トランプ「日本は米国をひどく扱ってきた」被害者意識がここまでとは

どこからこんな自分に都合の良い思考が生まれるのだろう。

昨日、石破とトランプが電話で会談した際、トランプが被害者意識満載の発言をしたと聞いて，開いた口が塞がらないというか呆れかえってしまった。

＞トランプ氏「日本は米国をひどく扱ってきた」　石破首相と電話協議後　　　　　　　　　　4/7(月) 23:14配信　毎日新聞

＞日本などに対する貿易赤字に関しては「彼らは貿易で米国をとてもひどく扱ってきた。彼らは米国の車を買わないのに、我々は数百万台の日本車を買わされている」と改めて不満を表明した。

トランプは商売人だと聞いたが、なにこの米国の田舎のおっさん的な発言は。

日本人が米国の車を買わないには訳がある。

日本の道路事情、例えば都市部の主要道路は片側車線でも何車線もあって使い勝手が良いだろうが、地方へ行けば片側一車線か二車線。

しかもちょっとわき道に行けば道幅が狭いところはワンサカある。
その道に合うような車となれば軽自動車だろうに。
そして、燃費重視の車が日本人のニーズなのに、バカでかい車や、ガソリン垂れ流し的なイメージのある米国車をだれが買う？

しかも米国車はすぐに故障するイメージまである。

本当に米国車を売り込むのなら、日本人のニーズに合ったような車を作るなり、悪いイメージを払しょくするようなCMを打つなり、企業として市場に売り込む努力が必要なのに、一切せず日本人は「おれら米国の車を買わない」。

トランプの俺様気質がすさまじい。

米国で日本車が売れているのは、米国民のニーズに合わせているからだろうに。
日本で米車が喜んで買ってもらえるような車づくりをしてこなかった認識が欠けているのに、米車を買え買え・・・
やっぱりトランプは俺様気質だ。

トランプの被害者意識満々の発言の中に、米国人の知恵の無さや創意工夫の無さが出ている。

しかも「米国は日本から酷い扱いを受けてきた」

はあ？よく言うよ。
戦後何十年経とうと、米国が要らないポンコツ兵器爆買いや、必要ない農産物も強制的に買わされ、日米地位協定や思いやり予算など米国から酷い扱いを受けてきたのは日本だ。

トランプも自国至上主義ではなく、日本の道路や生活環境をリサーチしてから物を言えと言う話じゃないか。

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