突如自民党議員が「反省すべきは反省」示し合わせたのかのように大合唱
自民党が「子供手当に所得制限なし」と言い出し、それは、過去の民主党政権時、徹底して自民党は反対して来た。と言われたら突如、自民党議員が総出で「反省すべきは反省」と言い出した。
なんだか気味わるい。
当時、民主党政権時に子供手当支給が採決された時に「愚か者めが。このくだらん選択をしたばか者どもを絶対に忘れん」と言い放った丸川珠代。
今になって当時の発言を蒸し返されると「反省すべきは反省」
岸田も「反省すべきは反省」
茂木も「反省します」
しかし、「反省すべきは反省」と言いながら、ただ言っただけで終わるのが自民党議員でいかにも殊勝な態度のポーズだけ。
これと似ているのは舌禍で批判された議員が「〇〇に不快な思いをさせたとしたらお詫びする」とか、安倍の常とう句の「責任は私にある」
皆、これ以上批判されないように批判をかわすために、殊勝な振り、ポーズをしているだけ。
本質は誰も何も変わっていない。
しかし自民党がようやく子供手当に対して理解を示すようになるまでに12年。
失われた12年だ。
あの当時に、国民が民主党政権に少しでも理解があればここまで少子化対策が遅れることはなかった。
当時は、自分達自民党が下野したことで民主党政権に恨み骨髄だったのか、とにかくどんな法案も反対して潰して来た。
いちゃもんとも思える「反対の為の反対」質疑ばかりで、口汚くののしったり、酷いヤジの横行。
今、ネトウヨか政権シンパか知らないが、野党は批判ばかりと言って野党を誹謗中傷しているが、下野した当時の自民党は批判どころか、すさまじい勢いで民主党政権に罵詈雑言をあびせていた。
あれはどう考えても批判ではなく、誹謗中傷の類だった。
丸川珠代だったり、森まさ子だったり。。。
本来は、一刻も早く国民を助ける法案を成立させなければいけないのに、法案成立率が極端に低かったのを私は覚えている。
よほど民主党政権の評価を下げたかったのだろうと思うが、メディアも政策について総攻撃。
だからなのか、仕分け対象になった部署の官僚もまったく政権をバカにして言う事を聞かず。
長年の悪政を正すには相当な時間と覚悟が必要だったが、我慢の効かない国民はたった3年で民主党政権を終わらせて、また元の木阿弥。
下野した自民党が政権の座に付いたら、より凶悪な政党に変身してしまった。
とにかく政権の批判をさせないように全精力を注いだのが安倍
その為には三権分立も破壊し、メディアまで掌中に入れた。
そして踏襲したのが菅。
今の自民党は保守政党とは言うものの、日本の伝統や暮らしを守ることではなく、自分達の利権や既得権を守ることに力を入れている。
そして世襲議員を支持する方も、支援者自身の利権に繋がるから未だにボンクラ世襲でも支持してしまう。
何一つ、国の在り方、これからの制度設計を考えず、自分達の私利私欲、利害関係だけで政治を行なってきた結果、経済も政治も人権もすべて世界から後れを取ることになった。
人治国家としてしまった国の悲劇じゃないか。
この構図を変えなければ、何があってもまた同じことの繰り返しだ
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