立っていない。
自民党と野党と比べたら、企業団体献金の金の高は比べ物にならない。

なぜ、大企業や金に余裕のある人が、自民党に献金をするかと言えば、献金と言う名の袖の下、ワイロで政策が買えるからじゃないのか。
大企業が野党に対してほとんど献金しないのは、野党に献金をしてもそれが実を結ばないからじゃないか。

麻生の言う「民主主義のコストが企業団体献金」は、国民はワイロと思っている。

麻生は「企業献金が政治をゆがめ、個人献金はゆがめないとの主張にはくみしない」とまで言っているがこれも欺瞞で、政治資金規正法には「企業献金の 1 年間の上限額は、資本金や団体の規模に応じ. て 750 万〜1 億円。
個人献金の上限は政党・政治資金団体に. 対しては 2,000 万円」

と書かれている。
麻生は企業と個人の献金額が違いすぎるのは言わない。

やっぱり企業が年間1億も献金するという事は、見返りを期待しないとできない額だ。

麻生は民主主義、民主主義と連呼するが、民主主義の本場の欧州のどこの国でも「企業団体献金あり」なんて聞いたことがない。

麻生の言う民主主義は、日本流のなんちゃって民主主義思想だと思うが。
どれだけ譲っても、麻生の言う民主主義のコストは、自民党を守るため、政権の座にいるためのコストの匂いが強い。

それにしても真の「民主主義」をこれでもかと破壊してきた金権政治の自民党には「民主主義のコスト」と言う言葉だけは言われたくない。

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2024.12.19

「103万円の壁、自民が維新・国民民主を両天秤」結局そうなるよね

長年政権を運営してきた自民党の事だけある記事内容だ。
素人目に見ても、そうなるわなあと思える。

「103万円の壁」対応に苦慮、自民が維新・国民民主を「両てんびん」に…強硬姿勢の国民民主に軟化促す           
             12/19(木) 6:48配信 読売新聞オンライン

>自民党が少数与党の苦境を乗り切るため、野党第3党の国民民主党に続き、第2党である日本維新の会に接近している。国民民主が「103万円の壁」見直しなどで兆円単位の財源が必要な政策を強硬に主張することに苦慮しているためで、教育無償化を目指す維新を取り込み、国民民主の軟化を促したい考えだ。

国民民主は、選挙が終わった途端キャスティングボートを握っているとおだてられ、政権の一員にでもなったつもりのような動きをしていた。

玉木や榛葉の舞い上がった振舞が横行していたが・・・・
12月11日の自公国の幹事長会談で、補正予算に賛成する代わりに「103万円の壁」について合意をしている。
Gelnepvaeaewh7k_20241219115101 000391164_1200 合意書には「178万円を目指して」と書かれているのが分かる。

が、国民民主は「103万円の壁」を幹事長レベルで「178万円を目指し)」て3党合意したのに、いきなり上から目線で自民党に対応し、相手から色よい返事が聞けないとして席を立って交渉しないと言えば、政権運営に長けている自民党が、予算通過の為には次の手を打つのは当然だ。

だてに長年政権を取り続けてきたわけじゃない、

そもそも、自民党は前から、常に政権与党になびきあからさまにすり寄って行く維新や国民民主を天秤にかけてきたところがあり、国民民主が自民党に取って色よい返事をしなければ、そりゃ維新の方に目が行くのは当然じゃないか。

教育無償化の財源は6000億円と言われているが、103万円の壁を廃止するのは何兆円もの財源が掛かる。

狡猾な自民党としては予算を通す為なら両党を天秤にかける。 20241218oyt1i502261 しかも自民党は、国民に金を掛ける程度が低ければ低いほど良いと考える政党だし。

自民と維新が先に合意すれば、国民民主はお呼びがかからないし、逆も真なりで自民と国民民主が先に合意すれば維新にお呼びがかからない。
キャスティングボートを握っていると浮かれていたら、一寸先は闇と言うか、板子一枚下は地獄になる可能性大だ。

最後は利用されてポイ捨て?

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2024.12.18

「これ以上協議できない、国民民主が10分で退出」なぜ粘らないのか

国民民主は、支持者向け、そして野党第一党になるために国民に良いところを見せたいのかもしれないが、いきなり椅子をけ飛ばすような行為は交渉としてどうなのか。
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パフォーマンスとしか見えない行為をする国民民主

支持者は大喜びしてもっとやれと思うかもしれないが、本当に103万円の壁で苦しんでいる人たちを助けようと思うなら、粘り強く交渉するしかないのではないか。

「これ以上協議できない」自公国税調、国民民主が10分で退出 自公側は協議継続姿勢    12/17(火) 13:35配信 産経新聞

>自民・公明・国民民主の3党は17日午前、税制調査会長らによる協議を行った。年収103万円を超えると所得税が課される「103万円の壁」の引き上げについて話し合われる予定だったが、自公側から国民民主の求める178万円まで引き上げるための具体策が示されなかったことから、国民民主の古川元久税調会長は10分程度で退出した。自公側は引き続き協議を続ける姿勢を示したが、

そもそも、自公国は幹事長レベルで「178万円を目指す」とあいまいな文言で合意しているわけで、だとしたら国民民主はその金額を目指してあの手この手で粘り強く自公を説得するしかないと思う。

それを、自公から具体策が出なかったと言い、いきなりの椅子蹴っ飛ばしはいかにも大人げない。
合意してから、自公に何回も煮え湯を飲まされ続けたと言うのなら話も分からないでもないが、合意してから1週間でこの気の短さは何なのか。

やはり交渉事と言うのは段階を踏みながら進めるしかないのではと思う。

イチかゼロかの話ではなく、お互いに歩み寄ることが必要だと思うが、国民民主のこの強気な態度はどこから出てくるのだろう。
幼稚園児が駄々をこねているような感じがしないでもない。

そして、ちゃぶ台をひっくり返してそれを報道させ、国民民主の名を挙げようとしているようにしか見えない。

しかも国民民主の無責任なところは、財源を自公に丸投げしている事だ。

国民民主が言うように壁を178万円まで引き上げると言う話は、一回こっきりの話ではなく恒久的な話で莫大な財源の確保は必ずいる。

それを要求している方が財源など知ったことか。と言う話は通らないと思う。
自公が少数与党だから、足元を見て何を言っても良いという話にはならないと思う。

要求した方もされた方もどこから財源を引っ張ってくるか、それを考えるのは当然だ。
財源を自公に丸投げなら、威勢の良い話をいくらでも言えるし、国民は拍手喝采になるし、それを狙ったのじゃないの?

国民民主ならありえない話ではない。

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2024.12.17

田崎、ラスボスと言われている宮沢税調会長に政治オンチと。

田崎が珍しく本音を言った。

今日のモーニングショーに例のごとく田崎が出て来て103万円の壁について123万円と言った宮沢税調会長に対してここまで言うとは思ってもいなかった。

どうも宮沢税調会長は巷でラスボスと言われれいるそうだが、田崎に掛かったらマヌケなラスボスだった。
交渉術からしたら田崎の言う通りじゃないか。

田崎史郎氏「本当にこの人、政治オンチ」と思った政治家名を挙げる「本当に下手」とバッサリ 12/17(火) 9:57配信デイリースポーツ

>この日は13日に自民党の宮沢洋一税調会長が、103万円の壁を123万にと提示したニュースを取り上げた。
>これに田崎氏は「まず、宮沢洋一さんが先週の金曜日に123万円というのを打ち出したわけです。ぼく、どういう意味なんだろうなってよくよく考えても、本当にこの人、政治オンチなんだなと思いました」とバッサリだ。
>「本来まとめるつもりなら、金曜の段階で110万円ぐらいだって言っていれば、そこで反発されて123万円にしたら落ちていたかもわからないが、123万円の本音を出したから、それ以上出さないと収まらなくなった」と解説。「そういう意味では本当に下手だと思う」と述べた。

国民民主の玉木が、178万円に近づけようといきり立っているのに、いきなり123万円でどうだと最終金額を行ってしまう宮沢。

私たちがするどんな交渉でも交渉過程からしたら、お互いが小出しに金額を出していき、お互いの落としどころで合意するのが交渉だと思っていたが、いきなり123万円と金額を提示する税調会長

宮沢が123万円と金額を言えば、国民民主はその上の金額を言うに決まっている。
ホント、アホだよなあ・・・・
そしてセンスがない。
今頃、財務省も頭を抱えているのではないの?

自民党ヒイキの田崎にまで「政治音痴」と言われるようでは「ラスボス」の名が泣く。

しかし、一般人でも交渉する力はあるのに、ラスボスと言われてきた宮沢がこんなチョンボをやるようでは情けない。
まあ、103万円の壁に泣かされて来た国民の方としてはありがたいチョンボだろうが。

しかし税のプロだとしても、政治家なら交渉術が必要な時もあるのにこんなマヌケではねぇ
財務省にとっては希望の星だったはずの税調会長の体たらくは残念だったね(笑)

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2024.12.16

私人の安倍昭恵がトランプと夕食を共にするだけでメディアは大騒ぎ

ものすごい騒ぎようだ。

安倍昭恵が、トランプに夕食会に誘われて夕食を共にすると言うだけで、どのメディアも大騒ぎになっている。

やたら国益を期待している人が多いが、私人の元総理の妻がそこまで権限を持っているとは思えない。

安倍昭恵さんがアメリカに到着…笑顔で手を振り車へ フロリダ州のトランプ氏宅で私的な夕食会に参加        
  12/15(日) 12:17配信 FNNプライムオンライン(フジテレビ系)

>安倍晋三元首相の妻・昭恵さんが、アメリカのトランプ次期大統領との夕食会に参加するため、マイアミ国際空港に到着しました。
>石破首相とトランプ氏との会談の時期の見通しが立たない中、今回の昭恵さんの面会が注目されます。

私は自民党も石破が嫌いだが、それでも一国の総理がトランプに面会を断られたすぐに、簡単に誘いに応じ安倍昭恵がしゃしゃり出てきたら石破だって気分が良くないだろうに。

例え儀礼的にも石破に花を持たせ、いつになるか分からないとしても石破と面会後に安倍昭恵が個人的にトランプと夕食会を共にするという話なら、どうぞと言うしかないが、このタイミングで渡米するのはどうなのか。
しかもメディアも大はしゃぎ。

石破を腐しているも同然の安倍昭恵の言動を報道するメディア
安倍昭恵も、少しは総理としての石破に配慮したら良いものを。

日本のメディアは、トランプと安倍昭恵を過大に評価しているのではないか。
政府から特使としての扱いを受けているわけでもないのに、変な話だ。

他の報道では、「晋三氏が亡くなった後もトランプ氏と定期的に電話」と見出しにあったが、トランプってそんなに人情に厚い人物だったのか。
にわかに信じられない。

トランプと、お涙頂戴や日本的な浪花節は対極にあると思うが。

そもそも夫の安倍晋三が亡くなったことで、もう妻の役割は終わったはずなのに、なんでここまで安倍昭恵が期待されるのか。

どう考えても、いくら石破の前にトランプと面会したとしても、ここまで一私人の動向を報道する必要があるのかものすごく疑問だ。

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2024.12.15

さすが玉木「あと1週間、なんとか178万円を目指して頑張りたい」

ドン・キホーテ玉木は、例によって突っ込みどころ満載の話をしている。

「あと1週間、なんとか178万円を目指して頑張りたい」国民・玉木氏「103万円の壁」引き上げ…自公との協議
   12/14(土) 13:28配信 FNNプライムオンライン(フジテレビ系)

>役職停止中の国民民主党・玉木代表は14日、いわゆる「年収103万円の壁」の引き上げを巡り、「あと1週間、なんとか178万円を目指して頑張りたい」と述べた。
>国民民主が178万円を求めている「103万円の壁」の引き上げを巡っては、13日に自民・公明両党が「123万円」とする案を提示したが、国民民主側は容認しなかった。

どこが突っ込みどころか検証してみよう。

そもそも役職停止3か月の玉木が、なんでここまで表に出てくるのか?
メディアもなんで報道するのか。
それは、玉木が代表だからこそで、ぺいぺい議員だったら何を発言しようとここまで報道しない。
玉木もすっかり「役職停止3か月」を忘れてしまったのか、忘れた振りをしているのか、我こそ「代表」の発言をしている。

どうも国民民主の懲罰とやらは、他党では通用しないほど軽いものらしい。

「なんとか178万円を目指して頑張りたい」発言も変で、いい加減な合意書を作り補正予算に賛成した党がどの面して言えるのか、頑張るのは補正予算前の話じゃないのか。

日付の無い合意書にサインして大見えを切ったが、狡猾な自民党にしてやられた維新の馬場と被るものがある。
そういえば玉木は、今年、トリガー条項の凍結解除に「政治生命をかける」と語り、自公との協議を進めてきたはずなのに、あっさり協議から離脱した経緯がある。

国民民主は、衆議院選挙の公約で基礎控除などの合計をいまの103万円から178万円に引き上げることを掲げ、議席が4倍増になった。

国民民主は、政府と個別に「103万円の壁」を178万円に引き上げる事と引き換えに予算案に賛成した筈が、知らない間に「目指す」に変化。

すっかり自民党の策略にはまってしまっている。
国民民主は自民党が提示した123万円に激怒したそうだが、これも茶番臭い。

しかも当初、財源は自公で考えてくれと丸投げしていたのに、今度は「地方財政に迷惑はかけない」に。
どうやって地方財政に迷惑をかけない方向へ行くのか、それこそきちんと案を示すべきじゃないのか。

初めはイケイケドンドンで注目を浴び、あっという間に後退していく「103万円の壁」

178万円などとてもじゃないが実現しないだろうし、自公と国民民主の落としどころはどこになるのか。。。

しかし国民民主の主張の178万円はスタートラインだったはずなのに「178万円を目指す」に後退して行くところは、国民民主らしい経過だ。

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2024.12.14

野党を操ることは上手いが政治改革は全くする気が無い石破総理

さすが自民党の総裁・総理と言うところだろう。

昨日の記事にも書いたが、野党と個別に協議することによって、野党を取り組み予算を成立する事だけは上手いが、これからの時代に合った真の意味の政治改革をすることは極端に嫌がるのが自民党総裁・総理の特徴じゃないか。

石破もその例に漏れない。

元首相 企業団体献金“死守”の石破首相に苦言「マルはバツかと言われたらバツ」 かつての約束引き合いに
           12/12(木) 17:39配信 スポニチアネックス

>リクルート事件、東京佐川急便事件などによる政治不信をきっかけに、93年に発足した非自民党の8党派による連立政権で、細川氏は首相に就任。政治改革を最優先課題として取り組んだ。政党交付金を導入し、政治家個人への企業・団体献金の禁止とする法律の成立に尽力した。また政党・政党支部に対する献金については、5年後に見直すとされていた。

今の自民党には全くそんな気概はまったくない。
とにかく自分たちがいかに国民を騙して既得権益を死守するか、それしか頭にない。

権力を行使する政権与党に対して、企業や団体からの献金額は野党の比ではないくらいに巨額だ。

それが政権を維為するための生命線になる事から、国民からの「企業団体献金は無くすべき」との声がどれだけ上がっても、なんだかんだ屁理屈ばかり言って手放そうとはしない。

今では、政党交付金と、企業団体献金の二重取りになっている。

>10日の衆院予算委員会で、企業・団体献金について問われた石破氏は「あの時、公的助成を入れるから企業・団体献金廃止だというようなコンセンサスだったとはまったく記憶をしていない」と述べ、見直しに後ろ向きな姿勢を見せた。

突如、記憶喪失に陥る石破。
企業団体献金を禁止する代わりに公的助成を入れるという事で、当時の政治家たちは尽力してきたのに、今になってそういうコンセンサスではなかったとは、盗人猛々しいにもほどがある。

じゃあ、なんで企業団体献金あり、そして公的助成もするという話になったと思っているのか。

当時、志を持って政治改革に進んだ人たちが、二重取りになる盗人に追い銭のようなことをするとは思えない。
企業団体献金を止める代わりに、代替案として公的助成の話になったのだろうに。

素人が見てもそう読み取れるのに、なんで自民党と言うか石破だけは、そういうコンセンサスだった記憶はないと否定するのか。

強欲にもほどがある。
そして石破の人間性にも問題がある。

野党を甘言で釣って予算を通過させる術には長けているが、国の為、国民の為に、真の政治改革をする気は全くない自民党、そして石破。

やはり参議院選挙で国民が鉄槌を下すしかない。

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2024.12.13

想像と違って、石破政権は相当手強いかも(褒めてない)

今までの安倍菅岸田にないタイプなのが石破で。

自民党が少数与党になり、この先の政権運営が困難になり、すぐにでも政権が崩壊すると思いきや、この人は悪い意味で手ごわい総理だったようだ。
弱いと見せかけて駈け引きが巧いのでは?と思う今日この頃。
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立憲には立憲の肝の復興予算積み増しに同意し、維新には教育無償化の協議に応じ、国民民主には103間年の壁引き上げに合意し、それと引き換えに各野党は補正予算案に賛成する。

もっとも、立憲以外の政党・維新は「協議に応じる」であり国民民主は「中身スッカラカンの合意文書」だが。

石破政権は、各野党に個別に対応し個々の野党に花を持たせ、結局予算案に賛成してもらう。
こういう戦法を編み出したようだ。

誰が考えたか知らないが、安倍や菅、岸田政権では見られなかった巧みな手法だ。
これだったら、その時々の野党にヌエのように抱き着き予算を成立させることができる。

そして野党間の結束も無くなり、弱体化することもできる。

石破は野党にとっては相当攻めにくい相手で、与党を攻めるアイテムが、裏金や企業団体献金禁止など限られてくる。
それをしつこくやっていると、必ず救世主のネトウヨが現れ「いつまでそんな問題をやっているんだ!」と非難ごうごうになる。

こういうシーンが予想されるわけで・・・・
野党は攻めにくいのではないか?

交渉巧者の自民党は、少数野党の国民民主や維新を手のひらの上で踊らせることはいくらでもできるし、政権を倒せそうな感じがしなくなった。

各野党の立場をうまく利用し、花を持たせて予算案を成立させる実に巧妙な手法だ。
そういう手を石破が持っていたとは・・・・

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2024.12.12

103万円の壁・ガソリン減税とか言っている間にも「防衛特別所得税」新設

突如、103万円の壁、ガソリン減税に3党合意したと報道がされていたが。。。

自民党は狡猾だ。

自民党は何が何でも補正予算を通したいがために、国民民主を利用・抱き込んで3党合意したそうで、榛葉がドヤ顔で映っていた。

その合意書には、「178万円目指す」とか「ガソリンの暫定税率は廃止する」となっているが、いつまでに目指すのか、いつまでに廃止するのか、いつ決着が付くのかが皆目分からない。
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そんな曖昧な文言で、悪知恵にかけては狡猾な自民党に太刀打ちできるだろうか。

「目指す」なんて文言が入れば、永遠に目指す事ができる。
10年でも20年でも目指せるし、その間に政権が変わるかも知れない、総理が変わるかも知れない。
結局、無責任な話で終わってしまう可能性すらある。

自民党のお家芸の「先送り」と何ら変わらないような気がする。

以前、当時の維新馬場代表が、抜け駆けで自民党と「旧文書通信交通滞在費改革」の合意をするに至ったが、合意書に日付が入ってなかったことで自民党から改正の見送り、要するに反故にされた経緯がある。

国民民主の玉木も、今年2月にトリガー条項凍結解除の即時決断を総理に迫ったが「至急検討する」とかわし続けられた。

政治がドタバタしている間に、「防衛特別所得税」なる増税が新設されるそうだ。

「自民党はまた増税かよ」政府の「防衛特別所得税」新設報道でトレンド「減税は時間かけるのに」
12/11(水) 18:05配信 日刊スポーツ

>「防衛特別所得税」というワードが11日、SNS上のトレンドワードに急浮上した。

103万円の壁と騒いでいるうちに、裏では増税が待っている。
一方で減税をしても、一方で増税が画策されているわけで、結局、減税したと恩を着せて、知らない間に増税されているという図じゃないの?

「防衛費が必要なのは理解出来る」と日本政府に寛容な声を聞くが、年々防衛費増大をするような分不相応な事をする余裕が日本にあるのか。

復興特別所得税も2023年度で終了し、ようやく負担軽減になると思っていたら「森林税」と名を変えて徴収されているし、一度増税されると、ほとんど絶対と言ってよいほど終わりが来ない。

しかし、3党で何でも合意してしまえば、他の野党いる?
なんか腑に落ちない。

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2024.12.11

石破「企業・団体献金の禁止は憲法に抵触」またまたゴネまくり

石破も持論があるのかないのか、やたら企業団体献金廃止に対してゴネまくっている。
昨日の記事にも書いたように、企業団体献金は自民党の生命線のようなものでこれが無くなれば、政権を維持できなくなるからか必死で詭弁を使ってでも反対の立場を取っている。

次から次へと詭弁と屁理屈を駆使して企業団体献金だけは死守するつもりの自民党

石破も総理になってからは、ご多分に漏れず自民党脳で憲法まで持ち出しこじつけ。
オタクだけに、日ごろから屁理屈ばっかり考えていたのか。

石破総理「企業・団体献金の禁止は憲法に抵触」 立法論としての制約の余地は認める
       12/10(火) 14:15配信 TBS NEWS DIG Powered by JNN

>石破総理は10日、立憲民主党などが主張する企業・団体献金の禁止について“憲法に抵触する”との考えを示しました。
>企業も表現の自由は有している。自然人だろうと法人だろうと問いません。企業・団体の献金を禁ずることは、私は少なくとも憲法21条には抵触すると思っている。by石破

なんか変だ。

企業が見返りを期待する献金に対して「表現の自由」ってなんなんだ?

そんなことを言い出したら、煽り運転でも万引きでも表現の自由の一環と言う屁理屈も成り立つわけで、総理がワイロもどきを「表現の自由」と言うとは全く思わなかった。

そもそも過去、企業団体献金に関する不祥事があったリクルート事件や東京佐川急便事件を契機に、政治腐敗を根絶するために政党交付金を導入し、その代わりに企業団体献金は5年をめどに禁止する方向へ向かおうとしていたのに、なぜか30年以上経った今も実行されていない。

それを恥ずかしげも無く、企業団体献金は表現の自由だと言ってのける石破。

しかも石破は憲法に抵触すると言っているが、だとしたら30年前に細川と自民党の河野の合意は憲法違反とでもいうのだろうか。

それほど石破が企業団体献金存続にこだわる積りなら、自民党だけ政党交付金と企業団体献金の二重取りを解消する必要があるのではないか?

政治家ばかり焼け太りになっている今の現状。
特に自民党は、企業団体献金も政権与党である自民党にほとんどが渡り、政党交付金も議員人数に合わせて交付され、焼け太り中の焼け太りだ。

高い歳費を貰いながら、特権は恐ろしくある政治家だけが得する社会で良いのか。

「企業献金の9割が自民党で、自民党は31億2千万、次の立憲は2億1千万」だそうだ。

金で政策を買い政治がゆがめられているのが分かっているのに、自民党は、なんだかんだ屁理屈つけて既得権益を手放そうとはしない。

自民党も自民党なら大企業も大企業だ。
こんなある特定の人たちだけが潤って、大多数の国民は物価高にあえぐ社会。
しかも、政権与党が加担していることに絶望を覚える。

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2024.12.10

「自民の企業献金、24億円 最多はトヨタ」自民党に取ってはおいしい収入源

2023年度の自民党への企業献金は24億円と言う。

自民の企業献金、24億円 最多はトヨタ、住友化 23年の政治資金            11/30(土) 7:07配信 時事通信

>総務省が29日公表した政治資金収支報告書によると、2023年に企業や業界団体が自民党に行った献金の総額は前年比1.9%減の24億37万円だった。
>企業の最高額はトヨタ自動車と、十倉雅和経団連会長の出身企業、住友化学の5000万円。鉄鋼大手や外食、航空の増額も目立った。

莫大な献金を貰っているからか、長年、国民を犠牲にした円安誘導と物価高騰が続いている。
次から次へと真綿で首を絞められるように物価が高騰し続けているが、その傾向はやむことはない。
どうなってしまうのだろう私たちの生活は。

野党に献金してもほとんどメリットがない事を考えれば、献金先が自民党に行くのは当然としても、政治家ほど献金・献金といかにも尊い金のような扱いだが、ぶっちゃけて言うと「献金と言う名の賄賂」じゃないのか。

野党の場合は献金で党を「育てる」「カンパする」と言う意味合いがあるかもしれないが、与党への献金はほとんど見返りを期待していると思う。
地獄の沙汰も金次第で、何の見返りも無く何億の金を献金する行為は、考えられない。

石破が、総裁・総理になった途端、見事に変節を遂げたが、やはりこの総理も前総理の岸田も「企業団体献金の廃止」を嫌がっている。

石破は「政党として避けなければならないのは献金によって政策がゆがめられることだ。個人献金も企業・団体献金も違いはない」と言って企業団体献金禁止に否定的だ。

石破の発言とは裏腹に、現に献金によって政策がゆがめられているのにね・・・

と言うのも自民党に取ったら、企業団体献金が政権与党でいられる肝というか生命線と言うか、これが無かったら権力を維持できないと考えているから、いつまでたっても「企業団体献金禁止」を、なんだかんだ屁理屈つけて維持したいのだろうが、この国は何時代なんだろう。

経団連関連の企業からの献金が大きいが、それだけ献金をする裏には、「法人税の減税、輸出戻し税、大企業優遇税制等々」があるからで、もし自民党がそれをすべて廃止したら、大企業から莫大な献金が集まらなくなる。

廃止したら企業は一斉に献金を止めるだろう。
結局、企業献金=賄賂で、政策を金で買ったという事じゃないか。

何十年もこんなことばかりやってきて、富める者はより富み、貧しいものはより貧しくなって行く我が国。
多くの人は「働けど働けどなお、わがくらし楽にならざり・・・・」の心境だと思う。

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2024.12.09

「国民民主・玉木氏、首相への申し入れに同席」役員停止なのに?

おかしいじゃないか。
玉木は不倫問題で役員停止になっている。
その人物がなんで国民民主としての申し入れに同席するのか・・・
訳わからん

国民民主・玉木氏、首相への申し入れに同席 不倫問題で役職停止中         12/6(金) 19:19配信 朝日新聞デジタル

>国民民主党の玉木雄一郎衆院議員(不倫問題で代表を役職停止中)は6日、同党の浜口誠政調会長らと石破茂首相による首相官邸での面会に同席した。
>玉木氏は面会後、記者団に「『衆議院議員・玉木雄一郎』として来た。薬価の問題は私はずっとやってきた」と話した。

薬価の問題をずっとやってきたなら、役職が無くても一議員として面会ができるとは知らなかった。
それがまかり通るなら、自分には長年のライフワークがあるからと言えば、簡単に総理と面会ができると言う事にならないか?

いつも国民民主に大甘な連合ですら「役職停止中なのに、普通の感覚なら参加しない。反省していないことの表れだと党への風当たりが厳しくなる」と言っているが、まさにその通りで普通の感覚なら面会しようとする気も起きないのではないか。

そもそも「役職停止3か月」という事は、3か月間は「活動を自粛したり謹慎する」に繋がるのではと思うが、玉木の場合、テレビにジャンジャン出まくっているそうで。

役職停止でもテレビに出たり総理と面会できるなら「役職停止」の意味がなくなる。
テレビに出ること自体、反省している人の態度とは思えない。

ひょっとしたら国民民主の「役職停止」「処分中」とは普段と変わらない行動をしても何ら問題なしという事なのか。

だとしたら、真面目に謹慎している方がアホらしくなってしまう国民民主の「役職停止」
結局「役職停止」は絵に描いた餅で、まったく意味のない罰だったという事だ。
言ってみれば安倍が「責任は私にあります」とヘラヘラ言い、言っただけで終わりみたいな事じゃないか。

しかしすごいわ・・・
榛葉まで玉木氏について「テレビも取材も何でも出ます。それ、議員の権利なんでね。」と、役員停止3か月は何だったのかと思うほど自分たちに都合の良い発言しかしない。

国民民主は、党自体がすっかり与党気取りだし、党規約もまともに守る気なしの自分の言葉に責任を持たない集団だと思う。

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2024.12.08

ゲンダイネットで、裏金議員が政倫審に出席する事にした理由が分かる

参議院でなぜ裏金議員がこぞって政倫審に出席と手を上げたのか、ゲンダイネットを見て良く分った。

杉田水脈ははこの際どうでもいい。

杉田水脈氏がハシゴ外され参院転出に“赤信号”…裏金非公認の免罪符「政倫審」弁明は現職のみ
                          12/8(日) 9:06配信 日刊ゲンダイDIGITAL

>参院政治倫理審査会に参院側の旧安倍派の裏金議員27人が出席の意向を示したが、大半の23人が非公開を希望している。非公開なら議事録も公開されない。国民への説明責任に疑問符が付くが、石破首相は6日の参院予算委員会で「無意味とは思わない」と非公開を容認。
>政倫審出席を「我も我も」と希望する理由は、分かりやすい。
>石破は3日の参院代表質問で、来夏の参院選の公認判断について「衆院選と違う対応を行うことは考えていない」と答弁。同じ基準が適用されれば、とりわけ来年改選の裏金議員にとって政倫審出席が「免罪符」となる。

結局、なんで参議院議員が政倫審に出席希望かと言うと、あの大ザルの政倫審に出席すれば、「自民党から公認されるから」という事になる。

だから今まで頑として政倫審出席を拒んで来た議員が、我も我も手を上げると言うみっともない展開に。

やはり何と言っても公認は選挙に出馬する人間にとって大きな力になるし、選挙資金にも大きく影響してくる。

そのためには裏金議員は、嘘を言っても何ら咎められることのない政倫審に出席をし、自民党からの公認を得ようとする魂胆に違いない。

しかも石破が援護したように「非公開」になれば、自分の発言が議事録にも載らず願っても無い展開で、我も我もになったのだろう。

そこまでしても自民党は議員数を減らしたくなかった。

自民党としても、衆議院と違って参議院は政権与党の議席数が野党より上回っていることもあり、裏金議員でも何でも自民党議員として選挙に出馬させて選挙に勝ちたい一心で「政倫審」を利用したのだろうと想像がつく。

自民党と裏金議員の思惑や利害が一致したという事に尽きる。

それにしても自民党は、どんなことも利用する政党だと思って来たが、まさか「政倫審」まで利用するとは・・・・
石破はエグイ。

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2024.12.07

「石破首相、政倫審の非公開容認」こんな考えの自民党は信用できない

全く、石破カラーはどこへ行ったのやら。

政倫審を非公開にする?
どれだけ身内に甘いんだか・・・

自民党は変わると言いながら、こんな自民党の論理が最優先するようでは、今までの安倍・菅・岸田と何も変わらない。

石破は、自民党内のガス抜き要員だったという事だ。

石破首相、政倫審の非公開容認 政治資金監査「厳正性を担保」 参院予算委       12/6(金) 15:56配信 時事通信

>石破茂首相は6日の参院予算委員会で、自民党派閥の裏金事件を受けた参院政治倫理審査会の開催に関し、公開しないことを容認する考えを示した。
>参院政倫審に出席する意向を示した旧安倍派の27人のうち、23人が非公開を希望している。その場合は議事録も公表されない。

なんじゃこりゃ・・・・
そりぁ、裏金議員は非公開と言うに決まっている。
公開すれば報道され、いろんな批判を浴びる事が分かっていての、石破の公開しない発言。
しかも議事録も公表されないでは、政倫審を開催する意味がなくなる。
しかし高い歳費を貰っている議員が自分のわがままを通そうとすることに驚く。
これが通用すると思っているのが自民党議員だ。

そんなことばかりやってもまだ自民党を信任する人がいる一方、議員の方もまだ自分たちの置かれた立場が分かっていない。

しかし隠す気満々の議員の意向を聞いてどうするのか。
この裏金議員たちは最後の最後まで政倫審出席に反対していた議員ばかりだ。

裏金事件は政治家が今後、国民の目の届かないところで甘い蜜を吸わせないためにも、すべて公開して裏金ができない仕組みにもっていくのが、裏金の当事者である自民党の責務であろうに。

寝ぼけた事ばっかり言う石破。
やっぱり自民党はどうかしている。

>首相は政治資金規正法再改正の自民案に盛り込んだ政党支出の監査組織について「厳正性を担保された第三者機関でなければならない」と語った。

政治資金規正法再改正の自民案は厳正性を担保すると言っているが、その前の裏金議員に対しての超甘対応を何とかしないといけない。

石破は所信表明演説で「謙虚に、真摯に、誠実に国民と向き合いながら、政治改革に取り組む」と表明したそうだが、なに?この嘘八百ぶりは。

それにしても、現実逃避かと思うような茶を吹き出すレベルの表明は、自民党の伝統なのか。

大人なら現実に沿った表明をしてくれ。

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2024.12.06

30年ぶり野党予算委員長が一喝「時間を守りなさい」これで良い

先の選挙で自民党が少数与党になって、野党側にも各委員長職が与えられるようになった。

今まではほとんど自民党議員が各委員会の委員長職を独占していたと言っても過言ではないほど、自民党の委員長が多かった。

先の選挙で自民党が負けたことで、いろんな委員会で野党の委員長を見ることができるようになって、当然、自民党の大臣に対してのヒイキの引き倒しや、時間配分など大臣に忖度する図を見なくて良くなるし、国会の論戦が少しは活性化するのではと大いに期待していた。

やっぱり効果が出ている。

30年ぶり野党予算委員長が一喝「時間を守りなさい」 立民・安住氏「不偏不党」に警戒感 12/5(木) 21:10配信 産経新聞

>石破茂首相と全閣僚が出席する衆院予算委員会が5日開かれ、立憲民主党の安住淳前国対委員長が予算委員長として本格デビューした。野党議員が予算委員長を務めるのは平成6年以来30年ぶりで、先の衆院選での与党過半数割れを象徴する。
>この日、与野党問わず時間オーバーする議員には「時間ですよ」と注意し、野党議員がやじを飛ばした際には「ご静粛に!」と制した。「時間厳守」にこだわったことについて、安住氏は「予算委での質疑は国会議員にとっても重責。時間を守って、国民にわかりやすい質疑をする責任がある」と周囲に説明した。

こういう公正公平な姿を見ると胸が熱くなる。

今までいかに酷かったか、与党の委員長はほとんどと言ってよいほど与党側に忖度をし見苦しいほど大臣の太鼓持ち状態だった。

そして時代劇を彷彿とさせる自民党の権力者側に立った質疑が、今だに続いている事にもこれで良いのかと思い続けてきた。

それが無くなるとは思っていたが、これほど野党側の委員長が、与党にも野党にも厳しく対応する姿はすごくうれしくなる。

>与党の衆院過半数割れに伴い予算委員会は野党が多数を占め、風景もガラリと変わった。

これだよねえ・・・
自公が過半数割れを起こした結果、国会での論戦が活発化して、委員長も政権与党とか野党とか関係なくエコヒイキせず、ダメなものは駄目と言える姿勢。

今後もこれを貫けば、今までと全然違った国会風景になる。

少しは民主的な国会になるのであれば、先の選挙は国民に取ってとても有意義な事だったと思われる。

今まで、いつもひどい国会風景を見て来てあれが通常だと思っている人たちが「自民党しか政権を担えない」と自民党に投票してきたのだろうが、時代は変わって行くのに、日本だけがいつまでも封建時代の様な忖度国会。

それが、時代の扉が少しは開けたかのような国会風景を見ていると与野党問わず、誰が委員長になってもこういう公平・公正・中立の態度を取り続けて欲しいと願う。

これも先の選挙の功績の一つじゃないの?

常に政権交代可能な国にしていけば、これが当たり前になって行くのではと思う。

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2024.12.05

維新・馬場「緊急事態条項整備を」さすが思考が火事場泥棒並

韓国の大統領が戒厳令を出したことで、それを利用するかのように、緊急事態条項整備をと言い出す維新の馬場。

維新は利用できるものなら何でも利用するが、今回の韓国を見ていて、こんな事を言い出すとは

維新・馬場氏「緊急事態条項整備を」 戒厳令受け投稿、賛否渦巻く           12/4(水) 21:29配信 毎日新聞

> 韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が非常戒厳令を一時宣布したことを受け、維新の馬場伸幸前代表は4日未明、X(ツイッター)に「韓国で起こることは日本でも起きる可能性があるということを自覚しないといけない。憲法改正で緊急事態条項を整備すべきだ」と投稿した。
>これに対し、共産党の小池晃書記局長は4日の記者会見で「緊急事態条項は絶対に作ってはいけない。今回の韓国の非常戒厳を見ても、国会と地方議会、政党の活動と政治的結社、集会デモなど一切の政治活動を禁止し、全ての言論と出版は戒厳者の統制を受ける。非常に強権的な中身になっており、こうした事態を招く危険がある」と述べ、憲法改正による緊急事態条項の整備に反対した。

馬場は、韓国大統領のあの行き過ぎた行動を、なんと考えているのか。
大統領は自らの権力を維持するために権力を行使した。
議会が機能して大統領の行き過ぎた行為を短時間で収めた形になったが、国会が機能していなかったら恐ろしい事態になったと思う。
戒厳令が今でも続いていた可能性が大だ。

今回は大統領の独り相撲に終わってよかったが、権力者は権力を持っているがゆえに恣意的に「非常事態」を作れる存在だ。

馬場は、非常事態条項を憲法に明記させるのが目的でツイートしたのだろうが、権力者を縛るための憲法に「緊急事態条項」を加えれば、ますます権力者に大きな力を与えることになる。

そんな莫大な権限を権力者に与えたらどうなるか、火を見るより明らかじゃないか。
なぜ韓国の戒厳令を教訓としないのか。

昨日の記事にも書いたが、そもそもこの国の国民は、拘束力がなくても政府が決めた事には唯々諾々と従う傾向がある。
権威主義が根っから沁みついていると言っても過言ではない。

狂信的な総理が「緊急事態条項」を発出したら、今ままでの比ではないほど右向け右になり、お互いがお互いを監視するだろうし、〇〇警備隊や〇〇警察が蔓延る。

本当にそんな社会が良いのか、国民の為になるのか。
真の民主主義が備わっていないわが国では、「緊急事態条項」を憲法に書く事は危険すぎる。

それにしても馬場が目指すのは独裁国家なのだろうか。

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2024.12.04

「大統領の‘非常戒厳宣布’に抗った韓国市民」日本人は出来るだろうか

朝起きたら、ネットは騒然としていた。
韓国に戒厳令がでたそうで・・・・

韓国の大統領が22時過ぎに「非常戒厳宣布」戒厳令のようなものを44年ぶりに発出したという事で、野党がクーデターを起こし暴徒と化したのかと思っていたら、全然違っていた。

韓国の政権は、日本のようをに少数与党になっていて、野党の方が大きな力を持っていることもあり、野党が暴走するというのは考えられない。

「死ぬ覚悟で来た」…尹錫悦大統領の‘非常戒厳宣布’に抗った韓国市民、背景に民主主義の歴史
徐台教ソウル在住ジャーナリスト。『コリア・>3日22時過ぎ、野党を「反国家勢力」と見なす尹錫悦大統領による突然の‘宣布’で始まった、45年ぶりの韓国「非常戒厳」事態。
>明くる4日午前1時頃に国会で可決された「非常戒厳解除要求案」を尹大統領が受け入れ、同午前5時頃の国務会議(閣議)で非常戒厳解除を議決することで終わった。

短く言うと、どうも大統領の支持率が日増しに下がってきていることで、大統領が挽回するために大統領令を仕掛けたようだが、ソウル市民・韓国国民が大統領の声明「共産主義に国が乗っ取られる、野党は批判ばかりのテロ組織」に抗い、そして国会議員が瀬戸際で踏ん張ったことで、大統領の暴走を許さなかった。

民主主義が確実に機能していたという事だ。

しかしこれを日本に当てはめたらどうなるか

日本も憲法に「緊急事態条項」を盛り込もうとしている勢力がいるが、これが憲法に書かれたら万能の神になったと勘違いする権力者が出た時のことを考えると、めちゃくちゃ恐ろしい。

緊急事態条項を発出することでいかようにも国民を操れる。
日本で総理が「共産主義に国が乗っ取られる、野党は批判ばかりのテロ組織」と声明を出せば日本人は一発で引っ掛かりそう。

日本の場合、民主主義国家といえども、やっぱり国民が勝ち取ったわけではなく、敗戦後、他国から与えられたものだし、危機感が違うと思う。

しかも、日本人は韓国人と違っていまだに権威主義者が多く、お上のいう事に逆らえない。
たとえ抗ったとしてもすぐにご無理ごもっともになる可能性大だ。

そしてネットの発達とともに、匿名性をいいことに、強者にはなびき、弱者をいたぶる輩が恐ろしいほど湧いている日本。

国会前で市民がデモに参加したら、プロ市民とか活動家とか、下手したらお金を貰ってやっていると勝手にレッテルを貼り、罵詈雑言を浴びせ、真面目にやっている人を冷笑する事しかしない。

本当に考えがさもしい人が多い。

そもそも、日本に「在日」の人が多いからか韓国人を上から目線で蔑む人がなんと多い事か。

沖縄の人に対しても侮蔑的な発言をする人がいるが、常に自分より下を作って相手を誹謗中傷するなど貶めることでしか生きられない人がいるのも確かで、なんともやるせない一部国民性だわ・・・・

真面目に生きてる人を冷笑するネット。
本当に何とからならないものか。

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2024.12.03

「ガソリン 来月は185円に?今月から補助金を縮小」補助金ではなく減税を

国民民主の玉木は「103万円の壁」にのめりこんでいるが、公約の一つであるトリガー条項を早く政府に迫ることは重要だ。
今、目の前に迫っている危機がいかに大きいか・・・・

やる気の無い政府は「ガソリン減税の結論1年先送りの方針」と呑気に言っているようだが、すぐに動くべきだ。

しかし減税などやる気ないのじゃないの?

政府は、今までやって来たガソリン価格を抑えるために業者に補助を出してきたが、これからは縮小すると言っている。

自民党のことだから、抜本的な改革をする気が無く、その場さえしのげればと言う考えが前面にあるのか、何かあると業者補助を言い出すが、本来はガソリンに掛けている税金を下げることで多くの人が救われると思うが、そういう方向へは向かわない。

原油業界界隈の業者からの献金の高が「補助金」に繋がっているのだろうか。

全然知らなかったが、12月から補助金を縮小するそうだ。

ガソリン 来月は185円に? 今月から補助金を縮小 駆け込み“売り切れ”に懸念も 12/2(月) 11:18配信 テレビ朝日系(ANN)

>ガソリンの補助金について、政府は今月から段階的に縮小することを決めました。来月には1リットルあたり185円に上昇する可能性があります。
>■ガソリン価格 今月19日から180円に
>政府の「総合経済対策」から
「燃料油価格の激変緩和事業については12月から、出口に向けて段階的に対応する」
>しかし今後は、今月19日から補助金を5円減らして「180円」に。来年1月16日からは、さらに5円減らすことで、店頭価格が「185円」に上昇する可能性が出ています。

これだけガソリン価格が何年にもわたり高いという事は円安の影響を受けていることになるし、原油価格がいくら下がろうと円安が続く限りガソリン高騰は続く。

私は、いつまでも補助金を出すのは限界があると思ってきたが、突如のこの補助金縮小・閣議決定。

本来は補助金に頼るより、円安対策と、ガソリンに何重にも掛けられた税金を根本から考えることでガソリン代を安くすることができるだろうに政府はしない。。

ただただ業者に莫大な補助金を渡すだけ。

車に乗らない人は、ガソリン代が高くなろうと低くなろうと知った事じゃないのだろうが、ガソリン価格が上がればすべてに転嫁される。

物流もそうだし、物価にも大きな影響を及ぼす。

国民は今でさえ大変な目にあわされているのに、これからはもっと生活がし難くなり、ますます生活困窮者が増えるのではないか。

リッター当たり未曽有のガソリン高200円時代突入で、経済も回らなくなるしパイがどんどん小さくなって行くのが見える様だ。

玉木も「103万円の壁」に固執する前に、国民民主の主張通りに「トリガー条項」発動を主張すべきじゃないか。

玉木は、今、目の前の、大きな危機に対応すべきだ
少数与党がこれを飲めば、玉木にとって大きな勲章になるはずだ。

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2024.12.02

齋藤知事が大ピンチ「副知事のなり手がいない」因果応報

結局、今まで自分がしてきたことがすべて自分に返ってくるという事じゃないの?

齋藤元彦知事が大ピンチ「副知事のなり手がいない」問題が兵庫県庁内で紛糾していた…!12/2(月) 6:44配信 現代ビジネス

>齋藤元彦兵庫県知事の公選法違反疑惑による炎上が収まらないが、県庁内部でも大問題が取り沙汰されている。「副知事のなり手がいない」のだ。
>これまで副知事には生え抜きで実績のある幹部職員が就くのが通例でしたが、もう県庁内に進んで知事を支えようとする幹部はいない。理解があって有能な人が副知事にならないと、県庁は崩壊します

今の惨憺たる状態を考えると、中々「理解があって有能な人」は出てこないだろう。
斎藤側についている人間が怖いもの。

今、自分たちには関係ないと思っている人たちが言いたいことを言っているが、実際、自分の身に降りかかったときの事を想像したら、そりゃあ副知事職に手を上げる人はそうそういないだろう。

県が公益通報制度を生かせないばかりか、県知事や副知事がいきなり犯人を突き止めるかのような行動しかせず、通報者を保護する観点が全くない最悪な行為をした兵庫県。
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しかも出直し選挙では、違法か合法かすれすれの広告会社の選挙コンサルや、ユーチューブ界のゴロツキ立花孝志、そして斎藤の大応援団のやり口を見ていたら、副知事になりたいと思う人は限られると思う。

もし何かあった場合、立花の様な反社会的カルト集団(裁判で認められた)がユーチューブで嘘か本当か分からないデマを流し続け、プライバシーまで丸裸にし、斎藤信者からは知事は悪くない、悪いのはすべて相手で、誹謗中傷や罵詈雑言で攻撃され、自分だけでなく家族までも危険にさらされることを考えたら二の足を踏まざるを得ない。

今回の選挙戦は、日ごろ気づけない人間の醜い面が炙り出された選挙でもあった。

しかも、斎藤は再任されたのに未だに騒動が続いている。
選挙戦の良いイメージは低下していき、今度は今まで隠れていた生身の実態がどんどん拡散されている。

特に斎藤側の立花の冷酷・非道な人間性は目に余る。

兵庫県民は、もうほっといてくれと思うだろうが、明日は我が身で、こういった手法が定着していけば民主主義もへったくれも無く、日本中の選挙がSNSやユーチューブで誹謗中傷やデマを飛ばしたもの勝ちになりかねない現状を見ていると、黙ってはおれない。

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