2025.02.13

袴田弁護団「検事総長談話は名誉毀損として国を提訴」応援します

当時、検事総長(畝本)談話には、腹が立って仕方が無かった

2024年10月13日の記事
牧原ネトウヨ・統一教会法相が自民党のお抱え畝本検事総長談話を擁護

検事総長談話の概要を載せておく
>静岡地裁の判決は、多くの問題を含む到底承服できないものであり、控訴して上級審の判断を仰ぐべき内容である」としつつ、「再審請求審における司法判断が区々になったことなどにより、袴田さんが結果として、相当な長期間にわたり法的地位が不安定な状況に置かれてきたことにも思いを致し、熟慮を重ねた結果、検察が控訴し、その状況が継続することは相当ではないとの判断にいたった。

部外者の私が見ても、これは検事総長の負け惜しみで、完全に袴田さんを犯人扱いしている談話だと感じた。
文をいくら読み進めても「本当は犯人だが、いろんな状況を考慮して検察は控訴を断念する」と言う感じにしか取れない。

ここへきて袴田さん弁護団が、検事総長談話は名誉棄損として国を提訴の方針を固めたと報道された。
「到底承服できない」との検事総長談話は名誉毀損として国を提訴へ…損害賠償求め 無罪が確定した袴田巖さんの弁護団
              2/13(木) 10:09配信 テレビ静岡NEWS

>やり直しの裁判(再審)を経て無罪が確定した袴田巖さんをめぐり、畝本直美 検事総長が出した談話は名誉を毀損しているとして、袴田さんの弁護団が国を提訴する方針を固めたことがわかりました。

死刑囚でありながら再審を経てようやく無罪になった人に対しての配慮が全く感じられない冷酷で残酷な畝本談話。

どうも無罪判決は地裁の判決であることを考えると、畝本としては控訴する気満々だったのじゃないの?
世間の声や周りの声を考えて、断念せざるを得なかったものの・・・
だからあんな負け惜しみ談話になった気がしてならない。

そりゃあ赤の他人でもこれだけ義憤を覚えるのだから、袴田さんや身内や長い間再審請求をしてきた支援者の方たちは、検察の体質に絶望を覚えた事だろう。

人間の尊厳をこれだけ地に落した畝本は、「人事権を握っている自民党」の裏金議員には甘いし配慮もするし(裏金議員65人一斉不起訴)で対応が月とスッポンで権力者の味方だ。

女性だから男性より優しいと思うのは大きな勘違いだった。
「初の女性検事」は常に権力者視点の名誉男性だったという事だ。

あれだけ個人の名誉を棄損した畝本は訴えられて当然で、袴田さんを全力で応援したい。

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2025.02.12

予算案、政府基金、約7.8兆円が「積み過ぎ」と立憲試算

少数与党になってよかった事が次々と出て来ている。
今まで、議論しようにも官僚の木で鼻をくくったような答弁や、自公が数の力で強行採決など、何一つ阻止できなかった。

が、自公が少数与党になったことで、国会でもきちんと議論ができるようになった。
しかも、政府の基金なんてほとんど知らなかったことが野党の手によって明るみに出て来て、それも何兆円も積み上がっているそうで。

少数与党の国会 予算案に無駄?立憲民主は政府基金、約7.8兆円が「積み過ぎ」と試算【サンデーモーニング】
       2/9(日) 13:46配信 TBS NEWS DIG Powered by JNN

>■野党先導で変わる国会 「省庁別審査」で指摘の“ムダな予算”
>一方で、少数与党の国会で“異変”が起きている予算審議。差配する委員長は、“野党議員”です。
>野党の要求により、今国会で初めて導入された「省庁別審査」のひと幕。
>「省庁別審査」とは、115兆円を超える新年度予算案の具体的な中身を省庁ごとに検証し、無駄を見つけ出す試み。
>これまで与党多数の国会では、与党側の予算案がそのまま通りましたが、“少数与党”では、野党が指摘する問題点にも向き合わざるを得ません。
>立憲民主党は、こうした基金のムダは、約7.8兆円にのぼると試算。そこから捻出した財源を教育・医療・介護などの予算に回すべきだと主張しています。

国民民主のやった振り「103万円の壁」とは大違いで、野党第一党としての貫禄が伺える。。

7兆円規模の基金の無駄を少しでも少なくすると、その財源を「教育・医療・介護」に回すことができる。
これは凄い事だ。
なんでもっと話題にならないのだろう。

自公が少数与党になったことで、今まで無駄の温床とされて来た政府基金の額が削られるかもしれない。
今までは、前例踏襲という事でいくら野党が国会で批判しても、最後は数の力で押し切られたと言う構図になっていたようだが、これからはそうはいかない。

野党の言い分も聞かないと予算通過にはならないし、政府基金が可視化された事、相当な無駄があった事を知ることができただけでも国民にとって有意義なことだ。

民主党政権時代の「事業仕分け」と被るところがあるが、当時は野党になった自公が「官僚イジメ」と言って批判・邪魔をしていたが、今度は自公政権を野党が追及するわけで、自公が「官僚イジメ」とは言えないところがミソじゃないか?

そして民主党政権憎しの安倍政権下では無駄は一切無かった事にされた。

やっぱり自公が少数与党になったことのメリットの一つが「政府基金7,8兆円積みすぎ」の議論ができるようになった事だ。

野党もここは一気呵成に徹底追及するべきだし無駄をなくす方向へ行って欲しい。
財源が出てきたらその分、恒久的に「教育・医療・介護」に回すこともできる。

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2025.02.11

「貧しくなるニッポン、エンゲル係数43年ぶり高い水準」実感の今日この頃

もはやこれだけ貧乏になれば先進国じゃないし・・・・・
異常なエンゲル係数が示す、貧乏国日本

貧しくなるニッポン…先進国ダントツ エンゲル係数 43年ぶり高い水準    2/8(土) 19:36配信 テレビ朝日系(ANN)

>消費支出に占める食費の割合を示すエンゲル係数は、高くなるほど暮らしにゆとりがないと考えられています。日本は去年、28.3%と43年ぶりの高い水準になりました。
>食費は暮らしに欠かせない出費のため、この「エンゲル係数」が高いほど貧しい国とされています。日本は他の主要先進国と比べ、トップとなっています。

これだけ、あれも上がり・これも上がり状態では、節約の限界を超えている。
いくら節約しても、生きて行く上で必要なコメや野菜や肉・魚類など、買わずに済むものなんてほとんどない。
しかもアベノミクス延長の円安で、海外から買うものが多い日本は食費以外でも物価高騰で、生きて行くのがやっとの国になり果てている。

特に日本人の主食であるコメの高騰は2月になっても収まらず値上がり状態が続いている。

これでは一時的に政府が備蓄米を放出したところで、政策や農業の在り方を変えない限り、また今年も来年もと負の連鎖は続くのではないか。

考えるだけで恐ろしい。

大手企業の大卒初任給が恐ろしいほど高くなっている報道もされているが、あくまでも一部の大手企業の話で恩恵を受ける人間がどのくらいいるのだろう。

もはや、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」の世界だ。

昔、景気の良いときに行った東南アジアでは働き場所の無い多くの男性が何をするでもなく、観光客を目当てにたむろしていたが、そのうち内需に乏しい日本でも同様の事が起きそうな気がする。

やはり何と言っても「国内への投資促進と雇用の創出」が最優先でそこから地に足の付いた経済の活性化に繋がって行くのではないか。

節約はいい面もあるが、しすぎると経済が回って行かなくなる恐れがあるしパイも小さくなる。
悪循環でますます貧乏になるって事じゃないの?

インバウンドで政府は浮かれているがインバウンドで経済が本当に活性化するのか、東南アジアで見た風景が明日は我が身で重なってしまう。

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2025.02.10

「石破首相が示したトランプ政権との付き合い方」あれが付き合い方ねぇ?

ブルームバーグが石破を高く評価している。

国内での報道も野党もこぞって、石破・トランプ会談を高く評価してほとんどが大成功だと言っているが。
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果たしてそうなのか。

石破首相が示したトランプ政権との付き合い方-予想以上の成果得る          2/9(日) 23:09配信 Bloomberg

> 石破茂首相は強行日程で臨んだトランプ米大統領との初会談を成功させたようだ。
>石破氏は9日、NHKの番組に出演し、トランプ氏について「これから先、かなり落ち着いてじっくり話ができるなという印象を持った。相性は合うと思う」と話した。
>日本が直面するリスクやトランプ氏が予測できない動きに出た可能性を考慮すると、安保同盟の再確認など主要議題を網羅つつ、より難しい問題には踏み込まなかった石破氏は、トランプ政権と良好な関係を築く幸先良いスタートを切ったと専門家はおおむね評価している。

石破は、日本のメディアの好反応だったことで、トランプの心に響いたとか、相性が良かったとか言って自画自賛しているが、私は甘いと思う。

ヤフコメにも書かれているように「日本からのお土産は対米投資1兆ドル、アメリカからの防衛関連輸入を倍にする、日鉄は買収をやめてただの投資にするしかも多額の投資を行う(日鉄の同意なしに勝手に)、であり、アメリカから引き出せたのは、これからも同盟国であるという今までと変わりませんというだけの何の進歩もない言質。他国の首相が来ているのに、アメリカ側記者の質問はイーロンマスクのDOGEについてや、イスラエルのガザ問題についてといったおよそ日本に関係のないことばかり。日本の首相に質問はないかと促されて出てくる質問は、関税を課されたら報復するかということのみ。ロシア、ウクライナ、イスラエル、ガザといった喫緊の問題がある国ではないし、ホントかどうかわからないけどたくさんアメリカにお金を落としてくれるみたいだし、ということで、それ以上の関心は日本にはないようでした。」

上のコメントは全くその通りでお土産がこれだけ膨大なら、あのトランプだって少しは優しくなろうと言うものだ。
30分過ぎが核心部分
しかも米国側の記者の失礼なことは。

日本から莫大な手土産持ってきた日本の政治のトップ(お客様)への対応が、米国報道機関がなっていないと言うか、やたらマスクへの関心しか無かったり、ガザ問題だったり、日本に関係ない話に終始していて、日本の首相の前で質問する話じゃないだろうに。

トランプに促されてようやくした記者質問は「関税されたら報復するのか」と興味本位で質問しているとしか思えなかった。
しかも北朝鮮問題を聞かれた石破は、いつものように米国頼みの発言しかしなかったし、これでは米国の記者に足もとみられても仕方が無い。

共同記者会見の最後はあれだけ持ち上げてきた石破とハグし合うでもなく握手するでもなく、さっさと会見場から去って行くトランプ。
一人残されたお客様の石破。
見ていて哀しくなる。

帰国してあの古市に「やっぱりトランプにノーと言える関係にはなれなかった?」と突っ込まれると、ノーと言ったら話が全部、ぶち壊れるから。否定されることが大嫌いだということなので、否定はしないと返した石破。

だとしたら腫れ物に触る感覚でトランプに相対し「莫大なお土産とお追従笑い・褒め殺しがセット」で一応は日米首脳会談が成功したという事にするのか。

野党も報道もトランプが爆発しなかった事を評価している?
(日米地位協定の不公平是正の話なんかしたら激怒されちゃうもんなあ)

まあ、米国としては「世界一金を提供してくれる日本」と認識しており、大統領も記者もそれ以上の関心は全くないとしか思えなかった。

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2025.02.08

喜色満面石破と日本を持ち上げまくるトランプ

石破、喜色満面、一方トランプは眼光鋭く獲物を狙う鷹のよう
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対米投資150兆円に引き上げ 首脳会談、石破氏がトランプ氏に表明          2/8(土) 5:38配信 朝日新聞

>ワシントンのホワイトハウスで初の首脳会談を行った。首相は日本から米国への投資額を1兆ドル(約151兆円)に引き上げる考えを表明。トランプ氏は日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収計画について、「買収ではなく投資だ」と述べ、取引の容認に前向きな姿勢を示した。両首脳は日米同盟の抑止力・対処力を強化することでも一致し、「日米関係の新たな黄金時代を追求する決意」を盛り込んだ共同声明を発表した。

笑っている場合か?と思うほど手放しで喜ぶ石破。
そこまで笑ったらトランプに足もとみられるのじゃないのかと思うが無邪気に喜び忠誠を誓うような態度。

もう儀礼的な笑みを通り越して、トランプに絶対服従のようにしか見えない。

石破を持ち上げ持ち上げ、巧い事操って日本から金を引き出す戦術に見えるほど、表面的には拍子抜けするような日本びいきを演出するトランプ

どうせトランプの事だから、そのうちには何でも言う事を聞く日本へ圧力が強まるだろう。
このまま平穏無事に行く訳がない。

なんなら、モーニングショーで玉川が「石破さんなら、トランプに日米地位協定の言及をしてくれるのではないか」とすごく期待を寄せいていたが、そういう話にはならなかったのだろうなあ・・・・

結局トランプは自分の政策に異を唱える人間、国を蛇蝎のごとく忌み嫌い、言動で表すが、日本のように一切異論を唱えず唯々諾々と従ってへりくだってくれる国には好意的に対応する人間なんだろう。

なにせ「俺さまが一番」体質の人間だもの。
トランプは世界の中でも日本が一番カモネギだと思っていそう。

ちなみに日米首脳会談・記者会見が終わった途端、トランプは握手もハグも無くさっさと帰って行ったようだ。
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2025.02.07

安住委員長「制服組、出席巡り国民民主1回生を一喝」物言える委員長

先の選挙で、自民党が少数与党になったことは本当に良い事だった。

野党が国会で多くの委員長職に就けるようになったことが最大のメリットで。

今までの自民党委員長は、自民党可愛い議員ばかりで野党の意見に対して、まったく聞く耳持たず、公平・公正とは程遠いところにいた。

が、立憲の安住が予算委員長に就任してから,与党にも野党にもきちんとものが言える委員長が誕生したとしてネットでも好印象を持たれている。

そして今回、国民民主の橋本と言う議員がやらかしたことに対して「安住委員長」が厳しく諫める場面があり胸のすく思いだった。

しかし橋本と言う議員は、諫められた後も不服そうだったと言うから、物事の本質が理解できていないのかもしれない。

安住委員長、国民民主1回生を一喝 「制服組」出席巡り 衆院予算委           2/5(水) 12:11配信 毎日新聞

>衆院予算委員会の5日の審議で、「制服組」と呼ばれる現役自衛官を国会答弁に呼ぶよう求めた国民民主党の橋本幹彦氏を、安住淳委員長(立憲民主党)が厳しく注意する一幕があった。
>質問に立った橋本氏は、事前に複数の制服組幹部の予算委出席を求めたが、戦後一度も答弁に立った例はないとして、同委理事会で認められなかったと発言。
>「委員部(衆院の担当部署)が安住委員長にどのように耳打ちしたかわからないが……」などと言及しながら批判した。

この議員は凄いわ・・・・
耳打ちしたとか陰謀論のような言葉で、委員長を非難している。
今まで、いくら野党が激高しても、あんな与党びいきの自民党委員長でさえ何の根拠もなく批判はしてこなかったように思う。

しかもこの国民民主の橋本と言う議員は、防衛大学校公共政策学科を卒業して航空自衛隊幹部自衛官として任官したのに、1年半足らずで退官したそうだが、幹部候補生としてなんで「文民統制」を知らなかったのだろう。

中3の「公民」に載っている事を政治家が知らないとは。

先の大戦の教訓として悲惨な戦争を二度と起こさないためにも、制服組が政治にかかわらない・政治家が軍隊を統制する「文民統制」は必要と考えて、予算委員会の理事会で全会派の理事が合意して(もちろん国民民主も)制服組の答弁を認めないと決定した事に対してあさっての方向から攻めてくる国民民主の橋本。

代表の玉木が役職停止中なのに、やたらおちゃらけて表に出まくっているのと同じように、目立ちたくて知ったかぶり質疑で委員長を批判したような感じだ。

国民民主議員らしい言動だ。

どうせ石丸とか斎藤とかの影響を受けて、支持者向けに「古い体質に切り込む改革派」をアピールしたかったのではないか。

国民民主はおしなべて底が浅い。
簡単に公約も無かった事にするし。

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2025.02.06

「政府、森友文書判決で上告断念」少しは安倍の呪縛も取れて来たか

森友文書裁判で、1月30日、大阪高裁は、一審の文書不開示とした決定は違法だと判断し、取り消した。

この国の司法は上告に行くにしたがって政府有利の判決を下す事から、高裁の決定は本当に朗報だった。

しかも曰くつきの大阪高裁を見てきた身としては、まさかの判決で赤木雅子さんもその支援者の方もどれだけ嬉しかった事か。

こちらまで胸躍り、血沸き立つと言うかすっかり興奮してしまった。
願わくば、政府が最高裁に上告しないことを祈るばかりだったが・・・

政府、森友文書判決で上告断念 首相指示「真摯に受け入れる」            2/6(木) 13:17配信 共同通信

>政府は6日、森友学園問題に関する財務省の決裁文書改ざんを巡り、関連文書の不開示決定を取り消した大阪高裁判決の上告を断念する方針を固めた。石破茂首相が加藤勝信財務相、鈴木馨祐法相と官邸で協議し「誠心誠意、職務に精励していた方が亡くなったことを考えれば、上告せず判決を真摯に受け入れるべきだ」と指示した。

人としての心があるならそれは当然のことだが、なにせ自民党政権の事だし、元総理の安倍とその妻が関わってきた事でもあるし、政府はメンツの為にも上告するのではと思っていた。

が、石破は上告をしない決定をした。
石破は本当によくぞ思い切った決断をしたと思う。

私は、安倍が生きていたらまた違った展開になり、政府は上告をするのではと思っていたが、安倍も亡くなった事だし、安倍派の裏金議員も少なくなり、ここで突っぱねる必要はないと判断したのだろうか

森友問題は安倍とその妻が官僚を巻き込んで税金を私物化して来たことであり、他の議員はほとんど関わっていない事も、石破が上告断念と言う気持ちになったのか。

真の民主主義国家なら、公文書の改ざんも隠蔽も行われなかっただろうし、情報公開を請求されたら公開するのが当たり前だと思うが、時の総理とその妻が関係した事で、官僚も躍起となって総理が不利になるような文書を隠蔽・改ざん、挙句廃棄をしてきた。

現総理の石破が、上告断念は良い知らせだが、ここまで来たら何が何でも「のり弁」だけはやめてもらいたい。

政府に亡くなった赤木俊夫さんを悼む気持ちがあるなら、何の訂正も無い公文書そのものを開示するべきだ。

真っ黒に塗りつぶした文書開示なら、せっかく上がった石破への評価まで下がる。

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2025.02.05

農相、米価高騰「大いに反省」日本人の主食をここまで高くして置いて

コメは日本人の主食で、現代はパンや麺類が台頭してきてコメの消費量が落ち込んでいると言っても、根本的にはコメは日本人にとって切っても切れない主食だという事を知らない訳でもないだろうに、この自民党政権の無策は本当に腹立たしい。

主食であるコメが高騰して手が付けられないような値段にまでなっているのに、農相の「大いに反省」発言。

農相、米価高騰「大いに反省」 対策遅れの指摘に、衆院予算委              2/3(月) 12:02配信 共同通信

>江藤拓農相は3日の衆院予算委員会で、米価高騰が続く中で農林水産省の対策が遅れたとの指摘について「大いに反省はある」と述べた。昨年夏の「令和の米騒動」以来、政府備蓄米の活用を求める声があったが、農水省は1月31日に備蓄米を放出できるように制度を見直した。
>江藤氏はコメの価格は市場で決まることが原則と説明。「国民に安定的に安心な食料を届けることは、(農水省の)大きな責務だ」と述べた。

反省より前にさっさと動けよと言いたい。

食料を届けることは農水省の大きな責務だと言っている割には、コメ価格急騰、食料品の高騰はかつてないほどで、去年はすさまじい勢いで国民の懐を直撃していたのにそのまま放置。

野菜や食料品・コメがこれだけ上がっていても、まったく対策らしい対策を打ってこなかった自公政権。

国民の生活が苦しくなる一方の価格急騰を何とかするのが、政府の仕事の一つなのに通常国会で野党に問われて「大いに反省」

今頃?遅すぎる。

特にコメは去年の新米が出るころからずーっとコメ不足で価格が急騰して2倍以上の値段になっているのに、政府は備蓄米も放出せず今に至る。

減反政策で国民の首が締まっているのにどこまで呑気なのか。
やっぱり素人ながらも自公政権の政策が今の時代に合っていない気が凄くする。

これだけ食料自給率を低くしてきたのは自民党政権だが,世界的な飢饉になった時、国民に死ねと言うのか。

このままでは、食で自民党に殺される国民が出てくるのではないか。
いくら何でも、主食であるコメの値段が今までの二倍以上は異常すぎる。
目の前の危機にたいする対応能力が自民党には無いのではないかと思うほど、食に対する無頓着

生きて行くのも四苦八苦の時代になった。

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2025.02.04

「米ファンド、フジHDに「日枝氏の辞任」を要求」外圧で動く日本

日本の場合、国内のメディアが権力に忖度しまくって厳しい事は言わないからか、ほとんど無風状態だったが、その問題が海外に流出した途端、海外からの厳しい声が日本を動かすことになる。

顕著なのはジャニーズ問題。

ジャニー喜多川の長年の小児性愛(児童虐待)と言うか、性加害と言うか、何十年も前から火種はくすぶっていたが、国内では禁句になっていた感がある。

が、英BBCの番組が問題提起した事で、日本国内でジャニー喜多川の長年の行為が大騒ぎになってようやく大手メディアが報道をするようになった。

フジテレビもそうだ。

大株主の米ファンド が1月14日付で送った書簡の中に「企業統治の深刻な欠陥」 を指摘したことで日本でもフジの企業風土など、様々な問題が露呈することになり、国内での報道も過熱化している。
これも外圧だった。
それまでは、日本のメディアは中居問題、もしくは中居問題のようなものは、ほとんど報じてこなかった。

1月14日付の書簡がフジテレビ側に渡った途端、あれよあれよと言う間に騒ぎが大きくなり、中居問題が大火になり、フジ幹部や企業の古い体質もあらわになりフジテレビは火だるまに。

次なる一手なのか大手ファンドの書簡の中に、日枝取締役相談役に対して辞任を要求して来た。
物言う株主だ。

米ファンド、フジHDに「日枝氏の辞任」を要求 「日枝氏が取締役会を完全に支配」などと批判2/4(火) 10:23配信スポニチアネックス

>“物言う株主”として知られる米投資ファンド「ダルトン・インベストメンツ」が、フジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングスに対し、日枝久取締役相談役の辞任を求める書簡を送ったことが3日、分かった。
>3日付の書簡の中で「日枝氏が取締役会を完全に支配している」などと主張し、日枝氏の辞任と、独立社外取締役を取締役会の過半数とするよう要求した。

フジの第2回会見時、日枝が出てこなかったことに多くの人が疑問を呈していた。

めざまし8(エイト)の番組内で日枝のお気に入りの橋下は「代表権がない日枝氏は出て来てはいけない、越権行為だ」と庇っていたが、別の弁護士は「権限を実際に持っているかどうかという問題ではなくて、世間がフジサンケイグループに対して持っているイメージ。たぶん日枝さんが何らかの形で人事権に関与しているのではないかということが疑われる場合には、その疑いを晴らして、むしろ今後きちっと再生するんだとガバナンスを明確にしていくという観点から、私は日枝さんは出なければいけないはずだと思います」と、ヤフーニュースに載っていた。

ド正論を言われても、まだ自分の意見に固執する橋下。
橋下らしいと言えばらしいが、現実は橋下の思い通りにはならない。

橋下がいくら日枝を擁護しても、米国の大株主は日枝を独裁者とも、取締役会を完全に支配しているとも言って辞任要求をしてきた。
結局、橋下がどんな御託を述べようと、今でも日枝が取締役会ではものすごい強い影響力を持っているからこそのこの書簡だと思う。

素人の私でさえ、インタビューに答える取り締まり役員の面々は、日枝に対して奥歯にものが挟まったような発言しかせず、やっぱり日枝に対して遠慮があり、究極的には雲の上の人のような感じもした。

メディアが「権力忖度機関」だけに、外圧でしかこの国は変えらえないと言うのが実感だ。

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2025.02.03

榛葉、夫婦別姓制度を巡り「子の姓議論不足」すぐに変節する信念の無さ

選択的夫婦別姓については、もう30年も議論してきたのに、しかも国民民主も選択的夫婦別姓には賛成してきながら、この期に及んでも榛葉も、玉木も、「子の姓議論不足」と言って突如態度を変える。

国民・榛葉氏「子の姓議論不足」 夫婦別姓制度を巡り、拙速にくぎ         1/31(金) 20:06配信 共同通信

>国民民主党の榛葉賀津也幹事長は31日の記者会見で、選択的夫婦別姓制度を巡り、子どもの姓の議論が不足しているとして結論を急ぎ過ぎないようくぎを刺した。「子どもの問題を真剣に考えなければならない。姓が兄弟で変わるのか、子どもがどう考えるのか。専門家の意見も聞いて議論すべきだ。拙速に進めるべきではない」と述べた。

30年も議論してきたのに「拙速に進めるべきじゃない」と言う榛葉。
拙速どころか遅いくらいだ。
この調子ならいくら議論しても、まだ議論が足りないと言うだろう。
結局、やる気が無いのだ。

子供の姓は、各家庭が自分たちが良いと思う方法で決めればいい事だと思うが。
下手に今の政治が介入したら、家庭にとって悲惨なことになりそう。

下の図は、2025年01月01日11時29分配信、時事通信が報道した記事の中に載っていた。
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最新版と言っても過言ではない。

しかも先の選挙で当選した議員にアンケートを取ったら、選択的夫婦別姓に対して、賛成が立憲と国民民主は9割も超えていたという記事。
選択的夫婦別姓、当選議員の考えは 賛成65% 立憲と国民は9割超 政治 国政選挙 毎日新聞 2024/10/28 17:47

>大幅に議席を増やした立憲民主、国民民主両党は賛成がそれぞれ9割を超え、国会での機運が高まる可能性がある。

榛葉は参議院議員だそうだが、立憲・国民民主両党で賛成が9割を超えているが、玉木は衆議院議員だから反対の一割の中に入っているのだろうか。

だとしたら解せない。
何で公約に「選択的夫婦別姓」を入れたのかが。

榛葉だって、自分たちの党の公約に入れておいて、なんで今更四の五の言うのか。

自民党に恩を売りたいがために、今頃、いちゃもんをつけているのか知らないが国民民主党の変節は目に余る。
公約を破棄して自民にすり寄る図は見苦しい限りだ。

公党なら公党らしく、自分たちが決めた公約くらいまともに素直に守ったらどうか。

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